『戦国イクサ』初心者ガイド。始めるなら今が最高のタイミング! 序盤の疑問点を一挙解説
- 文
- オフィス加藤
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2010年8月にサービスが開始され、12周年を迎えたブラウザゲーム『戦国IXA(イクサ)』。プレイヤーが好きな大名家に所属して天下統一を目指す本作は、基本プレイ無料で、インターネット環境さえあれば、パソコンやスマホでいつでも楽しむことができる作品です。
そんな本作ですが、8月5日に大きなアップデートを迎え、新章となる24章が始まります。それと同時に新ワールドがオープンし、新規にゲームを始める人にとって、とても遊びやすい環境が整えられることになりました。新ワールドにはほかのワールドから引継げるものが武将カード、金、各種戦国くじチケット、銅銭50万まで&銀銭5まで、各種片鱗以外にはありません。そのため、経験者と初心者の差がそこまでない状態からスタートすることになります。これは新規の方が始めるのに最高のタイミングといえるでしょう!
そこで今回は、序盤のガイドとともに初心者の方が疑問に思いがちな点をいくつか挙げてみました。12年という年月を経てシステム面が相当なボリュームものになっているため、あまり深いお話はせず、できるだけ簡潔にお伝えさせていこうと思います。もし、ゲーム内でつまづくことがありましたら、ぜひ一度目を通していただけましたらうれしいです。
主目的:合戦で活躍して戦功を得る
まず、そもそもこのゲームは何を目的としてプレイしていくゲームなのか? と疑問に思う方もいらっしゃると思います。遊び方は人それぞれではありますが、多くのプレイヤーは合戦で活躍して戦功を得る、ということを楽しんでいるはず。合戦中の攻防によって戦功を得ることは何より楽しいですし、活躍することで自分の所属国や同盟に貢献したり、ランキングに入賞して特別な報酬を得ることもうれしいものです。
では、合戦中に大きな戦功を得るにはどうしたらよいのでしょうか? それは、敵陣や城を陥落させたり、敵襲を退けるのが重要となります。そして、そのために大事なのが、部隊の攻撃力と防御力なんです。そこで今回は、部隊の攻撃力と防御力に関する情報を中心にお話させていただきます。
戦闘ではこの数値に武将のスキルなどを掛け合わせてはじき出された最終的な数値を敵と競い合い、勝敗を決することになります。それではその数値をどのようにして高めていくのか。そこで重要になってくるのが、【兵種とその兵数】、そして【武将カードの能力】です。
内政:兵士を増やし上位兵種を研究する
内政は先ほどの話でいえば、【兵種】と【兵数】に大きな影響を与えるコンテンツで、主に【訓練施設による兵士数の増加】と【学舎による上位兵種の研究】を目標として行っていきます。
ゲームを始めると、まずは好きな国を選び、その国に属する領地をもらえます。そして内政を始めていくのですが、まずはチュートリアルに従って基本を覚えるとともにクエストをクリアして、資源を大量にもらいましょう。細かい点ですが、クエストクリアなどで入手したものは、自動的には自領の資源とはならず、プレゼントボックスに送られていますので、そこから入手してください。
その後は資源が満杯になりそうなら蔵を、空き地があるようなら水田などの生産施設をさらに作ったり、レベルを上げて資源の生産量を増やしていきます。そして、生産施設の開発に回しても十分に資源が残るようになったら、学舎による上位兵種の研究を行いましょう。研究を終えれば、以後その上位兵種を訓練施設で増やすことができるようになります。
兵種の違いがどのようなことをもたらすかといえば、下記の表(ゲーム内ヘルプ参照)のように、例えば足軽とその上位兵種である長槍足軽との間には攻撃面で5の差があるため、3,000人ずつ武将に率いられれば攻撃力に15,000の差が生まれます。
兵士を増加させるには、訓練施設である、足軽兵舎、弓兵舎、厩舎、兵器鍛冶を作り、施設を利用する必要があります(施設内では通常訓練と記されていますが、これがいわゆる兵士を増やすことと同じ意味を持ちます)。
学舎での研究は膨大な時間がかかるため、次回の合戦用に向けてすぐに増加可能な兵士を増やすのか、それとも次回の合戦は不参加として研究の完了を待ち、上位兵種でその後の合戦に挑むのか。序盤の楽しい悩みどころでもありますね。
内政は資源を生産施設に使うのか、それとも兵士関連に使うのかといった選択の連続に悩みながら、自領の発展を見守れる楽しいコンテンツでもあります。内政を進めていけば施設のレベルを1つ上げるのにも数時間かかるようになりますが、スマホでもプレイできるため、手の空いたちょっとした時間でも進めていける点も魅力ですよ。
武将カード:武将を育成し部隊に組み込む
武将カードは、部隊の攻撃力や防御力全般に多大な影響を与える要素です。ここではカードの重要な数値の意味と武将育成についてお伝えしていきます。今回は例として、内藤昌豊を挙げて説明していきます。
攻撃と防御はそのままの意味でダメージに関する数値、兵法は高ければ高いほどスキルの発動確率を上昇させる数値です。そして統率は、Bを1.0倍と基準にし、Aなら1.05倍、Sなら1.10倍、逆にCなら0.95倍というように、各兵士と武将自身の能力に影響を与えるものとなっています。
部隊攻撃力は(兵種攻撃力×指揮兵数×兵科統率力)+(武将攻撃力×兵科統率力)で表せ、例えば内藤昌豊が足軽(統率S)を最大指揮兵数の3,590人率いた場合は、(足軽攻撃力18×指揮兵数3,590×兵科統率力1.1倍)+(武将攻撃力1020×兵科統率力1.1)=72,204が部隊攻撃力となります。
武将育成についてですが、各武将は合成などで経験値を取得して20までレベルを上げるとランクを上げられ、ランクアップ後はレベルが0に戻るため、再びレベルを上げられるようになります。レベルはアップするごとに攻撃、防御、兵法のうち好きな能力を上げられるポイントをもらえ、ランクはアップするごとに好きな統率力を1段階上げるポイントをもらえることに加え、指揮兵数上限も増加します。
レベルを上げるには経験値合成用カードを使用するのが効果的で、そのカードは戦国くじ購入時のおまけなどでもらえます(小姓の隠し玉など)。レベルを上げるには経験値合成用カードを使用するのが効果的で、そのカードは戦国くじ購入時のおまけなどでもらえます(小姓の隠し玉など)。ランクアップに関しては、ほかのレベル20の武将カードを合成用カードとして消費する必要があります。
ランクアップ合成は、★2へのランクアップなら★1以上、★3なら★2以上のレベル20カードを消費すれば、合成用カードのレアリティに関係なく100%成功します。
ランク★5のレベル20まで育て、レベルアップによるポイントを攻撃力に、ランクアップによるポイントを槍兵統率(XXXは1.4倍)にすべて振った内藤昌豊に、足軽を指揮上限兵数ぶん率いらせてみました。初期ステータスで指揮上限兵数を率いた場合の攻撃力72204と比べると、各段に増加しているのがわかります。
スキルに関してもレベルがあり、レベル10まで上げられます。レベルを上げるとスキルの発動確率や威力が上がるので、こちらもしっかり上げておきたいですね。
そしてこれらの育成した武将を、最大4武将からなる部隊に組み込み合戦を待ちましょう。注意点としては、先ほどの内藤昌豊のスキルに【対象 槍/器/鉄】と記されていたように、スキルには対象となる兵科が決められているものがあります。各武将のスキルは部隊内のすべての武将に効果を発揮するため、できるだけスキル対象兵科を率いた武将たちで部隊を組むことが重要です。
部隊を編成したら、まずは所領の獲得を行いましょう。所領は城主レベルが一定レベルに達するごとに増やせる様々なボーナスを与えてくれる拠点です。地図画面から所領を建設したい空地を選び、編成した部隊で“開拓攻撃”を行って戦闘に勝利すれば拠点化が可能で、その拠点を村落にするか支城にするかを選べます。村落からは資源生産力や蔵容量増加などのボーナスをもらえ、支城からは本領での訓練件数の増加や訓練時間短縮などのボーナスをもらえます。
課金要素:武将カードの入手や便利機能
武将カードを入手するには“戦国くじ”を引く必要があり、高レアリティカードを狙うにはたいていリアルマネーが必要となります。これがこのゲームの主な課金要素。ひとまずはこのゲームの内政や合戦を体験し、自分はこのゲームに合うと思ったら、高レアリティカードを狙って課金をしてみるのがよいのではないでしょうか。レアリティが上がるほど、スキルや指揮兵数上限などさまざまな面で武将が強くなっており、入手できれば当然合戦で活躍しやすくなります。
ほかにも課金によって“位階”という便利な特典を使えるようになるなど、さまざまな便利機能が用意されています。
合戦:内政と育成で得た資産をぶつけ合う2日間
合戦は休戦日→合戦準備期間→合戦の流れが1サイクルとなっており、2日間設けられた合戦期間のみ敵国との戦闘が可能です。休戦日には内政や武将の育成を行ったり、果心異境や影武者残党による襲撃、秘境地での大殿討伐といったサブコンテンツを楽しみながら、戦闘解禁日を気長に待ちましょう。合戦準備期間には、陣の建設や、攻撃国の場合は出城の作成位置決めなどを行います。
合戦中は編成した部隊で、空地や敵陣、敵城などを攻撃して戦功を稼いでいきます。兵士の大部分を失うことも戦闘によってはありますが、待機兵を再度武将に組み入れ、どんどん行動を起こしていきましょう。ちなみに合戦日だからといって無理に参加しなくても問題ありません。領内の施設などは合戦で壊されませんのでご心配なく。
自城の防御に関しては、本丸防御陣形が担います。本丸防御陣形は、配置しておくだけで自分の本領や出城を守ってくれる防御部隊で、特徴としては武将を最大20名配置でき、前列2列はスキル発動後の総防御力に1.5倍のボーナスをもらえるといったものがあります。敵を撃退できれば多くの戦功を得られますし、もし配置せずに城を陥落されると1時間の間、攻撃部隊を繰り出せなくなるペナルティもあるため、合戦に参加する場合はぜひ配置しておきましょう。
2日間の合戦を終えれば、終戦報告書が届き、戦功によって所属国の大殿から褒美をもらえます。
同盟:チーム戦を実感しやすい人気コンテンツ
同盟に関しては、所属同盟に貢献して順位を押し上げることを一番の目標にして楽しんでいるプレイヤーが多くいるほど、このゲームを大きく盛り上げるコンテンツとなっています。また、報酬の面でも、合戦後は通常報酬のほか、同盟報酬までもらえるようになるためお得です。
しかし、初心者の方にとっては同盟がどういったものかわからず、所属するのに二の足を踏んでしまうこともあるでしょう。そんなときは参加人数の多い同盟がオススメ。同盟の大まかな流れを体験しやすいうえに、相対的に個々の影響力が弱いことも初心者の方にとっては気の休まる点だと思います。ぜひ一度は同盟に参加して、どういったものなのかを体験してみてください。
以上、初心者が疑問に思いがちな点をいくつか記してみました。まだまだ情報が足りないかと思いますが、ひとまず初心者の方は、内政で生産・兵種研究・兵士の増加を行い、さらにカード育成をしたうえで、合戦に参加するといった流れを体験してみてください。そのなかで疑問がさらに出てきたら、公式サイトのヘルプや有志の方のブログなどを検索して読み込むのがオススメです。これを機会にぜひ本作を楽しんでくださいね!
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