私も一緒に行く。追いかけながら考えるよ。……どうするべきかを(リンウェル)【テイルズ オブ アライズ名言集】
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バンダイナムコエンターテインメントのRPG『テイルズ オブ アライズ』の名言をお届けするこの企画。今回はリンウェルの名言です。なお、メインストーリー中の名言だけでなく、リンウェルの性格が垣間見えるスキットもピックアップします。
※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
私も一緒に行く。追いかけながら考えるよ。……どうするべきかを(リンウェル)
リンウェルは“ダナの魔女”と呼ばれる、本来レナ人にしか使えない星霊術を使えるという“魔法使い”の一族出身のダナ人です。そのため、ダナ人から迫害され続けて、ついには隠れ里を襲撃され、両親を殺されるという悲惨な過去を経験します。
そのため、当初は友だちのダナフクロウ、フルルに以外にはなかなか心を開くことがなく、とくにレナ人であるシオンやテュオハリムに対して強く当たる場面が多々ありました。
里の襲撃を企てた真の首謀者がミハグサールの領将・アウメドラであることを知ったリンウェルは、ついに両親の仇と戦う機会を得ます。アウメドラを追い詰めた彼女は、強い憎しみと怒りを爆発させ、感情の赴くままにアウメドラを殺害しようとします。
ですが、そんな彼女を同じく感情に従って行動した結果、大切な人を失った仲間のロウが制止します。涙ながらに己の想いを吐き出すリンウェルですが、肝心のアウメドラは手下である魔獣グリムニークを呼び出し、その場から去ってしまいます。
なんとかグリムニークを撃退するもアウメドラに逃げられ、リンウェルは復讐だけを考えて生きてきた自分は今後どう行動すればいいのか、アウメドラと戦うときにどんな顔をして戦えばいいのかと、意気消沈してしまいます。
そんな彼女にシオンは「復讐を終えたとしてその後はどうするつもりなのか、そこが終着点でほかに何もないのか」と問いかけます。その問いに戸惑うリンウェルに、アルウィンは「辛いならここで待っていてもいい」と声をかけるのですが、彼女はそれをきっぱりと否定。
そして「私も一緒に行く。追いかけながら考えるよ。……どうするべきかを」と、決意を新たにするのでした。
ちなみに、その後のイベントでグリムニークが怪物だと話題になると、リンウェルは「怪物……ダナ人なのに魔法が使える私も怪物みたいなものなのかな」と告げるのですが、そんな彼女をロウは「怪物が悩んだりするかよ、馬鹿」と告げ「俺はおまえを止めたけど……それでも悪いのはあの女で、おまえじゃないだろ」とフォローします。
言葉は荒いけれどさりげない気遣いは、きっとリンウェルがロウとの距離を縮めるきっかけのひとつとなったに違いありません。
いつの間にかフルルも皆のこと、仲間だって思うようになったみたい(リンウェル)
リンウェルのそばを片時も離れないフルル。自分以外になつかなかったフルルが、旅を経て仲間たちといっしょに行動するようになったことを、「いつの間にかフルルも皆のこと、仲間だって思うようになったみたい」と我が子のことのように喜びます。
そして「フルルがいて、皆がいて……それが当たり前って感じ」と、新しい“家族”ができたという幸せをかみしめるのでした。
ちなみにその後、“家族”という言葉にパーティメンバーは自分にとってどんな存在かとアルフェンに語るのですが、フルルは弟なので、ロウは“飼い犬”と評します。
しかも「フクロウだって家族だから犬だって家族になれるよ」と満面の笑顔で言われたら、例えロウがそばで聴いていたとしても何も言い返せないですよね(笑)。
シリーズの新たな挑戦が詰まった『テイルズ オブ アライズ』。シリアスな名言から、コメディ寄りな迷言(!?)など、今後もいくつか名言を紹介していきます!
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