『春夏秋冬代行者』季節は夏。双子の少女神に悲劇が襲いかかる!
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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の著者である暁佳奈先生の最新シリーズ『春夏秋冬代行者』の続巻『春夏秋冬代行者 夏の舞(上・下)』(著者:暁佳奈、イラスト:スオウ)が、電撃文庫(KADOKAWA)から7月8日に発売されます。
本作は、季節の巡り変わりを神に代わって、現人神である“季節の代行者”が担う世界が舞台。
今作は夏を司る双子の少女神“葉桜瑠璃”と“葉桜あやめ”を中心に、“季節の代行者”を巡る戦いが描かれていきます。
上巻あらすじ:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』暁佳奈が贈る四季の物語、再び。
「汝の名は『夏』、春に続く者」――
かつて、神々たる四季は、人間の一部にその力を与えた。春、夏、秋、冬。それぞれの季節を顕現する者は“四季の代行者”と呼ばれ、権能を得た彼彼女らは、人の身でありながら季節そのもの、つまり、現人神となった。
時に黎明二十年、大海原に浮かぶ島国『大和』は激震に見舞われる。春の少女神、花葉雛菊の十年ぶりの帰還。過激派【華歳】による夏、秋への襲撃。そして、過去に類を見ない春夏秋冬の共同戦線。
数多の困難を経て、勝利を収めた四季陣営だったが、ここで一つの問題が起きる。
夏の代行者、葉桜姉妹が史上初の「双子神」となってしまったのだ。これは吉兆か、あるいは、凶兆か。季節は夏。いま再び、代行者たちの物語が幕を上げる。
下巻あらすじ:双子神を襲った悲劇は始まりに過ぎなかった。戦と恋が交差する、運命の夏。
「暗狼事件を解決しにきました」
瑠璃と、あやめ。二人の夏の代行者は、荒唐無稽な「天罰説」に端を発した現人神への非難の声を払拭し、自分たちに処された婚約破棄という決定を覆すべく、黄昏の射手・巫覡輝矢との接触を果たす。
だが、「暗狼事件」を巡る闇は、想像以上に深く――
現体制を維持しようとする保守勢力【老獪亀】。対して、四季の里の革新と改革を訴える【一匹兎角】。
様々な思惑が蠢く中、この動乱に巻き込まれた者たちが一つの場所に集結していく。
葉桜瑠璃の婚約者、君影雷鳥。
葉桜あやめの婚約者、老鶯連理。
そして、季節の代行者たち。
再会は叶うのか? 竜宮岳での死闘の先、夏姉妹の恋の行方は……?
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『春夏秋冬代行者 夏の舞 上』
- 発行:電撃文庫(KADOKAWA)
- 発売日:2022年7月8日
- ページ数:520ページ
- 定価:825円(税込)
『春夏秋冬代行者 夏の舞 下』
- 発行:電撃文庫(KADOKAWA)
- 発売日:2022年7月8日
- ページ数:536ページ
- 定価:825円(税込)