『信長の野望・新生』このマニアックな武将が分かる? 注目の新武将、復帰武将たちの能力はコチラ

うどん
公開日時
最終更新

 総登場数2200人以上を数え、武将の数でもシリーズ最大規模でお贈りする『信長の野望・新生』。

 公式サイトでは、現在「注目武将カウントダウン」という企画を実施しているが、ここでは少しマニアックな新武将、復帰武将を紹介。

 シリーズで初登場となる大藤信基や彦鶴ら、『覇王伝』や『天翔記』以来の復帰となる下方貞清や宗義調ら6人をピックアップして解説していこう!

大藤信基(だいとうのぶもと)

 北条家臣。軍記物に登場する根来金石斎(ねごろ きんせきさい)のモデルと言われる。根来の名が示すように紀伊の出身で、北条家に鉄砲の技術をもたらした。政治・軍事の両面に渡って北条家に貢献を残し、とくに第一次国府台合戦においては小弓公方・足利義明を討つ策を氏康に示す。その知略を恐れた武田信玄に謀殺されたとも。

 統率と知略は70越え。初期シナリオの北条家を支える知将で、とくに初期年代の東国では珍しい“砲術”個性持ちである。また、個性“用兵”は挟撃時に自部隊攻撃力を上げるというもの。五色備えに次ぐ実戦肌の指揮官として戦場では頼りになるだろう。

戦法:底力
自部隊の体力回復
個性:砲術
自部隊の鉄砲LVが上昇

坂井政尚(さかいまさひさ)

 柴田勝家や森可成らと肩を並べた信長古参の勇将。上洛戦で活躍し、柴田らとともに京の政務にも携わった。金ヶ崎の戦いや姉川の戦いにも従軍。姉川では前衛を務めるも、浅井軍の猛攻の前に陣を崩され嫡子を討たれた。その後も近江戦線で奮闘するも、堅田攻めで壮絶な最期を遂げた。

 武勇は82という高い値を持つ。戦法“激励”によりさらに攻撃力を高めることが可能で、戦場では火力高い攻撃部隊として期待できるだろう。また、城攻めも得意としており、野戦、攻城戦を問わず攻勢に強い指揮官である。

戦法:激励
自部隊の攻撃上昇
個性:城乗
敵城への耐久ダメージ増加

下方貞清(しもかたさだきよ)

 信秀の代から織田家に仕える古参の猛将。三河小豆坂の戦いで活躍し、“小豆坂の七本槍”に数えられる。桶狭間、美濃攻め、姉川といった織田家の戦いに常にあり、柴田勝家らと槍を並べて先陣を駆けた。長い戦歴を重ねながら江戸時代まで生き延び、尾張清須家藩主・松平忠吉から敬愛されて故郷の清須で没した。

 武勇は84と高い数値を誇り、柴田、森、坂井らとともに織田軍の前衛を支える猛将勢の一角。戦法“早駆”で有利ポジションを確保することに長けており、敵陣に隙が見えたここぞというときには退き口破壊や挟撃を狙って素早く突入することができる。

宗義智(そうよしとし)

 対馬宗家の当主。当主2代が続いて早世したため、義父・宗義調の後見を得て若年ながら家督を継いだ。秀吉の九州征伐が始まると、一時的に義調に家督を返上する。宗家が秀吉に臣従し対馬一円の本領安堵を果たすと、かねてより交易関係にあった李氏朝鮮と秀吉政権の橋渡し役となった。

 しかし文禄・慶長の役は避けられず自身も朝鮮へ出陣することになる。関ヶ原の戦いでは西軍に属するも本領安堵され、徳川政権下で李氏朝鮮との関係改善を図り和平を成し遂げた。

 ちなみにシリーズでは『将星録』以来の復帰となる対馬宗家の武将。義智や義調以外では、虎退治の豪傑・大石智久、外交で活躍した重臣の柳川調信が登場している。

 日本と李氏朝鮮の狭間に翻弄されつつも本領安堵を成し遂げた義智。その実績から政務と知略に長け、とくに特性“能弁”により外交活動を得意としている。大友、龍造寺、島津ら力ある大名が群雄割拠する九州を生き延びるには、彼の外交能力は不可欠となるだろう。

戦法:底力
自部隊の体力回復
特性:能弁
外交取次時の信用上昇量増加

彦鶴(ひこつる)

 石井忠常の娘。納富信澄に嫁ぐが夫の戦死後に実家に戻り、炊事しているところを鍋島直茂に見初められて再婚した。戦国時代では珍しい恋愛結婚であると言われ、正室として直茂を支える。のちに陽泰院の名でも知られる。

 佐賀藩の賢母として領民にも慕われた人物で、知略は74と高め。夫の直茂とは当然相性が良く、直茂城主の城に配置すれば夫の能力を底上げすることができる。低めの武勇を補える勇猛な家臣を付与すれば、城主を務めて野戦指揮官に任じることも不可能ではない。その際は、格上の武将が相手でも戦法“混乱”で一矢を報いることができるだろう。特性“乾坤”も合戦用という何気に武闘派女性武将である。

戦法:混乱
敵部隊の混乱付与
特性:乾坤
合戦で積極的に退き口を襲撃

如春尼(にょしゅんに)

 三条公頼の娘で、本願寺顕如の妻。武田信玄の正室・三条の方の姉にあたる。顕如と夫婦仲は良く、教如、准如らを産んだ。顕如死後には准如の後継を強く推している。

 政務64に加え、特性“能弁”により外交活動を得意とする。外交取次に任じるには部将以上の身分が必要となるため、初期身分が高めの如春院は本願寺の重要な外交官になり得る存在だ。

戦法:底力
自部隊の体力回復
特性:能弁
外交取次時の信用上昇量増加

 今回紹介した武将以外にも、細川藤孝の正室・沼田麝香、イベントのみながら幕府の重鎮として憎々しい存在感を出す摂津晴門らが登場する『新生』。既存の武将のなかには新グラフィックとなっている者も多く、さまざまな面で登場武将たちを見逃せない!

  • ▲こちらは既存武将、宮部継潤の『新生』グラフィックバージョン。

 新規イラストは100点ほどあるらしく、武将たちの新たな装いにも期待して欲しい!

『信長の野望・新生』製品概要

タイトル名:信長の野望・新生(のぶながのやぼう しんせい)
ジャンル:歴史シミュレーション
発売時期:2022年7月21日
開発:シブサワ・コウブランド
プロデューサー:小笠原賢一


©コーエーテクモゲームス All rights reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら