レッドストーン回路を使った収穫自動化装置の作り方【マイクラ初心者攻略】

ophion
公開日時

 『Minecraft(マインクラフト)』のレッドストーン回路を使った装置の実例として、水流で農作物を自動で回収する装置を紹介します。

ボタンひとつで水を出し入れ!

 『マイクラ』で生産できる作物のうち、小麦、ジャガイモ、ニンジン、ビートルートは水に触れるとアイテム化する性質を持ちます。この性質を利用するのが、水流を使った自動収穫装置。

 まず、幅9マス奥行き7マスの耕地にしたい場所を決めたら、その手前を1段掘って右端から水を流します。この水流は最終的に作物をチェストに運ぶ役割を担います。

 水は段差のない場所なら水源を含めて8ブロック流れるので右から1~8ブロックに流れ込んだアイテムを9ブロック目に送ることが可能。9ブロック目付近をさらに1段掘ってチェストとホッパーを設置すれば、流れてきたアイテムをチェストに運ぶ機構が完成します。

 このとき、先にチェストを配置してしゃがみながらチェストの背面にホッパーを設置すること。先にホッパーを設置するとアイテムがチェストに入りません。ホッパーとチェストを設置したらアイテムを流して無事にチェストに収納されるか、ホッパーでアイテムが止まってしまうかをチェックするのもオススメです。


 また、この装置は“水入りバケツ”と“発射装置”を1つずつしか使わない反面、作物を流す水流がアイテムをチェストに運ぶ水流の流れを変えてしまいます。これを防ぐためと耕地への道作りを兼ねて右から2、5、8列目に“トラップドア”を配置しておきましょう。

 作物の回収機構ができあがったら、耕地の準備。そのままでは9×7ブロックのうち奥3列は耕しても湿らないので、1ブロック分水源を足しておきましょう。水を流したブロックの上半分にハーフブロックを設置すると、水源としての機能を維持したまま作業中に落ちることを防げます。


 耕地が出来上がったら、水を自動で流すギミック作り。手動で収穫するときとは異なり、一カ所から一度だけ水を流すだけですべての作物を収穫する必要があるので、“発射装置”に“水入りバケツ”を入れて右から2、5、8列目に均等に水が流れるようにブロックを配置します。

 最後にチェスト付近に“ボタン”を設置して、発射装置の後ろにレッドストーン信号が通じるように回路作り。この装置の場合、ボタンから発射装置までの距離が15ブロックを超えるので、途中に“レッドストーン反復装置”を挟みましょう。


 これで自動収穫装置の完成。ボタンひとつで作物を押し流せ、もう一度ボタンを押すと水が引きます。発射装置に入った水入りバケツから水を流しているという挙動ですが、水入りバケツやそのなかの水が消費されることはなく何度でも再利用可能です。

 この装置は、耕地部分を1段ずつ高くしながら奥に広げていけばさらに拡張可能。同じような構造の装置を近くに作り、1つのボタンですべての装置が作動するようにしてより広い範囲の作物を自動で回収できるようにもなります。

 作物からクラフトできる食事はいくらあっても多すぎることはありません。収穫の自動化はレッドストーン回路の実用化第一歩として最適です。


©2009-2022.「Minecraft」は Mojang Synergies AB の商標です。

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら