『魔法科高校の劣等生 リローデッド・メモリ』先行レビュー。気になる魔法バトルのシステムは?

原常樹
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 スクウェア・エニックスが6月28日に配信予定の新作スマートフォン用アプリ『魔法科高校の劣等生 リローデッド・メモリ(魔法科リロメモ)』。気になる本作の魅力を先行レビューにてお届けいたします。

 『魔法科高校の劣等生』は、シリーズ累計2200万部を突破する電撃文庫のライトノベルです。2014年に初のアニメ化を果たすと、2020年には第2期『魔法科高校の劣等生 来訪者編』も放送。2021年にはスピンオフコミック『魔法科高校の優等生』もアニメ化されるなど、メディアミックスにおいてもその勢いは衰えません。

 そんな『魔法科高校の劣等生』より最新ゲームアプリの『リロメモ』がいよいよ登場!

魔法科の物語をフルボイスで追体験できる!

 作品の舞台となるのは、我々の世界でいう超能力が“魔法”として技術体系化された近未来。魔法技能師を養成する国立魔法大学付属第一高校に通うことになった司波兄妹(司波達也/深雪)を中心に物語は紡がれていきます。

 入学試験をトップで通過した優等生の深雪に対して、達也は一般的な魔法を満足に使うことができず学園でも蔑まれる“二科生”。しかし、彼は劣等生といえども、実は一国を動かすほどの特別な力を持った劣等生で、一学生ではできないようなことを次々と成し遂げていきます。

 そんな兄を敬愛してやまない深雪が連発する「さすがはお兄様です」は、作品の象徴のひとつともいえるほどに有名なセリフとなりました。

 痛快な物語こそが『魔法科高校の劣等生』の魅力のひとつであり、『リロメモ』ではそんなシナリオを豪華声優陣によるフルボイスで追体験できるのが大きなポイント。ストーリークエストでは“入学編”や“九校戦編”を、とアニメ本編と同じ流れで物語を振り返ることができます。

 これがとにかくボリューミー! クエストの中ではキャラクター同士の細かいやりとりも拾っているので、話がブツ切りになっているという感覚もなく、感情移入しながら物語をしっかり追うことができます。

 公式サイトには「これから『魔法科高校の劣等生』と出会うあなたへ」というフレーズもありますが、まさに『魔法科高校の劣等生』を知らないユーザーでもゼロから楽しめるのではないかと!

 また、ストーリーにおけるもう1つの注目ポイントが、原作者の佐島 勤先生完全監修の新作オリジナルストーリー“飛騨遺跡編”です。このエピソードももちろんフルボイスで展開。

 さらに、桑原由気さん演じるゲームオリジナルキャラクター“高山陽菜”も登場します。いったいどのような物語なのか、ぜひ正式リリースされましたらプレイして、その目で確かめてください。

スピーディかつ爽快感あふれる魔法バトル!

 主人公・司波達也による“無双の快進撃”という爽快感にあふれた本作を彩るのが、魔法の介在する目まぐるしいバトル描写。『リロメモ』でも、それは最大3ユニット VS 3ユニットかつリアルタイムで進行するコマンドバトルにうまく落とし込まれています。

 各ユニットは一定時間ごとに“通常攻撃”を繰り出すだけでなく、時間経過でユニットごとに増加するPP(サイオンポイント)を消費して“魔法”を繰り出せるのが特徴。

 “魔法”はそれぞれ3つ所持しており、一度使うとクールタイムが発生して再使用には時間がかかります。

 さらに攻撃を繰り出すことで徐々にUA(アルティメットアーツ)ゲージが蓄積されていき、満タンまで溜めると“究極魔法(UA)”――つまりは必殺技を発動することができます。

 この必殺技はド派手なものばかりで、原作ファンならニヤリとしてしまうような演出も。

 ちなみにそれぞれのユニットには“タンク”、“アタッカー”、“サポーター”と役割が定められており、これをバランスよく編成することが戦力の安定化につながります。

 バトルに介在する要素は数多くありますが、流れはかなりスピーディー。画面狭しと飛び交う魔法を見ていると「ああ、これが『魔法科高校の劣等生』だよなぁ」と実感させられます。

 ファン心理としてはうれしいのですが、魔法の発動に必要なPPゲージが3ユニットごとに独立しており、なおかつ貯まる速度もそこそこ早いので、慣れないうちは画面のどこを見ていいのか戸惑ってしまいます。ユニットのみならずプレイヤーの“処理速度”も要求されるわけですね。

 しかし、ちゃんと打つ手はあります。バトルにしっかりとした“オート”機能がついており、こちらをオンにしておけばPPゲージが溜まり次第各ユニットが自動で魔法を発動してくれます。

 ゲージを温存したい場合は使えないというデメリットがありますが、コマンド操作が苦手な方はオート機能前提で頼りきってしまうのも手でしょう。

 ストーリークエストでは道中のバトルの回数が多い点が目につきますが、ここで便利なのが“クエストオート”機能。

 連続しているバトルはすべて、さらに途中で挿入されるシナリオも含めて、キリがいいところまでオートで進行してくれます(ボイスのオン、オフは設定可能)。端末から手を離してボイスドラマを聞いているような感覚で楽しむこともできちゃうわけですね。

 また、一度クリアしたクエストは条件さえ満たせば“スキップチケット”を使うことで一瞬でクリアできるようになるので、周回に対するストレスもほとんどありません。

 快適に『魔法科高校の劣等生』の世界に浸れるような試みがいくつも盛り込まれているのはうれしい!

キャラクターの育成要素も充実!

 ユニットの育成面はかなり歯ごたえがあります。

 ユニットを強化するための手段は多岐にわたり、シンプルに戦闘力が向上する“Lv”を始め、デバイスと呼ばれるアイテムを消費することで上げられる“Rank”、さらにはCP(キャッシュポイント)の消費による各魔法やスキルの強化など多彩な要素が用意されています。

 このあたりはやり込み甲斐が十分で、なおかつクエストの周回には前述の“スキップチケット”が使用できるのでストレスなくユニットの強化に臨むことができます。

 ストーリークエストには脇道にそれたところにもバトルが用意されていたり、さらには難易度“ハード”が設けられていたりと、強敵とのバトルには事欠かないので鍛えすぎて困るということはありません。

 特別な敵を倒して闘技場メダルの獲得に挑む“強者の闘技場”、キャラクターごとに挑戦条件や難易度が決められた“八雲の試練”など、先行レビューの時点ではなかなか歯が立たないような敵が登場するコンテンツも用意されていたので、じっくり腰を据えて挑戦する楽しみもありそうです。

 最後に、バトルに編成可能なキャラクターはガチャを通じて獲得することが可能です。実際に戦闘をおこなうユニットのほかに、ユニットの能力を底上げするカード“アシスト”も入手できる仕様となっています。

 またイベントなどで入手したコインを交換することで入手可能なユニット/アシストも実装される予定なので、こちらも見逃せません。

 お気に入りのキャラクターをじっくりと鍛えて、原作小説の“お兄様”のように無双をする──そんな気持ちよさが詰まったゲームアプリ『リロメモ』は6月28日にリリース。ぜひともみなさんも一度その気持ちよさを味わってみてください!


※画像は全て開発中のものです。
©MAHOUKA-ANIME-PROJECT
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魔法科高校の劣等生 リローデッド・メモリ

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2022年6月28日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

魔法科高校の劣等生 リローデッド・メモリ

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2022年6月28日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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