『ソニックオリジンズ』は2Dシリーズの完全版という出来! 遊びやすい新機能でシリーズ初心者にもオススメ

たく坊
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 セガから、6月23日に発売予定の『ソニックオリジンズ』。本作のプレイレポートをお届けします。

 本作は、『ソニック』シリーズの“原点”となった『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、『ソニックCD』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』をデジタルリマスターした作品です。

 ステージやキャラクター、操作感をそのままに、最新機種で遊べるようにリマスターされていることが特徴。ドットが鮮やかになっていながら、レトロな雰囲気を味わえるため、まさにパワーアップした2Dソニックと言えるでしょう。あえてドットを雑にするオプションも存在するので、懐かしい雰囲気が好きな人も安心です。

 加えて、シリーズ初心者はもちろん、経験者もうれしい新機能も多数実装されているため、遊ぶプレイヤー層を問わないことも、本作のいいところ。そんな特徴について、紹介していきます。

これぞ元祖ソニック! ハイスピードアクションの原点、ここにあり

 ゲーム『ソニック』シリーズの原点は、1991年に日本版が発売された、メガドライブ版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(通称:ソニック1)です。ハイスピードアクションとして好評を博したことで、『ソニック2』、『ソニックCD』、『ソニック3』、『ソニック&ナックルズ』(本作では『3』と『ナックルズ』は同じタイトル)へと広がっていきます。余談ですが、“ソニック”の初登場は別の作品という豆知識も合わせてお届けします。

 これまで2Dシリーズを移植したタイトルはいくつかありましたが、上記のタイトルがまとめられたものは本作が初。いくつものモードが同時に実装され、誰でも遊びやすくなっているところも魅力です。言うなれば、2Dシリーズの完全版……それが『ソニックオリジンズ』です。

  • ▲各タイトルを初めて選んだ際は、オープニングムービーを見られます。

 ゲームの遊びはシンプル。移動とジャンプをタイミングよく使いこなし、なるべく減速させないでステージのクリアを目指すゲームとなっています。ステージの攻略には少しコツがいるものの、プレイヤーの技術が上がるとどんどんタイムが早くなっていくのが、本シリーズの気持ちいいところです。

 さらに、作品によってアクションが追加されているので、攻略の自由度がグンと上がります。リングを集めるもよし、謎解きをしていくもよし、ショートカットを目指すもよし。どのような遊び方にハマるかは、プレイヤー次第です。

 Steam版は、ゲームパッドの使用も可能ですが、キーボードだけでも操作できます。Steam版の話になりますが、自分が遊びやすい環境でプレイできるのが好印象。プレイ環境を選ばないのに感動を覚えました。

 本作で遊べる各モードは以下の通りです。

アニバーサリーモード

 “アニバーサリーモード”は、タイムオーバーとコンティニューがなくなり、何度ミスしてもプレイを続けられるモードです。また、シリーズ経験者も簡単にはクリアできない“スペシャルステージ”は、ゲーム内のいたるところで手に入る“コイン”を使用することで、何度でも挑戦可能です。16:9の大画面で遊べるのも、本モードの特徴ですね。

 “スペシャルステージ”をすべてクリアすると、隠されたグッドエンドを見ることができます。プレイする際は、こちらのエンディングをぜひ見届けましょう。

 初心者やアクションに自信のない人は、まずこのモードを選んで、名作をストレスフリーで遊んでいくのがいいかと!

クラシックモード

 画面の比率がオリジナル版と同じ4:3であり、ルールも発売当時と同じモードです。残機があり、それがなくなるとゲームオーバーとなります。

 ミスしないようにプレイする緊張感を味わえる、ゲーマー向けのモードと言えるでしょう。“アニバーサリーモード”を遊んだ後にこのモードを選ぶと、一瞬にして残機がなくなってしまうかも……? ミスを恐れる感覚を思い出しながら楽しくプレイしましょう!

 ちなみに、画面の横にあるデザイン(レターボックス)は、変更が可能。複数の種類の他、限定版、予約特典で追加できる絵柄もあります。

ボスラッシュ

 各ステージの最後に待ち受けているボスと戦い続けるモードです。ステージの攻略をスキップして、ボスとだけ存分に戦うことができます。

 ボス戦を練習したい人、ボスとだけ戦いたい人に向けたモードです。最速でボスを倒すタイムアタックのような遊び方もおもしろいでしょう。

ミラーリングモード

 アニバーサリーモード、クラシックモード、ストーリーモードのいずれかをクリアすると解放される、左右反転されたステージを遊べるモードです。

 本来はスタート位置が左で、ゴール位置が右になっていますが、それが反転します。「左右反転されているだけで構造は同じでしょ?」と思うかもしれませんが、これが意外と難しい! 慣れているプレイヤーほど、思い通りに動かせないのではないでしょうか。

 クリアしたプレイヤーへのご褒美的なモードとなっています。初心者はもちろん、シリーズ経験者もやり込んだシリーズとは異なる、新たな気持ちで2Dソニックを楽しめるかと。

ストーリーモード

 収録されているソニック作品を、物語順に連続でプレイできるモードです。

 ゲームを中断せずに連続でプレイできるため、シリーズの物語が気になる人や、一気にシリーズを駆け抜けたいプレイヤーにオススメのモードです。

 なお、ストーリーモードを選ばなくても、それぞれの作品を選ぶことで描き下ろしのアニメーションは見られます。ストーリーモードだけしか見られないムービーがあるというわけではないのでご注意を。

あのキャラはここで初登場! おなじみのキャラクターが勢ぞろい

 『ソニック』シリーズのポイントの1つとして、個性的で魅力的なキャラクターが挙がります。その魅力は、2Dシリーズから確立されています。

 主人公“ソニック・ザ・ヘッジホッグ”はもちろん、“テイルス”の通称でおなじみの“マイルス“テイルス”パウアー”、“ナックルズ・ザ・エキドゥナ”など、主要キャラクターは『1』から『3』までに登場しています。

 『CD』では、“ロージー・ザ・ラスカル”こと、ハリネズミの女の子“エミー・ローズ”と、ソニックを倒すために作られた最強ロボット“メタルソニック”が登場します。

  • ▲各作品のメニュー画面では、作品に登場するキャラクターが動き回る様子を見られます。

 ただキャラクターが登場するのではなく、オリジナル版では選べなかった“テイルス”を『ソニック1』で選べるといった、移植版ならではのプラス要素が用意されています。

 また、キャラクターの特徴がより引き立っている作品となっているのも外せません。例えば『2』や『3&ナックルズ』では、“ソニック”が使えないアクションを“テイルス”と“ナックルズ”が使用できるのです。

 上記のキャラクターは『ソニック』シリーズの常連と言えます。シリーズやキャラクターの歴史を知りたい人にとって、初登場したタイトルに手軽にふれられるのが『ソニックオリジンズ』なのです。

やり込み要素が充実! ミッションやランキングで自分の腕を試そう!

 本作ならではのやり込み要素として、“ミッションモード”と“ミュージアム”、“マイデータ&ランキング”が存在します。

 タイトルをより楽しく遊べる要素となっています。特に“ミッションモード”は、特定の条件に沿ってのプレイとなり、目標を達成するとクリアとなります。

 条件は、“動く足場を見極めてゴールを目指す(『1』)”、“滑空と壁のぼりをうまく使って1:00以内にゴールする(『3』)”、“時代を2回移動する(『CD』)”などいろいろ。クリアするとランクに応じたコインをもらえます。

 “ミュージアム”では、『ソニック』シリーズのイラストやムービーをチェックできます。ミュージアムの情報は、ゲームをプレイしたり、コインを使用することで解放できます。

 マイデータ&ランキングでは、スコアをはじめ、自分のプレイ履歴を確認可能。各ステージのクリアタイムをランキング形式で見られるので、タイムを競って、世界最速のハリネズミを目指しましょう。

 また、ステージ単位のリトライ機能が搭載されているため、気に入らないタイムがあれば、選んで塗り替えていきましょう。

 本作は、新たに『ソニック』シリーズに触れる人、過去にいずれかのタイトルを遊んだことがある人、『ソニック』の名前は聞いたことがあるけどゲームはプレイしたことがない人、シリーズが大好きな人など、さまざまなプレイヤーにオススメできる作品です。

 この1本でいくつものタイトルを遊べるので、友人へのプレゼントにも最適。シリーズの魅力に気づいてもらい、友人と一緒に『ソニック』トークを繰り広げてみてはいかがでしょうか。

©SEGA

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