【NGS】祝・1周年! 1年でじつはこんなに遊びやすくなっていた『NGS』の今を総まとめ

電撃オンライン
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 セガは、好評サービス中のオンラインRPG『PSO2 ニュージェネシス』で、大型アップデート“氷壁を穿つ五つの志”を6月8日に実施しました。

 翌6月9日には『NGS』サービスイン1周年を迎え、ローソンとのコラボレーションやオフラインイベントの実施など、ゲーム内外で大きな盛り上がりを見せています。その節目に合わせて、『NGS』のサービスイン直後と現在の状況を比較。1年間のアップデートでどう変わったのかを解説します。


『NGS』の進化①キャラクター育成

 初期のクラスレベル上限はLv.20。Lv.15からレベルアップに必要な経験値が急激に増加したとはいえ、短い期間でLv.20まで到達することができました。この状況は約半年間続き、キャラクター育成はよくも悪くもイージーでした。2021年12月15日にリテムリージョンが配信され、クラスレベル上限はLv.35に。その後はLv.45まで2回に分けて上限が引き上げられました。そして現在はLv.60が上限となっています。

 Lv.20からLv.60までに必要な総経験値は約3800万EXP。これだけ聞くとタイヘンだと感じるかもしれませんが、得られる経験値量も敵のレベルに応じて上昇します。また、クヴァリスリージョンと同時に追加されたサイドタスクでは、報酬でトータル3700万EXPも得られます。そのため、1クラス目はカンタンにLv.60まで到達できるでしょう。もちろん、全クラスをLv.60まで育成するには相応の時間が必要ですが、初心者や復帰ユーザーでも遊びやすくなっています。


『NGS』の進化②フィールド

 最初にプレイできたのはエアリオリージョンのみでしたが、現在はリテムリージョンとクヴァリスリージョンが追加されています。ただ単に遊べるフィールドが増えただけでなく、より遊びやすく改善されました。

 エアリオではギャザリング素材があちこちに分散していましたが、リテムやクヴァリスではリューカーデバイス周辺など特定の場所に集中して配置されるように。素材集めにかかる時間が大きく短縮できるようになりました。リテムではステラーシード(売却用アイテム)が空中に配置され、周囲の地形を利用したアスレチックのようになっていたり、クヴァリスでは直線に並んだ素材をフローティングボードに乗って取るなど、ちょっとした遊び要素にもなっています。


 そのほか、フィールドの隠しBGMも増加しました。初期は数カ所のみでしたが、現在は各地に20曲以上が追加されています。とくにメリットはありませんが、バトルの息抜きに探してみてもいいでしょう。

『NGS』の進化③高難度コンテンツ

 初期のやり込み要素としては、ギガンティクスが配信された程度でした。ギガンティクスは出現から時間経過で撤退していましたが、現在はバトル状態であれば撤退しなくなりました。また、プレイヤー側のクラスレベル上限に合わせて、その都度ギガンティクスのレベルも引き上げられています。

 新たなやり込み要素としては、バトルディア:パープルとジオメトリックラビリンスが追加されています。どちらもクラスレベルの上限に達したプレイヤー向けで、バトルディア:パープルは次々に出現するギガンティクスを倒していくという内容。

 一方、ジオメトリックラビリンスはトレイニアの一種。敵の能力値が上昇するなど、不利になる要素をプレイヤー自身が設定できるユニークなやり込み要素があります。

 2022年6月15日の配信で、レイヨルド峡江にエンシェントエネミーが追加。コツコツと素材を集めて★7武器を入手するという方向性のやり込みになっています。さらに、翌週の6月22日には“ダークファルス迎撃戦R.2”も登場。こちらは、装備アイテムのほか、武器迷彩やアクセサリーなど強さには関係ない限定ドロップアイテムも設定されています。


『NGS』の進化④緊急クエストと期間限定クエスト

 初期の緊急クエストは2種類でしたが、現在は9種類に増えています。当時は2種類のうちどちらか一方が発生する形式でしたが、現在は複数が同時に発生するようになりました。また、新たな緊急クエストが配信されたときなどは、期間限定のキャンペーンとして予告緊急クエストが開催されます。さらに、シーズナルイベント限定の期間限定クエストも登場。現時点では2022年3月のスプリングイベント、5月の1周年記念イベントの2つですが、今後はほかのシーズナルイベントでも配信していくとのこと。


 そのほか、緊急クエストに付随する要素としてステージライブとライブブーストが発生するようになりました。

『NGS』の進化⑤新機能

 サービスイン当初と比較して、さまざまな機能や要素が増えました。代表的なものとしては、マグジュークボックスがあげられます。登録したミュージックディスクをフィールドで流せるというもので、プレイリストを作成したり、再生位置を変更することもできます。

 称号とアークスカードも登場。称号を獲得すると報酬でSGを入手できます。また、称号ごとに称号名を獲得でき、最大3つの称号名を組み合わせてアークスカードに表示することができます。そのため、自分だけの称号を作り出すことも可能に! さらに、アークスカードにはキャラクターの姿を表示できるようにもなっています。


 動画配信者向けの機能としては、ストリーマーモードの設定が存在。キャラクター名やチャットウィンドウの表示などの設定が変更できます。この設定のON/OFFだけで普段の設定と切り替えられるため、配信のたびに細かく設定変更しなくてもいいのが利点。

 このほかにも、アップデート中のファイルチェック高速化、フィールドにエネミーが出現しない撮影専用ルームの作成機能追加、パーティー募集機能の強化、NVIDIA DLSSとAMD FSR 1.0に対応するなど日々さまざまな改善が行われています。


 このように、現在の『NGS』は驚くほどに進化しています。サービスイン当初のボリューム不足が改善されただけでなく、新しい遊びも増えました。もちろん、ファッションアイテムもこの1年で大量に追加されています。新規の人はもちろん、休止中のプレイヤーはこれを機にもう一度触れてみてはいかがでしょうか。きっと新鮮な気持ちで楽しむことができるでしょう。

■『PSO2 ニュージェネシス』パッケージ版

(C)SEGA

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