酒とタバコと『シャドウバース』。プロチーム主催の“オトナ向け”大会に参加してみた
- 文
- セスタス原川
- 公開日時
2019年9月28日、『Shadowverse(シャドウバース)』のプロチーム・よしもとリバレント主催のファンイベント“オトナのLibalent Original Tournament”が、渋谷のRETHINK CAFE SHIBUYAにて開催されました。
このイベントは“お酒やプルームテック(電子タバコ)をたしなみながら、まったりとゲームを楽しむ”というコンセプトのもと、成人向けに開催された大会です。
お酒とタバコがOKな大会とは一体どんなものか? それを確かめるべくイベントに参加してきましたので、その模様をお届けしていきます。
※未成年者の飲酒・喫煙は法律で禁じられています。
イベント会場はおしゃれなカフェ・RETHINK CAFE SHIBUYA
RETHINK CAFE SHIBUYA(リシンク カフェ シブヤ)は、渋谷で営業しているおしゃれなカフェ。お店は2階建てになっており、1階は飲食がメインとなるフロア、2階はプルームテックがメインとなるフロアと分かれています。
普通のカフェとしても利用できますし、下で購入した商品を2階に持ち込み、プルームテックと合わせて楽しむこともできます。
プルームテックの使用がOKということで、最近では数を減らしている“タバコがOKなカフェ”という部分もポイント。今回のイベント“オトナのLibalent Original Tournament”は、この2階フロアにて開催されました。
お酒とタバコを楽しみながら『シャドバ』!
イベントには、プロチーム・よしもとリバレントのメンバーのふぇぐ選手、Surre選手、keisuke3選手に加え『シャドバ』公式広報のみかんさんが参加。試合の実況解説や、参加者との交流を行いました。
大会参加者には、プルームテックの貸し出しに加えて、ドリンクとしてお酒も提供されます。大人のゲーマーにとっては、お酒やタバコはゲームとは切っても切れない存在。
その2つを楽しみながら大会に出られるとは、このイベントはまさに天国のような空間と言っても差し支えないのではないでしょうか?
何より、一般的な『シャドバ』の小中規模の大会と言えば、会議室やカードショップなど、食事やタバコとは縁遠い場所で開催されているイメージが強いはず。
ガチガチな競技志向の大会は言わずもがな、カジュアルな大会でもお酒やタバコが許されているものは中々ありません。
そういった面でもこのイベントは新しい試みとなっており、普段の大会とは一味違う、まるで家でゲームをしているかのような雰囲気で参加者がプレイできる環境となっていました。
大会中も笑い声が絶えない賑やかな雰囲気
大会は、変則ダブルエリミネーションのトーナメント方式を採用。フォーマットは9月28日時点でのローテーションが適応されます。
1回戦、2回戦までは通常の個人戦BO1(1本先取)トーナメント。そこでの敗者はLosersトーナメントへ、勝者はWinnersトーナメントという別のトーナメントに進みます。
Losersトーナメントは、その時点の敗者の中から大会運営がランダムに2人1組のチームを作成。2人で1つのデッキを使って対戦し、決勝に進む1チームを決定。
Winnersトーナメントは、そのまま個人戦で1人の決勝進出者を決め、両トーナメントで勝ち上がった3名がグランドファイナルにて、2人チームvs1人のBO3で戦います。
9月26日に新カードパック“森羅咆哮”がリリースされたばかりということで、新カードをふんだんに使ったデッキを使用する参加者の方々。
中でも、新環境で強力と言われている“自然ビショップ”や“豪風のリノセウスOTK”のデッキをチョイスする方が多く見られました。
メディア取材として訪れた筆者でしたが、参加枠が余剰したため、大会に飛び入り参加することに。ちょうど新しく組んだ“自然ネクロマンサー”で挑戦してみました……が、あっさりと初戦で敗北。カジュアルな大会とはえ、デッキや試合のレベルの高さはガチな大会とそん色ないものでした。
初戦で負けてしまったので、続いてはランダムに決められた方とチームを組んでLosersトーナメントに挑戦。相方になってくれた方の的確な指示とのおかげで、Losersトーナメント決勝まで進めましたが、そこで敗北してしまいグランドファイナル進出には届かず。Losers準優勝という、なんとも言えない結果に終わってしまいました。
負けてしまったとはいえ、大会の満足度としては文句無し。相手の方と試合後に「あそこのプレイがうまかったですね~」と感想戦をしたり、Losersトーナメントの相方の方と「ナイス判断でした!」と褒め合ったり、雰囲気も影響して普段の大会よりもよりコミュニケーションが取りやすく、清々しい気分で試合を終えることができました。
グランドファイナルに進出したのは、Winnersトーナメントを勝ちぬいたセトさんと、Losersトーナメントで復活を果たした羽識 ESVさん&通りすがりの猫。さんのチーム。プロ選手たちによる豪華実況解説のもと、優勝者を決めるBO3が行われました。
試合は最終戦までもつれ込み、激戦の末“自然ビショップ”と“豪風のリノセウスOTK”を使用した羽識 ESVさん&通りすがりの猫。さんのチームが優勝。“豪風のリノセウスOTK”のミラーマッチを制したことがBO3単位での勝利の要因となりました。
優勝した2人は、エキシビションマッチとしてよしもとリバレントのリーダー・Surre選手に挑戦。
「チームファンがプロに勝利する下克上が起こるか!?」と期待されましたが、Surre選手が“自然ドラゴン”で相手の盤面をロックしてターンを稼ぐ絶妙なプレイングを見せ、見事勝利してプロゲーマーの貫禄を見せつけました。
大会終了後、優勝した羽識 ESVさん、通りすがりの猫。さん、準優勝のセトさんに今回のイベントの感想をお聞きしました(※インタビュー中は敬称略)。
――今回の大会の雰囲気はいかがでしたか。
セト:いや、本当に雰囲気最高でしたよ。ずっとお酒を飲みながらシャドバしていました(笑)。
羽識 ESV:お酒を飲みながら遊べるんだから気分も盛り上がりますよね。普段の大会では試合後に話しにくい人もいると思いますが、そういった人でも話しやすいような雰囲気になっていてすごく楽しめました。
セト:普段のES大会とかは身内で固まってしまいがちですが、お酒を交えることで初対面の人同士でも楽しく話せました。
――お酒と合わせてプルームテックも吸うことができましたが、こちらはどうでしたか?
セト:ゲームとお酒とタバコって、もう三種の神器ですよね(笑)。自分は家でもプルームテックを吸っているんですが、それに近い状態で気楽できて、大会中も普段通りのプレイもできたと思います。
羽識 ESV:自分も考えたりしている時にタバコを吸うことが日常的なので、その時と同じ感覚でリラックスしてプレイできました。
――通りすがりの猫。さんと羽識 ESVさんはチームを組まれていましたが、今日が初対面とお聞きしました。
羽識 ESV:そうですね。僕は友達と一緒に来たのですが、猫。さんとは今日が初対面ですね。
通りすがりの猫。:僕は1人で来ました。前からよしもとリバレントが好きで、好きなチームのイベントだったので参加しようと思って。
――1人でこういったイベントに参加するのは、少し敷居が高く感じる人もいると思いますが、やはり一度来てしまえば楽しいことばかりですよね。
通りすがりの猫。:そうですね。自分は興味持ったら100%力を入れて行動するタイプなので、行くことにためらいはありませんでした。参加さえしてしまえば楽しめるはずなので、他の人にもぜひ1歩を踏み出して参加してもらいたいですね。
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Shadowverse(シャドウバース)
- メーカー: Cygames
- 対応端末: iOS
- ジャンル: カード
- 配信日: 2016年6月17日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
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Shadowverse(シャドウバース)
- メーカー: Cygames
- 対応端末: Android
- ジャンル: カード
- 配信日: 2016年6月17日
- 価格: 基本無料/アイテム課金