【熱弁させて】『よあけな』、そして『あいりすミスティリア！』がオススメの理由【電撃夏アニメ×ゲーム】

文: カワチ

公開日時: 2022年07月29日(金) 17:00

　DMM GAMESのPC/iOS/Android用アプリ『あいりすミスティリア！』にて、アニメ化もされた人気作『夜明け前より瑠璃色な』のコラボ第2弾が7月29日より開催されます。

　ここではイベント開催を記念して、『あいりすミスティリア！』を紹介するとともに、『夜明け前より瑠璃色な』がどんな内容のストーリーなのか振り返っていきましょう。

　なお、電撃オンラインではこの夏おすすめしたいアニメに関連するゲーム、ゲームに関連するアニメを特集する“夏だ！アニメだ！ゲームも遊ぼう（電撃夏アニメ×ゲーム）”を展開中。この記事もその企画の一環として、Twitterでのプレゼントキャンペーンを実施中ですので、ぜひご参加ください。

『あいりすミスティリア！』とは？

　DMM GAMESで配信されている『あいりすミスティリア！』（以下、『あいミス』）は、今回コラボする『夜明け前より瑠璃色な』をはじめ、『月は東に日は西に～Operation Sanctuary～』や『穢翼のユースティア』といった名作ギャルゲーを多く世に送り出しているオーガストが世界観やストーリー、キャラクター、音楽などのゲーム部分を手掛けています。

　キャラクターはべっかんこう先生と夏野イオ先生、シナリオは榊原拓先生をはじめとしたメンバー、音楽もActive Planetsが担当しているので、本当にオーガストの新作を遊んでいる感覚です。

　スタミナのシステムや期間限定のイベントなどもありますが、世界観に関しては完全にオーガスト！　オリジナルのファンタジー設定はちゃんとありながらも、キャラクターたちの会話はゆるめで、難しい単語はあまり出てこないので日常系アニメのように気を張らずに楽しめます。

　『夜明け前より瑠璃色な』はもちろんのこと、多彩なオーガスト作品とコラボしているのが本作のポイント。オリジナル作品を手掛けたメンバーの方々も関わっているので、ほかのコラボよりもオリジナル感が強いです。

　オリジナルの人たちが作っているのだからオリジナル感が強いのは当たり前ですが、なかなかこういう本家が直接やっているコラボって無いと思うんですよね！

　そのため、当時のオーガスト作品が好きだったという人はぜひプレイしてもらいたい作品です。

　また、『あいりすミスティリア！』単体としても面白いので当時の知らないユーザーでも楽しめます。美少女ゲームが大好きなYouTuberの餅月ひまりをラジオのゲストに呼ぶなど、最新のトレンドもバッチリ押さえています。当時のゲームを知らなくても遊んでみてほしいです。

📻「あいミスRADIO！」第175回を配信開始！

引き続き餅月さん出演回です！

▼出演
🍭コト役：藤咲ウサさん(@hujisakiusa)
📘プリシラ役：猫村ゆきさん(@nekomura_yuki)
🐰ゲスト：餅月ひまりさん(@HimariMochimoon)

👇ご視聴はこちらから！👇https://t.co/3W8mGp2aVl #あいミスラジオ　 #あいミス
— オーガスト (@august_soft) June 30, 2022

　そこで、ここからは『あいミス』のストーリーや設定、システムを紹介していきましょう。

　本作の主人公は輪廻転生を管理する元天上人である冥王。ストーリーは、ある日、何者かの手によって輪廻を司る世界樹が燃やされてしまい、人間界では新たな人間が生まれなくなってしまうところからスタートします。

　その1年後、彼は世界樹の一部に意識が宿った存在であるユーと出会い、世界樹の力の源・種子が人間界に飛び散ってしまったことを教えてもらいます。信仰が薄れたことで力が弱まってしまった冥王ですが、身体に種子を宿した少女・アシュリーの力を借りて種子を持ち帰ることに成功。

　その後、冥王は冥界に“エディア・ローファ樹理学園”を創立。身体に種子を宿した少女たちを集め、世界樹を復活させるために活動していくことになります。メインとなるのは主人公の冥王とユー、冥王が自ら創ったメイドで学園では教師も務めるベアトリーチェあたり。彼女たちが人間界のさまざまな国を訪れて事件を解決していくことになります。

　エディア・ローファ樹理学園は巨大な学園で、学園を創立してからは多彩なキャラクターが登場。十の流派を皆伝まで極めた“十流皆伝”のサムライや、年齢のことを聞くと怒るエルフなど個性的なキャラクターたちが続々と登場します。

　エピソードによってスポットの当たる人物も変わり、過去の生い立ちが明かされたり意外な素顔が明かされたりしていくので、魅力が引き出されていきます。

　ちなみに自分がいちばん好きなのはハイエルフィンのセシル。この世でいちばん好きな声優である歩サラさんがボイスを担当しており、自分が『あいミス』をプレイしはじめたのもそれが理由なのですが、彼女は主人公にピンチを助けられ、自分のフルネームを伝えてしまいます。

　じつはエルフィンにとってフルネームを教えることは婚約と同義のため、主人公のことを「旦那さま」と呼ぶようになります。つまり歩サラさんのボイスで「旦那さま」と言ってもらえるわけです、最高ですね。これだけで本作をプレイする理由は十分。全人類やってください。歩サラさん、最高!!!!!!

　キャラクターたちはメインストーリーでも魅力が掘り下げられていきますが、好きなアイテムをあげることで親愛度を上昇させることで個別シナリオを読むことができます。

　ほかにも、学園にて訓練を選んだときに特定のキャラクターの組み合わせにしていると会話イベントが発生したりとシナリオのボリュームは多いです。ジャンルはRPGですがテキストアドベンチャーを読んでいるような満足感があります。

　コンシューマの美少女ゲームだとヒロインは多くても7、8人だと思いますが、本作では20人以上のヒロインからお気に入りを見つけることができます。まさにハーレ……ゲフンゲフン。素敵な仲間たちと愉快な学園なライフを贈れます！

バトルはスキル選択が重要！

　バトルでは基本的にアイリスたちが自動で戦ってくれますが、強敵相手には自分でスキルを選べるコマンドモードでも戦えます。重要なのは事前の編成でどのスキルをセットしておくのかということ。スキルによってキャラクターの役割も変わってくるので戦略を考えるのが楽しいです。

　召喚によって“聖装”という衣装が手に入り、レア度の高い聖装ほどスキルとアビリティの種類も増えます。通常、スキルとアビリティは3つまでセットすることができるので、どれを付けるか悩みます。

　なお、スキルやアビリティはレベルを上げることができ、ヒロインの親愛度を上昇することでステータスも上がります。好きなアイリスを育てましょう！

『夜明け前より瑠璃色な』とは？

　『あいミス』の基本的な紹介が終わったところで『夜明け前より瑠璃色な』を紹介していきましょう。

　『夜明け前より瑠璃色な』は2005年9月22日にオーガストから発売されたアドベンチャーゲームでアニメ化もされた人気作品。PS2やPSPなどのコンシューマにも移植されているので、それでプレイしたことがある人もいるかもしれません。

　自分は発売時はスルーしてしまっていたのですが、お世話になった編集さんとお酒を飲んでいるときに「月に派遣される義姉の話がいいからプレイしろ！」と熱弁されて遊びました。その編集さんはギャルゲーをプレイするようなタイプではないのですが、試しに『夜明け前より瑠璃色な』を遊んだら見事にハマってしまったそうです。

　そんな人までハマるなら面白いんだろうな……と思ってプレイしたところ、自分まで見事にハマりました。完全に余談ですが、自分が当時インターネットのハンドルネームを“月に派遣される義姉”にしていたのは『夜明け前より瑠璃色な』の影響でした。毎回、説明するのが面倒でした（笑）

　ストーリーは月の王国“スフィア王国”の王女であるフィーナ・ファム・アーシュライトが主人公の朝霧達哉の家にホームステイするという内容。月は独自の文化や宗教が存在しており、かつては地球とも仲違いをしていました。

　そんな国の王女さまとの異文化交流が本作の最大のポイントです。ギャルゲーにお姫様っぽいキャラクターは定番ですが、フィーナはガチのお姫様で気品が高い！　そんな彼女との交流は本気でドキドキします。

　そのほかにはフィーナのお付きのメイドであるミア・クレメンティス、主人公の義理の妹である朝霧麻衣、同じく姉の穂積さやか、幼なじみの鷹見沢菜月、街で見かける謎の少女であるリースリット・ノエルと、魅力的なヒロインが登場。

　アフターストーリー集の『夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-』でサブキャラクターだった遠山翠、新規ヒロインのエステル・フリージアもヒロインとして追加されました。

　筆者はキャラクター的には明るい翠が好きですが、やはりストーリー的にはフィーナがいちばん。最後は見事にタイトルの『夜明け前より瑠璃色な』の意味も回収されますし、名作映画を観ているような感動がありました。

　もちろん、頑張り屋のミアがおっちょこちょいのドジをしてしまうシーンや、隣に住む菜月と窓際でしゃべる和むシーンなど、見どころはたくさんあるので、ぜひコラボの前に原作もプレイしてみてほしいです。

　大人のPCソフトであるため年齢制限はありますが、『夜明け前より瑠璃色な　コンプリートパック』が2020年9月25日に発売。シリーズ3作と各サントラがまとめて楽しめる作品になっているので、気になったらチェックしてみてください。“遊び放題プラス”にもラインナップされているので、そちらで遊ぶのもアリです！

　『あいミス』と『夜明け前より瑠璃色な』のコラボは2回めで、第1回はイベントストーリーをクリアすることでフィーナか麻衣のどちらかのSSRをゲットできるというものでした。

第2弾コラボに登場するのはエステルとリース！

　7月29日からスタートするコラボ第2弾“ここ掘れベロベロ！　野良猫と委員長の異世界散歩”は、エステルとリースが登場するイベントになります。

　ふたりに関しては前述で簡単に紹介しましたが、エステルは月の国教“静寂の月光”の新任司祭。地球人に偏見を持っていましたが、交流していくうちに打ち解けていくツンデレ的な一面を持っていました。司祭の仕事をしているときはクールですが、犬好きで、犬のことになると笑顔になっちゃたりとかわいさとのギャップがよかったです。

　リースに関しては物語の最後に設定が明かされるので、ぜひオリジナル版をプレイしてほしいのですが、設定的には不思議少女でネコのような女の子。放っておけないタイプです。

　イベントをクリアすることでSSRエステル【静寂なる創星の調べ】、SSRリース【内に秘めし叡智の光】のいずれかが手に入る“コラボSSR確定召喚チケット”が手に入ります。イベントをプレイするだけで、確実にどちらか一方を入手できるのはうれしいです！

　また、イベントではアイテムと交換できる“光る羽根の跡”を手に入れることができるので、参加するのは絶対にお得です。

　“光る羽根の跡”の獲得量はエステルやリースを編成することで大きく上昇しますが、そのほかにもティセとラウラを編成することでも上昇します。イベントに備えて彼女たちも育成しておきましょう！

　『夜明け前より瑠璃色な』コラボの第2弾は7月29日から。原作のファンだという人はもちろん要注目ですが、知らなかった人もこの機会に名作のキャラクターたちの魅力に気づいてもらえたらうれしいです！

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