【先行プレイ】2D+アニメRPG『テイルズウィーバー:SecondRun』を遊んだ感想は? PC版との違いは?
- 文
- キック一郎
- 公開日時
ネクソンのiOS/Android用RPG『テイルズウィーバー:SecondRun』の発表会(メディアショーケース)、および先行プレイレポートをお届けします。
美麗な2Dグラフィックで長きにわたって指示されてきたPC用人気RPG『テイルズウィーバー』が、スマホ用RPGとしてどのように進化したのか? アニメ演出やボイス選出で、より楽しくなった『テイルズウィーバー:SecondRun』の魅力とは?
なお、7月25日(月)14:00からは先行テストが実施予定(iOS/Android OSで各1万名⇒計2万名)。7月20日(水)23:59まで応募受付中なので、気になった方はぜひ!
※推奨端末はiPhone 8以上・iOS 11.0以上、GalaxyS8以上・Android OS 7.0以上
世界観と登場人物を受け継ぎリニューアル!
2022年7月7日、ネクソンはスマホ向け新作RPG『テイルズウィーバー:SecondRun』のメディアショーケースを実施した。
本作はネクソンが18年以上にわたって運営中の『テイルズウィーバー』の最新作にあたるタイトル。
発表会では、開発陣による作品の紹介に加えて、先行試遊も実施された。
そこで本記事にて、試遊から判明した『テイルズウィーバー』と異なる点や新たな要素の数々について、まとめてお届けしていこう。
ターゲット市場は日本向けに開発
『テイルズウィーバー』は、ファンタジー小説『ルーンの子供たち』を原作としたMMORPG。2003年に日本国内サービスが開始されて以来、多くの人々に親しまれ、長年にわたって運営が継続されている。
ショーケースでは、『テイルズウィーバー:SecondRun』がPC版のストーリーやキャラクターを引き継ぎつつも、ビジュアルやサウンド、ゲームシステムなどは一新されていることが発表された。
まず発表会では、ネクソンコリア新規開発本部 総括副社長のキム デフォン氏がビデオメッセージにて、「日本市場をターゲットに本格的に開発した、ネクソン最初のタイトルです」と語った。
また、開発チームの面々からも『テイルズウィーバー:SecondRun』の開発にかけた想いが明かされた。同作の国内リリース予定は、2022年内とのこと。
続けてメインストーリー、新たなキャラクターエピソード、戦闘システム、グラフィックやサウンドのリマスターなどについても紹介された。
なお、初期リリース時には4人のプレイアブルキャラクターが登場予定となっているそうだ。
豪華声優陣が演じるメインストーリーでは、PC版でも展開された“誕生石”に関するエピソードをフルボイスで堪能することができる。
そのうえで、PC版で描かれることのなかったNPCやモンスターの個別エピソードも展開。
また『テイルズウィーバー』を通して初の試みとなる、パラレルワールドでのストーリーがイベントにて追加されるとのこと。
戦闘では従来のフィールド上で自由に敵を倒していく方式に加えて、スマホ向けに最適化されたマルチプレイ要素やスキルシステムが新登場。
スキルはガチャなどから入手できる装備に付与されており、スキルの発動効果とはべつに、さまざまなプレイヤー強化効果が割り当てられている。
グラフィックに関しては、特徴的なドットの風味を活かしながらも、現代的にも一新された。加えて、会話時のキャラクターイラストなども18年前とは異なる画風にリニューアル
もちろん、サウンドも『テイルズウィーバー』のプレイヤーにとっておなじみの曲がリマスターされ、本作だけのオリジナル楽曲も登場。
そのほかにもゲーム内におけるソーシャル要素がパワーアップしており、他プレイヤーとの交流がより一層楽しめそうだ。
シンプルかつ組み合わせが幅広いスキルシステム
ゲーム情報の発表後には、会場の端末を用いた先行試遊会が実施された。
まず試遊が始まると、キャラクター選択画面からゲームがスタート。
操作キャラとなる『テイルズウィーバー』の登場人物を選択した後は、基本的な戦闘とスキルシステムを体験できた。
戦闘では、付近に敵がいるときにオートボタンを押すことで、通常攻撃が自動でくり出されていく。
スキルスロットは5個用意されており、別々のクールタイムが設定されたスキルを順番を指定して発動させることが可能だ。
スキルの発動は5個まで同時に予約できるが、同じスキルを2回以上にわたって指定することはできない。
、順番にスキルを発動していくと、1スキルにつき1個種類ずつ、操作キャラに画面中央下部の強化効果が付与されていく。
そして強化効果を数種類付与した後に、“フィニッシュ”という効果を持つスキルを発動させることで、敵に大ダメージを与えることが可能だ。
スキルには、敵にダメージを与えるスキル効果に加えて、フィニッシュ、サポート、能力強化、“リミットブレイク”といった属性が割り当てられている。
強敵と戦う場合は、サポートや能力強化が付いたスキルを3種類ほど発動した後に、フィニッシュ付きスキルを発動して大ダメージを出す流れが基本となりそうだ。
このほかに、今回の試遊会では4人参加が上限のマルチプレイを体験することができた。
フィールドに配置されたマルチプレイ用の敵シンボルと接触することで、すぐさま同一の敵に対して他プレイヤーと共闘できる。
共闘中には、味方と協力して特定の条件を満たし、敵の強力な攻撃を防ぐ必要がある。
しかし、そこまで他プレイヤーとの連携を考える必要はなく、20秒以内に一定のダメージを与えるなど、攻撃を重ねていくうちに自然と達成できる条件が多く課されていた。
今回のメディアショーケースから得られた情報は以上。
リニューアルされたイラストや、ドットの趣きがしっかりと継承されたフィールドグラフィックなど、注目するべきポイントが非常に多く散りばめられている『テイルズウィーバー:SecondRun』。
さらに実際のプレイからは、戦闘システムやUI、マルチプレイ要素がスマホ向けに非常に遊びやすく作られていることを感じられた。
とくに戦闘時のキャラクターの挙動や攻撃演出、攻撃を当てたときのヒット感は、どれを取っても申し分なく、歴史ある『テイルズウィーバー』の最新作としてふさわしい内容となっていた。
本作は、2022年7月25日から8月1日の先行テスト期間へ向けて、7月11日から7月20日のあいだに先行テストの募集期間が設けられる。
過去に『テイルズウィーバー』をプレイしていた方に限らず、スマホでMMOを遊びたい方は、ぜひとも公式サイトをチェックしてみてほしい。
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