息子と4DX映画『シン・ウルトラマン』を見た感想は?

そみん
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 空想特撮映画『シン・ウルトラマン』、みなさんはもうご覧になられましたか?

■映画『シン・ウルトラマン』ラージフォーマット告知PV【大ヒット上映中】

 自分はわりと早いタイミングに堪能してきたのですが……入場者特典で外星人・メフィラスの【“あの名刺”が作れる!メフィラス構文ポストカード】全3種がランダムでもらえる……ですと!?
※全国合計50万名限定で6月10日から実施中なので、もう配布を終了した劇場もあると思いますので、ご注意ください。

 限定特典、私の好きな言葉です。てなわけで、先日、息子のたつまる(小4)と『シン・ウルトラマン』を見直してきました!

 そして、せっかくなら2度目は4DXの大迫力で楽しみたい! ということで、その感想をお届けします。

 ネタバレは極力避けますが、映画も4DXも、予備知識なしの初見で楽しむのが一番かと。PVで公開されているレベルのネタバレには言及する部分もありますので、ご注意くださいませ。

そもそも4DX(フォー・ディー・エックス)シアターの魅力とは?

 4DXとは、<体感型(4D)>を演出するための最新劇場上映システムです。

 座席が作品中のシーンと完璧に連動し、前後&上下左右へ稼働。また、風、水(ミスト)、香り、煙りなど、各種演出も体感できるアトラクション効果を搭載。映画というより、アミューズメントパークのアトラクションのような感覚で楽しめます。

 かなり激しく動くので、飲み物や食べ物にはご注意を。また、基本的にカバンなどの手持ちの荷物を持ち込むのは危険でNGとなるので、劇場内のロッカーなどに入れて、手ぶらで4DXを楽しみましょう!

ウルトラマン好きの息子はどこに期待していたのか?

 さて、私同様、息子のたつまる(小4)も一度『シン・ウルトラマン』を観覧済み。小学校1年生のときの七夕に「ウルトラマンになりたい」と書き、スマホアプリ『ウルバト』のサービス終了にガチ泣きし、いまだにPS2の『ウルトラマン Fighting Evolution(ファイティング・エボリューション)』シリーズを遊び続けている息子は、初見の時から大興奮でした。

 そんなたつまるだけに、4DXで見直しに行くと知った時には「怪獣が暴れるシーンは絶対に激しく揺れるはず」とか「スペシウム光線を撃つ時は、シートが熱くなってほしいなあ」とか、「浅見がお尻を叩いて気合を入れるときには揺れるはず!」と、ワクワクしていました。

 まあ、このへんの演出はお約束と言いますか、ほとんど予想的中していました。

 まあ、そうですよね。激しい動きや演出を楽しめる4DXだけに、そういったアクションシーンは外してきません。激しいアクションが多いだけに、そこで演出が入ることは当たり前ですよね。

 ただ……自分はちょっと不安がありました。それは……。

静と動の演出が美しい『シン・ウルトラマン』だからこそ、4DXが邪魔にならないか心配

 自分が『シン・ウルトラマン』を初めて見た時(IMAX)に感じたのは、静と動の演出が美しいということ。画面内のアクションの静と動はもちろん、音も含めての緊張感・静と動の切り替わりが魅力的だからこそ、ついつい息をのんでスクリーンに見入ってしまう……。

 そこに4DXの派手な演出、すなわちシートの動きや風・熱・水による演出が加わってしまうと、落ち着いて映像世界に没入できないのではないかという不安がありました。

 これについては実際に見終えて、個人差がある前提で述べますと……やはり、4DXの強い演出によって、2D映像としての落ち着いた鑑賞が阻害される部分は、多少はあったと感じました。

 質感や空気感まで作り込まれた映像は、やはりじっくり見てこそ、ねぶるように見てこそ堪能できる部分があると、自分は思います。吐息すら聞こえるような音声は、本来はヘッドフォンなどをつけて鑑賞してこそ気付く部分もあるわけで……4DXはその邪魔になる部分はあります。

 ですが、その前提で……4DX体験も最高でした! ベタですけど、怪獣の移動にともなう衝撃はその重量感を体に叩き込んでくれますし、ミサイルが発射されるときに耳元で空気噴射が行われるような臨場感は、空想特撮映画本来の魅力であるワクワク感・ドキドキ感を120%盛り上げてくれます!

 そして何より、映像と4DX演出のタイミングが神がかって完璧であり、ズレがないこともまた、好印象でした。

 自分はですね、4DXを見る前に、すごく不安だった部分があるんですよ。それはね、PVにも出てくる、ウルトラマンとメフィラスのキックが激突・静止する名場面。

■映画『シン・ウルトラマン』メフィラス名場面映像【大ヒット上映中】

 まあ、ウルトラマンとメフィラスのバトルは音楽とバトルが一連の流れになっていて最オブ高なんですが、そのなかでも個人的に絶対に外せないのがこのキック激突場面。僕の勝手な決めつけですが、100人見たら、100人好きになるでしょ、ここ。

■【告知映像】「シン・ウルトラマン音楽集」(宮内國郎・鷺巣詩郎)

 というくらい初見で好きになった場面だけに、4DXでここを邪魔される危険性があるのが、とてもイヤでした。不安でした。

 が、結果は……オレ的には100点満点っす! 前後の派手なぶつかり合いではしっかりとシートが揺れつつも、キックがぶつかるインパクトの瞬間にシートが止まって、スクリーン上の“刹那の静”をしっかりと演出。映像を邪魔せず、それでいて4DXならではの躍動感も盛り込まれた、最高のバトルとなっていました。

 余談ですが、序盤にウルトラマンが高速回転からキックを繰り出す、往年の特撮ファン的にはニヤニヤなシーンがありまして、そこもまたキックと4DXの演出が少しでもずれると台なし感が出てしまう場所の1つとして、自分はとても警戒しながら見ていたんですが……ここも完璧でした。ありがとう4DX、ありがとうウルトラマン!

 ちなみに、あの敵が××されちゃう部分で水の演出が入ったことは……映画館の帰りに、息子と議論になりました(苦笑)。あれってやっぱり!?

結論:親子で楽しむなら4DXがおすすめ。その体験は思い出に残るはず!

 てなわけで、息子は断然、4DXでの『シン・ウルトラマン』を楽しんでいました。なんだかんだ、怪獣との派手なバトルは本作の大きな魅力ですしね。4DXとの相性はバツグンです!

 そのうえで自分のような映像をじっくり堪能したい人もいると思います。なので、あえて言いますが、最初は2D、二度目は4DXで見ることをおすすめします。

 異論は認めますが、やっぱり初見は2Dでじっくりと食い気味に映像を堪能するのが楽しい作品だと思うんですよね、『シン・ウルトラマン』は。

 まずは目や頭で楽しんだ後(パンフレットの熟読を挟むのもおすすめ)、二度目の鑑賞は4DXによって体で楽しむのがよろしい。それが自分のベストアンサーです。

 ……その後、もう一度2Dでじっくり見るのもいいと思います。もしくは、ブルーレイの登場を待って、ヘッドフォン込みで世界に没入するのもよいかと思います。

 そんな前提で、親子で見に行くなら、子どもの体験を優先して4DXにすることをプッシュします。(初回は自分だけで見て、2度目は親子で4DXもあり)

 正直、すべてのお子さんがうちの息子のようにウルトラマン好きとは限りませんが、遊園地のアトラクション的に楽しめる4DXは、ウルトラマンに詳しくなくても思い出に残るはず。あわよくば、そこから最近のウルトラマンへ誘導し(7月9日放送開始の『ウルトラマンデッカー』も楽しみですな)、最終的に昭和のウルトラマンへと回帰させるのも手ですけど。

 まあ、昭和ウルトラマンのオマージュが含まれる作品であることは事実ですが、神永と浅見のバディ映画、科学的見地も交えながらワクワクする未来を見せてくれるSF映画、そしてウルトラマンと怪獣のアクション映画として、さまざまな見どころがある作品だと思います。未見の方は、映画館で楽しめるチャンスをお見逃しなく!

  • ▲ちなみに自分と息子がもらったメフィラス構文ポストカードは、千客万来と割り勘のやつでした。あと1種類を求めて、三度見に行くか検討中。もう残ってないかもなあ。

 ……個人的には、カラータイマーやバルタン星人も見たかったけど!


※画像は公式Twitterのものです。
©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ

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