キーワードは静音性！ G-Tune史上初の水冷ゲーミングノートPCは理想の1台

文: 電撃オンライン

公開日時: 2022年07月28日(木) 11:30

　こんにちは。マウスコンピューターの谷萩です。今回【月刊マウス通信vol.10】、マウスコンピュータ―のゲーミングパソコンブランドG-Tuneから、G-Tune史上初の水冷ノートPCが発売されたのでご紹介したいと思います。

　パソコンというものは、高性能なほど熱くなり、温まった空気が内部に充満します。そのままだと問題があるので、一般的には内蔵されたファンで風を起こして、熱い空気を外に押し出す必要があります。扇風機と一緒ですね。

　ただ強く冷やさなければならないほどファンの回転数を高める必要があり、その分、風切り音が大きくなります。この風切り音は人によっては耐え難い苦痛なのです。

　今回発売されたG-Tune H5-LCは水冷BOXが付属しており、効率よく冷やすことでこの風切り音を抑えています。水冷の仕組みについては、属性的に火に対しては風ではなくやはり水だろう、という風に考えていただければと思います。

パソコンは騒音と戦い続けていた

　一昔前、「いかにパソコンを静かにするか」はひとつのトレンドでした。

　私がマウスコンピューターに入社した時、インテル Pentium 4プロセッサーというCPUが最新でしたが、当時はパフォーマンス優先だったためかハイパワーゆえに冷却のための風切り音がすさまじく、「熱のためにあえて古いモデルを選ぶ」という現象があったほどです。「すみません、ノースウッドを搭載したPCが欲しいというお客様が…」と店長を呼びにいった記憶があります。

　それからも静音性というワードはPC選びの一要素としてあり続けました。あえてノートPC向けCPUを搭載してパワーダウンして熱を抑えたデスクトップPCや、風が効率よく通り抜ける用に設計されたPCが出現しました。

　ただテクノロジー進化の賜物か、CPUが発する熱は低い水準となっていき、いつしか静音性についてはそれほどメジャーな要素にはならなくなりました。

時は2022年。また静音性に注目が集まった

　ハイパフォーマンスなパソコンは、ゲームはもちろん配信にも向いているのですが、冷却に必要なファン音をマイクが拾ってしまうという問題が浮き出てくるようになりました。ノート型だと本体との距離関係で余計にそうなりやすいのでしょう。静音性は新たなるステージを迎えたのです。

　本来であれば高度な処理はデスクトップPCの領分ですが、ノートPCの「省スペース・可搬性」は代えがたいと思います。

　G-Tune H5-LCは高性能ながら水冷BOXの活躍で「図書館でのささやき程度」のファン音を実現。パフォーマンスと静音性を兼ねる、まさに理想の一台。

　ポイントとして、水冷BOXを使用しなくても通常のノートPCとして使えることです。自宅では水冷BOXに接続して静かに、持ち出す時は水冷BOXを取り外し、本体をバッグに入れて、という柔軟な運用が可能です。当然、水冷BOXも一緒に持ち運んでいただけます。

　では実際にG-Tune H5-LCがどれほどの性能なのか……についてはここでは触れず、追って掲載されるレビュー記事を是非読んでいただければと思います。

　最後にマウスコンピューターの各ダイレクトショップでは、本製品の展示販売を行っております。スタッフが親切丁寧に説明致しますのでお近くの店舗へぜひお越しください！

15.6型ゲーミングノートパソコン G-Tune H5-LC

静音/冷却/パフォーマンス、ゲーミングノートPCの力を極限まで引き出すG-Tune史上初の水冷ノートPC！

Windows 11 Home 64ビット
インテル Core i9-12900H プロセッサー
GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU
32GB メモリ
1TB (NVMe Gen4×4)
15.6型液晶パネル（ノングレア/Dolby Vision対応）
36万9800円（税抜33万6182円）

※“G-Tune H5-LC”の詳細はこちら

■G-Tune H5-LCプロモーションムービー