マロロがトレンド入り。アニメ『うたわれるもの 二人の白皇』3話でのハク殿との別れが話題に

そみん
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 7月9日深夜にTOKYO MX、BS11他で放送されたアニメ『うたわれるもの 二人の白皇』第3話“その道を紅く染めて”。それに関連して、マロロがネットで話題になっていました。

第3話“その道を紅く染めて”あらすじ

 オシュトル(ハク)の首を狙い、八柱将デコポンポは自ら兵を率いてエンナカムイへと侵攻する。

 圧倒的な戦力を以て蹂躙せんとするデコポンポの軍勢を前に、エンナカムイはすぐに陥落するかのように思われた。

 しかし、オシュトル(ハク)による地の利を生かした策が功を奏し、戦局は一変。

 次第に追い詰められていく自らの軍勢をよそに、デコポンポは不敵な笑みを浮かべていた。

なぜマロロがトレンド入りしたのか?

 先の展開のネタバレになるので詳細は伏せますが、この回ではオシュトル(ハク)と、その親友であるマロロとの決別・別離が描かれました。

 ウコン(オシュトル)との知己で、ハクと長い付き合いがあったマロロ。マロロは『偽りの仮面』の初期から登場し、ギギリ退治でハクに命を救われ、台車での車酔いも介抱してもらい、ハク殿を大好きに。

 ウコン(オシュトル)やハクのバカ騒ぎ仲間の1人で、お風呂回では意外に(?)イケメンな素顔を見せたりと、存在感を見せたキャラでした。
(ゲームでは、ちょこちょことゲスト的に仲間になり、本格参戦を楽しみにしながら遊んでいましたが……)

 それほどハクを慕いながらも、マロロはお家のために表立ってはハクたちの仲間には入れず、結果として八柱将のデコポンポの采配師として不遇をかこつことに……。

 それぞれの立場・思惑のためにすれ違ってきたマロロとハクが、もし分かり合えるとしたら、手を取り合えるとしたら……この3話が大きな分岐点だったことになります。

 かつてゲームで『うたわれるもの 二人の白皇』を終盤まで遊んだとき、筆者はこの場面を見直していろいろと考えました。

 もしもこのときクオンがいたら、また違う展開になったのだろうか。オシュトル(ハク)がもう少し歩み寄れていたら? マロロが偶然にも口にした「誰で……おじゃるか?」「あのような残酷で恐ろしい策を平然と行うなど、オシュトル殿ではないでおじゃるよ」という言葉がなかったら、ハクの態度も変わったのだろうか……などなど。

 アニメ『うたわれるもの 二人の白皇』の物語が進んだ際、多くの方はこの3話のオシュトル(ハク)とマロロのやりとりをもう一度見直すことになるでしょう。

 ……オープニングアニメでちらりと見えるマロロを見るたびに、「ああ、あそこで追ってほしかった……」とは思っちゃうんですけどね。

 オシュトルとして生きることを決めたハクは、まさに“その道を紅く染めて”でも戦うことを選んだタイミングであり、その歯車が少しずれていたら、マロとの別離を回避できたのでは……なんてifを真剣に考えてしまうのは、裏を返せば『二人の白皇』の物語をどんだけ好きなんだ、ということなんですけど。

 ちなみにTwitterでは、マロロ役の杉山大さんやオシュトル(ハク)役の利根健太朗さんのこんなツイートも。

 今後の物語にも大きくかかわる第3話。未見の方は、ぜひこの機会に『うたわれるもの 二人の白皇』のリアルタイム視聴をおすすめします!


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©うたわれるもの二人の白皇製作委員会

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