『エンド・オブ・アルカディア』2巻は基地を捨て外の世界へ

　電撃小説大賞《金賞》受賞作品『エンド・オブ・アルカディア』の続巻『エンド・オブ・アルカディア2』（著者：蒼井祐人、イラスト：GreeN）が、電撃文庫（KADOKAWA）から8月10日に発売されます。

　クローン技術が発達し、死しては復活する“死を超越した子どもたち”が戦う世界を舞台に、エルメア合衆国少尉“一之瀬秋人”と敵国のエリート少女“フィリア・ロードレイン”が織りなす絆の物語。

　2巻では、原因不明の病変に倒れながらも、敵の攻撃から逃げるため、基地を捨てて、外の世界に踏み出すことになります。

彼と彼女は諦めない。たとえ世界が一変しても、二人の絆は揺るがないから

　《アルカディア》の破壊から２か月。秋人とフィリアたちは慣れないながらも手を取り合い、武器食料の補給や基地の防衛に追われていた。

　そんな中、原因不明の病変〈エラー517〉に倒れる仲間が続出。

　さらにテレサ社の大攻勢で追い詰められた秋人たちは、基地を捨て外の世界に踏み出す覚悟を決める。

　身体の不調を隠して最前線へと向かう秋人。そのバディに名乗りを上げたのは彼の幼馴染・玲奈だった。

　フィリアに対抗心を燃やす彼女は、秋人への諦められない想いを胸に秘めていて――。

　800kmの荒野を14日間以内に踏破せよ。少年少女たちの生死を賭けた行軍が始まる！