【初心者攻略】『マイクラ』のレッドストーン回路ってなに? 各装置の使い方は?
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- ophion
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『Minecraft(マインクラフト)』には、まるで電気回路のようにさまざまなギミックを動かせる“レッドストーン回路”という要素があります。
使ってみると便利ではあるのですが、『マイクラ』内でとくに複雑な要素であるのも事実。そこで本記事では、レッドストーン回路とはなにかやレッドストーン回路に関する装置についてを解説していきます。
レッドストーン信号とレッドストーン回路
“レバー”を引くと“ドア”が開閉するなど、『マイクラ』には近くのオブジェクトに影響を及ぼしたり及ぼされたりするものがあります。
レバーでなにかが動くという挙動は直観的にわかりやすいものですが、このときゲーム中では下記のような流れでドアが開いています。
1:レバーを引く
2:レバー自体がある空間とレバーが設置されたブロックから“レッドストーン信号”という信号が発信される
3:発信されたレッドストーン信号が隣接する空間とブロックに伝わる
4:ドアがレッドストーン信号を受け取って開く
イメージとしてはレバーなどが電源で、レッドストーン信号は電気。レッドストーン信号を受け取ると動くドアなどは素材を問わず電気仕掛けで動いているというのが近いですね。
ただ、特定のブロックやアイテムを使わない限り発信されたレッドストーン信号は、隣接する空間やブロックまでしか届きません。このレッドストーンを遠くまで届くようにしたり自動で発信されるようにしたりしてさまざまなギミックを作るのが“レッドストーン回路”です。
レッドストーン回路には、基本的に“レッドストーン鉱石”から採掘できる“レッドストーンの粉(レッドストーンダスト)”やレッドストーンの粉を素材にしたアイテムを使用します。レッドストーン鉱石は、高さがY=-64~15という非常に広い範囲で生成。現在の高さは“世界のオプション”から“座標を表示”をオンにすれば確認でき、また目安として海面の高さはY=62です。
レッドストーン鉱石はさまざまなつるはしで破壊できますが、レッドストーンの粉を入手できるのは鉄以上の素材のつるはしでのみ。村人との取引などでレッドストーンの粉を入手することもできますが、レッドストーン回路を作るのは鉄が潤沢に手に入るようになってからになるでしょう。
レッドストーン回路に使う主な装置について
レッドストーンの粉(レッドストーンダスト)
レバーなどから発信されたレッドストーン信号は、そのままでは発信された場所から1~2ブロックまでのギミックにしか影響を及ぼしません。このレッドストーン信号を遠くまで伝えるのに使うのがレッドストーンの粉。電気に例えると導線やケーブルのような役割を担います。
例えば、レバーとドアをある程度離して配置して、両者の間をレッドストーンの粉でつなげば離れた位置からドアを開閉可能。信号の出発点と目的地をつなぐために使うものなので、ほぼすべてのレッドストーン回路にレッドストーンの粉が使用されます。
レッドストーントーチ
比較的少ない素材から作れる、永続的なレッドストーン信号の発信源。
さらに、レッドストーントーチからの信号は、レッドストーントーチが設置されているブロックに別のレッドストーン信号が送られた場合にオフになる性質を持っています。
この性質を利用すると、レバーなどから受け取った信号をオンオフ逆転させることが可能です。
レッドストーン反復装置(レッドストーンリピーター)
レバーやスイッチなどから発せられた信号をレッドストーンの粉で遠くに伝えようとした場合、しだいに信号の大きさが減衰していき最大で15ブロック先までしか届きません。
この減衰した信号を増幅させるのが“レッドストーン反復装置”。
レッドストーン反復装置は受け取った信号がどれだけ小さいものでも最大、つまり15ブロック先まで届く大きさで発信してくれます。そのため、長い回路を作る際にはレッドストーン反復装置で信号が届く距離を伸ばすことが重要です。
そして、レッドストーン反復装置は信号を受け取ってから発信するまでの時間を遅延することも可能。レッドストーン反復装置に対して“使う”を行うと、レッドストーン反復装置上の赤い棒の位置が変化し、2本の棒の距離が離れているほど信号が大きく遅延します。
この信号を反復する効果と、遅延させる効果がレッドストーン反復装置の主な使い道。
そのほか、レッドストーン反復装置には特定の方向にしか信号を通さない性質や、側面からレッドストーン反復装置やレッドストーンコンパレーターの信号を受け取ると信号をロックする性質もあり。特定の方向にしか信号を通さない性質や信号をロックする性質は、小さい回路や複雑な回路を作る際に役立つことがあります。
レッドストーンコンパレーター
正面に1つ、背面に2つのレッドストーントーチが付いた装置。“使う”を行うと、正面のレッドストーントーチが点灯/消灯して2つの性質を切り替えられます。
正面のレッドストーントーチが消灯しているときは“比較モード”。背面から受け取ったレッドストーン信号の大きさと側面から受け取ったレッドストーン信号の大きさを比較して背面からの信号の方が大きいときだけ正面にレッドストーン信号を出力します。
正面のレッドストーントーチが点灯しているときは“減算モード”。背面から受け取ったレッドストーン信号の大きさから、側面から受け取ったレッドストーン信号の大きさを引いた出力でレッドストーン信号を正面に出力します。
正直、レッドストーン回路に使う装置は、機能だけ見てオリジナルの装置を作れるようなものではありません。
ただ、どういった機能を持つ装置かを知っておくとレッドストーン回路を使った装置を作った際に、自分なりのアレンジを加えたりなぜ自分の装置がうまく動かないかを把握したりするのに役立ちます。
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