電撃オンライン

やはり『TERA』シリーズは対人戦が熱い。『TERA ORIGIN』のPvP“カイアの戦場”を先行体験

セスタス原川
公開日時

 ネットマーブルより10月10日に配信されるiOS/Android用アプリ『TERA ORIGIN(テラ オリジン)』。本作のPvPコンテンツである“カイアの戦場”の先行体験レポートをお届けします。

 『TERA ORIGIN』は、人気MMORPG『TERA』の1,000年前の世界を舞台に、『TERA』シリーズの特徴であるノンターゲッティングシステムや3D視点のオープンフィールド、明確な役割分担によるパーティプレイなどを手軽に遊べるように開発された、スマホ向け大規模アクションMMORPGです。

 本稿では、メディア先行試遊会で“カイアの戦場”を遊んできた感想や、ゲストとして参加された“しろくろチャンネル”のちゅうにーさん、コスプレイヤーの宮本彩希さんのコメントを掲載します。

初心者もベテランも平等に遊べる3人チーム戦

 “カイアの戦場”のコンセプトは、プレイヤー全員が平等に楽しめるPvP。このモード内ではステータスや装備、スキルなどが均一化されます。純粋なプレイヤーの腕を競えるため、初心者でも気兼ねなく他のプレイヤーとの戦いを楽しむことができます。

 ルールは、3vs3で拠点を攻め合う攻防戦になっており、相手の陣地にある“ネクサス”を破壊することが勝利条件です。制限時間までに決着しなかった場合は、相手キャラクターの撃破や道中にあるタワーの破壊によって得られるポイントを、多く獲得したチームが勝利となります。


 プレイヤー3人の職業の組み合わせは自由。セオリー通りに前衛と後衛にわかれて役割分担をするもよし、遠距離攻撃タイプで固めるもよし、全員同じ職業で挑むのもよし。チームごとにさまざまな戦略を立てられます。

  • ▲パーティを組んでいる場合は、固定メンバーで入場可能。1人の場合は自動マッチングで3人チームを組めます。

 勝利を重ねることで勲章が増えていき、勲章の数に応じた報酬が手に入ります。“カイアの戦場”の覇者を目指して、仲間と挑戦を続けましょう。

3人のチームワークと立ち回りが勝敗のカギ

 プレイヤーの職業は“カイアの戦場”にも引き継がれますが、使用できるスキルはデフォルト設定の5つに限定されます。いずれも各職業の標準的なスキルなので、職業ごとの特徴と役割がはっきりした戦いになる印象でした。

 元々の設定が反映される部分も数カ所あり、その1つが“レイヴン”のアクティブスキルです。レイヴンはいわゆる使い魔のような存在で、使用できるのは所持しているものに限られますが、「このレイヴンがいないと勝負にならない」という絶対的な差にはなりません。

 通常攻撃をした際に“HPとMPのどちらを回復させるか”という点も、フィールドで設定しているものが適用されます。ここは好みが分かれる部分ではありますが、戦場では倒されないように動くのが基本になるので、HP回復を選択することが一般的でしょう。

  • ▲他にも、見た目を変更するスキンは設定したまま参加できます。こちらは設定していた方が戦場での目印として役立つかも?

強力なタワーとゴーレムに要注意

 “カイアの戦場”のフィールドは、一直線に伸びる道のような形になっており、敵陣の“ネクサス”を目指すのであれば、相手チームとの交戦は避けられません。

 敵陣には近づいた者を攻撃するタワーやゴーレムが待ち構えており、これを突破するのは至難の業。まずは相手を倒して、防御が薄くなった瞬間に攻め入ることがセオリーになります。


  • ▲タワーの攻撃は即死級の威力! 無策で突撃しても痛い目を見るだけなので、まずはゴーレムと相手プレイヤーを倒すことが優先です。

 今回の試遊会では合計6回の対戦を行いましたが、その中で“ネクサス”を破壊して勝利したパターンはありませんでした。

 実力が拮抗しているチーム同士の対戦では、ポイント勝負になることを見越して“自分たちは倒れないようにしつつ、相手を倒してポイントを稼ぐ”ということが重要になりそうです。

  • ▲相手を倒していくうちに、キャラクターをアップグレードできるようになります。表示されたらどんどん使って相手より強いステータスで戦うようにしましょう。

 プレイの難しさに関しては、後衛よりも前衛の方が圧倒的に難しいと感じました。前衛の場合、相手の攻撃を引き付けつつ倒れないようにする必要があるうえ、タワーやゴーレムの攻撃にも晒されます。回避や防御を活用して、少しでも長く耐えて戦線を保ち続けなければなりません。

 その一方、後衛キャラクターは相手のゴーレムやタワーから距離を取って戦えるので、いざという時の回避行動さえ意識しておけば、攻撃しているだけでチームに貢献できます。
 ただし、相手もそれは理解しているので、3人に狙われて集中攻撃を受けることだけは避けるようにしたいです。

 キャラクターのステータスが均一であることから、最終的に差を付けるのはプレイヤースキルとチームの連携です。これに関してはテクニックや戦術を磨くしかないので、どんどん“カイアの戦場”に挑戦して経験を積みましょう。

『TERA ORIGIN』のポイントは“遊びやすさ”

 今回のメディア試遊会には、ゲストとして“しろくろチャンネル”のちゅうにーさん&コスプレイヤーの宮本彩希さんがエリーン姿で参加。試遊会のチームリーダーとして“カイアの戦場”をプレイしました。

  • ▲宮本彩希さん(左)とちゅうにーさん(右)。

 初プレイの感想をいただいたので、そのコメントも合わせてお伝えします。

ちゅうにーさん:MMORPGは時間やお金をかけた人が強いイメージでしたが“カイアの戦場”はみんな同じ強さでフラットに遊ぶことができました! 『TERA ORIGIN』で遊んだことがない人でも誘ってすぐに遊べるので、幅広い人に楽しんでもらえるコンテンツだと思います!

宮本彩希さん:こういったMMORPGには不慣れだったこともあって、今回は負けてしまうことが多かったのですが、やられちゃっても「悔しい!」って思いながら楽しめました。どっちが優勢なのかっていうポイントの表示もわかりやすくて「頑張って逆転しよう!」みたいにみんなでエンジョイできるところもおもしろいです!

ちゅうにーさん:私のYouTubeチャンネル“しろくろチャンネル”でも、後日“カイアの戦場”で遊んでみた動画が上がると思うので、そちらもよろしくお願いします(笑)。

宮本彩希さん:私も動画を見て勉強します!(笑)

 “カイアの戦場”はプレイヤーレベル6になれば誰でも参加できるコンテンツで、MMORPGの醍醐味である多人数PvPが、ゲームを始めてすぐに楽しめます。全員が同じ強さになるので、もしかすると初心者でも上級者を倒すチャンスがあるかも……?

 ちなみに『TERA』シリーズはフィールドでのPK(プレイヤーキル)を導入しているものもありますが、『TERA ORIGIN』にはありませんのでご安心を。グラフィックも美麗で、MMORPG初心者でも遊びやすいポイントが盛りだくさんとなっています。

 各アプリストアでは予約注文も開始されておりリリースは目前。“カイアの戦場”でパーティを組める仲間を誘って、一緒に『TERA ORIGIN』の世界に飛び込んではいかがでしょうか?

(C) Netmarble Corp. & Squall Inc. 2019 All Rights Reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

TERA ORIGIN

  • メーカー: ネットマーブル
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: ARPG
  • 配信日: 2019年10月10日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

TERA ORIGIN

  • メーカー: ネットマーブル
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: ARPG
  • 配信日: 2019年10月10日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

関連する記事一覧はこちら