新米哨士(センチネル)、新ガントレットを試行錯誤の末クリアする【バビロンズフォール日記#21】

hororo
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 スクウェア・エニックスから発売中のオンラインアクションRPG『BABYLONʼS FALL(バビロンズフォール)』のプレイ日記をお届けします。

 こんにちは、hororoです。前回、Ver1.2.1アップデートで新たに実装されたコンテンツについて冒頭で少し触れたものの、私自身はパワー不足で挑戦できていませんでした。

 しかしようやくパワーを250に乗せることができ、新たなボス・エレシュキガルや新ガントレットへの挑戦権を得られたので、今回はそのレポートとなります。

 まずエレシュキガル。こちらはデュエルで挑むこともできますが、これまでのボスと同様にストーリーでも対峙することになります。

 実際に戦ってみて思ったのは、いろいろな形態を取ることで変化する豊富な攻撃パターンが非常にやっかいだということ!

 それぞれの攻撃に対しての回避方法をしっかり考えなけれなばらないのは基本ですが、単純に数が多くて最初は戸惑いました。しかし逆を言えば、形態によって攻撃方法を見極められるため、慣れてしまえば見た目で判断できるのはメリットかもしれませんね。

  • ▲通常形態は、光弾やレーザー主体の遠隔型。追尾性能はそれほど高くなく、基本的に左右に動いていれば回避できる印象です。
  • ▲剣&盾形態は近接特化型。槍の攻撃範囲が広いものの、槍を持つ右手方面をなぎ払ってくるため、盾側に逃げると避けやすいかも?
  • ▲これは……イソギンチャク形態? 中央に根を張り動かなくなりますが、周囲へ激しい範囲攻撃を繰り返します。避けゲーっぽくてけっこう楽しい。

 なお、「エレシュキガルが塔を召喚」というメッセージが表示されるとカウントダウンが始まります。続いて「再創造に向け時が刻まれる……」という不穏なメッセージが……。明らかにやばそうな文面のため、プレイ時は最優先で壊していたのですが、やはり放置しておくと“再創造”されてゲームオーバーなのでしょうか……。

 ちなみに私は最近グレートアックスをメインで使っていたのですが、エレシュキガルは微妙に浮いていて、横になぎ払うグレートアックスとは微妙に相性が悪いです。ボウとかハンマーをメインに据えたほうが戦いやすそうだと思いました。

  • ▲グレートアックスだと、飛びあがって空中でライトアタックを振って対空、そしてゴーストアタックという手順が必要で、面倒くさい……。

 続いて新ガントレット“天の嵐 作戦Ⅰ”に挑んでみました。ガントレットのクエストにはさまざまな特殊効果が付与されており、専用の攻略法が必要になることも。通常とは一味違ったバトルを楽しめるのが特徴です。

 今回のガントレットに付与されている特殊効果は、常にHPが減少し続ける“ディンギルの戯れ”、ミダサイトを取得するとHPが回復する“ミダサイト喰い”、他プレイヤーを蘇生するとHPが回復する“ギブアンドテイク”の3つ。

 立っているだけでHPが減り続ける“ディンギルの戯れ”の減少速度がエグく、とにかくキツイ……! 残り2つの特殊効果はHPを回復させるものですが、ミダサイトは道中の体力維持程度の効果ですし、今回はソロで挑んでいたこともあって3つめの効果も意味をなさず、ものすごく苦戦しました。というか、負けました!

  • ▲ちなみにミダサイトとは、行き先を示すように点在している黄色いアレのことです。

 この手の“HPが減り続ける”系のギミックって、体力が1で止まることも多いと思うのですが、本作はそんなに甘くはなく、ちゃんと死にます(笑)。

 一応復活時に体力が満タンまで回復するのですが、焼け石に水。そもそもギリギリのパワー値で挑んでいるため、敵の攻撃もなかなか痛く、専用の装備を整えなければクリアは難しいという感触を得ました。

 “ポーション回復量+”や“敵撃破:吸血”など、HP回復に関連した追加効果を持つ装備が欲しいですね。また、戦闘に時間をかければかけるだけ体力が削られていくため、せん滅力も重要そうです。

 ちなみにガントレットはプレイヤー間でのランキングが掲載されており、誰でも閲覧することが可能です。ということで、ちょっと上位陣の装備を参考にさせてもらおうと思い確認したところ……ほとんどの人が装備情報を非公開にしていました。まあランキングを競っているから、当然と言えば当然かも……?

  • ▲ランキングはシティにあるランキングボードで確認できます。装備を公開にしている人も少しいるので、まったく参考にならないということはないかと。

 そして試行錯誤の末、ついにクリアまで漕ぎ付けました。重視したのは、まず第一に回復力の確保。ガリガリ削られるHPを相殺できる程度の回復力は必須です。

 目を付けたのが“敵撃破:HP回復”と“攻撃:HP回復”の効果。敵を攻撃し続ける&撃破することでHPを確保しようと考えたわけです。

  • ▲ポーションの回復力が上昇する“調薬名人”もかなり助かりました。

 攻撃し続けることが重要だとすれば、うってつけなのがソードのゴーストアタック“ファントム スラッシュ”です。ボタン押しっぱなしで攻撃し続けるので、ゴーストアタックはソード2本積みで決定。

  • ▲過去に拾っていたリンバスが“敵撃破:HP回復Ⅲ”を持っていたので、合成してパワーを上げ、採用!

 次に考えるのはSPの確保です。ソードのゴーストアタックを常時展開させておくためのSP回復速度を手に入れなければなりません。そこで注目したのが、たまたまかぶっていた頭装備に付いていた“疾走傾倒”の効果。常時発動効果でHP-が付いているものの、ダッシュ中は被ダメージ軽減とSP自動回復が付与される優れものです。

 つまり、走っていればSPが回復する! 幸いファントム スラッシュは走りながらでも展開できるので、相性がバツグン!

 さらに過去に拾った装備を漁っていると、“ダッシュ:HP自動回復”と“連続ヒット:HP回復”が付いた胴装備も発見したところで天啓が降りました。

 「走りながらファントム スラッシュを展開しているだけで済むビルドにしよう!」と。

 そこまで決まればもう話は簡単。まだ決まってない部位に、敵を攻撃したり撃破することで、HPやSPが回復する効果を持った装備を選ぶだけ! もちろん装備自体のSPオートチャージも高めのものをチョイスしました。

 完成した装備でガントレットに挑んでみると、その目論見は見事に成功! 敵の周囲を走っているだけで、宙を舞う剣たちがピラニアのごとく敵に襲いかかり、もりもりHPを回復してくれます。むしろ敵がいない移動中のほうが回復が追いつかず、ピンチになるほど。

  • ▲止まったら死んでしまうマグロのごとく、つねに走り続けていなければなりません(笑)。

 今まではあまりビルドを真剣に考えず、「とりあえずパワーが上がればいっか~」みたいな軽いノリで遊んできましたが、ガッツリとビルドを考え、それが上手くいったときの快感は格別ですね。

 そういう意味でガントレットは、お題に合わせてビルドを考えてみる遊び方ができると思います。まだあまりビルドを考えたことがないという人は、ぜひ今回のガントレットで自分なりの解答を探してみてはいかがでしょうか。

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