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【エルデンリング連載第3回】迷子からの苦戦。巨大なカラスや1対2のボス戦に心が折れそう!?

たく坊
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 フロム・ソフトウェアから発売中の『ELDEN RING(エルデンリング)』の、連載企画をお届けします。

 前回のコラムで、“満月の女王レナラ”を倒し、“魔術学院レアルカリア”を攻略した筆者。次なる道は、“ケイリッド”や“アルター高原”に挑戦します。

 なお、本コラムでプレイするのはPS4版となります。

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赤獅子のお城に突入し……初の挫折!?

 “魔術学院レアルカリア”を攻略して、ひと段落する筆者。そういえば、リムグレイブの東側をあまり進んでいないことを思い出しました。いろいろ探索したいので、リムグレイブの東側、すなわち“ケイリッド”に進むことに。

  • ▲リムグレイブの東側にある赤いエリアが“ケイリッド”です。

 通路を進みながら寄り道をして、探索を楽しむ筆者。少ないヒントから次の進行ルートを探すのも、本作の醍醐味です。「このヒントはこの場所のことじゃないか」や「そういえばこの前訪れた場所が近いような……」と、探索好きにはたまらない遊び要素です。

 とはいえ、あまりの自由度の高さに、結局は迷子になってしまいます。見た目の変わった敵は現れますし、よく見たら違う通路を進んでいたのに、それに気づいていないことも……。

 ドラゴンから逃げた後に、顔がでかいカラスにつつかれて、その先でフィールドボスに出会った時は、「あっ、終わった……」と一言つぶやいて、流れるように戦闘不能になりました。

 “ケイリッド”の奥地には、“赤獅子城”がそびえたっていました。しかし、門は閉ざされている模様で、正面からの突入はできなさそう。文字通り門前払いをくらっていたところ、後ろより巨人が襲い掛かってきて、口から心臓が飛び出すかと思いました。

  • ▲城にたどり着く前から、投石やバリケードで痛い目に遭いました。

 あたりを探索していると、横にある崖が進行ルートだったようで、そのまま城内に侵入することができました。正面がだめなら横。これは『エルデンリング』の常識です(たぶん)。

 城内には、強そうな敵がウジャウジャいます。なので、たいていの敵はスルーします。こういうプレイをしていると、ドロップアイテムを見逃しがちなので、極力スルーしたくないところですが……。成長したら再度訪れようかと思います。

 スルーに次ぐスルーで、ボス部屋までたどり着き、赤獅子城内のボス“混種の戦士”との対決となります。

 低姿勢から繰り出される機敏な剣撃に回避をあわせて、攻撃を打ち込む。この調子なら倒せそう……と思っていたところ、ボス“坩堝の騎士”が参戦。あの、まだ戦闘の途中なんですが。

 ボス同士の協力プレイにより、“混種の戦士”すら倒せずにやられてしまう筆者。2体同時に戦うボスは、フロム・ソフトウェアのゲームで何回か経験していますが、いずれも苦戦を強いられたことを思い出します。

 遺灰を使ってみたり、パリィを狙ってみたり、アイテムを駆使してみたりしましたが、いずれも失敗に終わります。

  • ▲威圧感が半端なさすぎます。せめてどっちか1体じゃダメですか?

 “混種の戦士”を倒すことに成功するものの、この段階で回復アイテムが枯渇するケースが多く、“坩堝の騎士”が倒せない……。

 記事の締め切りが迫る中、編集者から「やや低レベルなのでは?」と助言をもらいました。現段階でレベル34だったのですが、なるほど、これは盲点でした。レベルを40にして、ついでに、探索途中に手に入れた鍛石で武器を強化しておきました。これにより、回復アイテムをそこまで使用せずに“混種の戦士”を倒すことに成功。

  • ▲回復アイテムを残してはいるものの、まったくダメージが通らない……。

 「これならいけそう」と思いましたが、“坩堝の騎士”があまりにも固すぎて、まったくHPが減りません。そのうえ、第二形態まで登場する始末。回復アイテムを使用するタイミングもシビアで、何度挑戦してもクリアできる気配が見えません。

 ここにきて、筆者初の挫折。このボスは後回しにすることにしました。ストーリー以外のボスを倒す順番は関係ないところは、本作ならではの要素。キツいと思ったボスは、成長してから倒すことにしましょう。

 「このまま別のボスも倒せなかったらどうしよう」という焦りと、「ボスを倒せずに後回しにするとは……」という複雑な気持ちを胸に、ケイリッドを後にしました。

“シーフラ河”でブライヴさんと運命の再会

 2体のボスに心を折られたので、“ケイリッド”の入り口の南側にある、霧の森まで戻ることにしました。ここはまだ“リムグレイブ”のエリア内のようです。

 巨大な黄金樹を横目にしながら進行していき、そのまま地図を手に入れるまで通路を走り続けます。“ケイリッド”の時にも思いましたが、本作は、自分がどこを進んでいるのか確認するために、まず地図を手に入れるのがいいですね。

 特に筆者の場合、方向音痴気味であるため、地図に目印をつけていかないと、通った道すら忘れてしまいますから。そういえば、地図に目印を付けられるのは、本作の痒いところに手が届く要素の1つではないでしょうか。

 無事に地図を手に入れて、小黄金樹の周りを探索していると、“シーフラ河”の入り口に到達。ここのエレベーターが長くて、不安が募ります。

 多数の魔術師や、得体の知れない敵はもう見慣れたものです。幻影の斧持ちの牛(?)のような敵は強そうに見えて、案外倒しやすかったです。

 柱に火をともすギミックがあり、灯した後に“とある柱”で火が着火していたので、その柱と連動しているみたいですね。

 “シーフラ河”を歩き続けていると、筆者が好きだと言っていた獣人“ブライヴ”に遭遇。そういえば“魔女ラニ”から指令をいただいていました。すっかり忘れていたことはバレていないようです。

 話を聞くと、指令の進捗は芳しくない様子。そして、ヒントをもらいに仲間の1人である魔術師“セルブス”に会いに行きます。

 田舎者だの、恥知らずだのボロクソに言われましたが、ヒントをもらいました。このヒントはメモしておいて、後で忘れないようにします。ついでに、言われた悪口もメモしておきます。

砦を2つ攻略して、新天地“アルター高原”へ。

 これまで探索で通ったルートには、2つの砦がありました。“ハイト砦”と“ファロス砦”です。この2つの砦には、進行ルートに必要な“デクタスの割符”の片割れがそれぞれ隠されています。

 この2つのアイテムを入手してから“デクタスの大昇降機”に行くことで、次なる進行ルートが開示されるのです。迷子になって行き詰ってしまった時に、編集部からヒントを聞きました。

 言われたとおりに“デクタスの割符”を掲げると、“デクタスの大昇降機”にある石像が動き、エレベーターが稼働。ムービーの後、プレイヤーを新たな土地“アルター高原”へと導いてくれます。

 新天地に着いてまずやることと言えば、“祝福”と“地図”を探すこと。ここまでくれば、流れはおおよそわかってきました。なにせ足を踏み入れた瞬間から、危なげな巨人が2体見えてますからね。

 アルター高原は黄金樹が近く、メリナとの契約が果たされるのもまもなくとのこと。美女とお別れするのは名残惜しいですが、渋っていてもゲームが進まなくなってしまうので黄金樹を目指します。

 祝福が示すルートを進むと、“王都ローデイル”という巨大な都市に侵入。その先にある祝福“王都外廓”の付近には、ボス“竜のツリーガード”がプレイヤーを待ち受けます。

 ここにたどり着くまでに、ツリーガードを2体ほど無視してきたのですが、ここにいる“竜のツリーガード”は無視できないみたいです。

 “親衛騎士ローレッタ”のように、馬に乗ったボスとの対決となります。巨大な武器を持ったボスで、叩き下ろした時の範囲攻撃が厄介です。

 そのうえ、HPが6割近くになると、武器をパワーアップさせてきます。赤い雷を使い、さらに強力な範囲攻撃を行うようになります。これはボスの風格がありますね。

 プレイヤー視点から右回りに動けば、盾の攻撃が多めになるため、隙が生まれやすくなります。また、巨大な武器での攻撃は、しっかり見極めればローリング中の無敵時間で回避が可能。攻撃タイミングを見て、攻撃後の隙に一発攻撃する。このループにより、“竜のツリーガード”を倒すことができました。

 武器での攻撃は衝撃波が生まれるため、回避のタイミングを誤ってしまうとかすったダメージ+よろけモーションをとってしまい、そこから致命傷を負ってしまう点がやっかいでしたね。

  • ▲「あと少し! 早く倒したい!」というはやる気持ちを抑えきれず、強引に攻撃して、結局はギリギリのHPで勝利。

 “竜のツリーガード”を撃破してたどり着いたのは、次なる祝福“王都城壁前”。レベル45でここまで来ましたが、いよいよレベルがきつくなってきたかもしれません。次のボスは、しっかりとしたレベリングが必要かも……。

  • ▲ステータスは主に生命力に振り、少し筋力と技量を上げています。

 ではまた次回。

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©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.

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ELDEN RING(エルデンリング)

  • メーカー: フロム・ソフトウェア
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2022年2月25日
  • 希望小売価格: 9,240円(税込)

ELDEN RING(エルデンリング)

  • メーカー: フロム・ソフトウェア
  • 対応機種: PS5
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2022年2月25日
  • 希望小売価格: 9,240円(税込)

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