ビルトビルガー参戦! ジャスティスガンダム&ファルケにも新パーツが実装!! 【スパロボDDコラム#70】

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 バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第70回コラムをお届けします。

 2019年8月22日に正式サービスを開始した『スーパーロボット大戦DD』は、まもなく3周年を迎えます! 本『スパロボDD』コラムも8月は3周年記念月間として、より充実した内容をお届けする所存! ……ということで、3周年に向けての助走期間、ラストスパートと参りましょう!!

ビルトビルガーが参戦!

ビルトビルガー&SSR スタッグビートル・クラッシャー


【ユニットデータ】ビルトビルガー

【ユニットパーツデータ】スタッグビートル・クラッシャー



ビルトビルガー&スタッグビートル・クラッシャーの評価

 ビルトビルガーは攻撃&防御タイプ、通常攻撃が射程2の実弾で登場。スタッグビートル・クラッシャーの性能は、無条件で攻撃力・防御力・照準値が上がり、戦闘回数でさらに攻撃力・防御力・照準値が強化されます。

 さらに確率での与ダメージアップ&敵の攻撃を完全回避するという効果もアリ、ギャンブル性が高い性能になっていますね。制圧戦の報酬ということで手軽に特性+5を目指せますが、そこまで上げても補正値はあまり強くはないので、やはり2つめの必殺パーツ待ちですね。

 6月29日から開催中の第11回“制圧戦”において、新ユニット/パイロットとして『スーパーロボット大戦OG』シリーズから、アラドが乗るビルトビルガーが参戦しました!

 アラドの初登場は、2004年発売の『第2次スーパーロボット大戦α』。4人いる主人公のうちの1人で、カテゴリーとしては“リアルロボット系男主人公”でした。

 アラドの遺伝子を用いて生み出された、酷似した容貌をもつマシンナリーチルドレンたちが、2001年発売の『スーパーロボット大戦α外伝』に先行して登場していたという少々変則的な登場順で、後に『OG』シリーズでアラドとマシンナリーチルドレンたちの関係が明らかになった際には、両者の関係性が匂わされていたとは言え、驚いた人も多かったのではないでしょうか。

 愛機であるビルトビルガーも『第2次α』で初登場。『OG』シリーズの設定では、“ATX計画”において開発された、アルトアイゼンのコンセプトを受け継いだ兄弟機ともいうべき機体で、アルトアイゼンと同様にEOT(異星人の超技術)を用いず、近・中距離戦用の実弾兵器が装備されています。砲撃戦用のビルトファルケンと同時運用されることで、本領を発揮する点もアルトアイゼンと同じですね。

 『スパロボDD』での初SSR必殺技パーツは、左腕部に装着された格闘戦用武器の“スタッグビートル・クラッシャー”。スタッグビートルとはクワガタムシを意味する英語で、言わずもがな巨大なハサミであるこの武器を、クワガタムシのツノに見立てたネーミングです。頭部のヒートホーンのせいか、作中でカブトムシと呼ばれたことのあるアルトアイゼンとの対比も際立ちますね(笑)。

 戦闘デモの演出は、『スーパーロボット大戦OGs』以降のものを概ね踏襲しており、3連ガトリング砲でのけん制射撃が追加されています。

 なお“スタッグビートル・クラッシャー”はガシャ排出ではなく、“ビルトビルガーのパーツの欠片”との交換により獲得可能です。

 ビルトビルガーの必殺技といえば、ほかにジャケット・アーマーをパージして突撃する“ビクティム・ビーク”がありますが、やはりド本命はビルトファルケンとの合体攻撃である“ツインバードストライク”。相方であるゼオラ/ビルトファルケンの実装が待ち遠しいですね。

ジャスティスガンダム用“ミーティア・ビームソード”、ファルケ用“ASマーシャルアーツ”が実装!

ここからは、イベント“隼の瞳に映る流星”の開催に合わせて実装された、ジャスティスガンダム用の“ミーティア・ビームソード”と、M9D ファルケ用の“ASマーシャルアーツ”、2種のSSR必殺技専用パーツをご紹介!!

 どちらも恒常のレアガシャに追加されていますが、ピックアップ排出される4ステップアップガシャは、7月31日13:59までの開催です。

SSR ミーティア・ビームソード

【ユニットパーツデータ】ミーティア・ビームソード



ミーティア・ビームソードの評価(S)

 無条件でHPが上がり、気力10上昇ごとに攻撃力・防御力・照準値が強化されます。また、戦闘回数に応じて、攻撃力がさらに強化。そして斬撃・ビーム属性のブレイクゲージ減少量の増加させてくれます。

 今まで通り壁役兼、ブレイカーとしての役割は十分にこなせる性能ですね。攻撃性能がやや低いのでこのパーツ単体での評価はSですが、総合的に考えればジャスティスは壁役としてトップクラスの機体となっています。

 ジャスティスガンダム単体としては3つ目のSSR必殺技パーツとなる“ミーティア・ビームソード”。ビームソードという名称ですが、ジャスティスガンダムが追加武装プラットホーム(アームドモジュール)であるミーティアニユニットと連結して繰り出す、コンビネーション攻撃となっています。

 全長99.46メートル(ガンダム連結時)に及ぶ巨躯を誇るミーティアは、120センチ高エネルギー収束火線砲×2、93.7センチ高エネルギー収束火線砲×2、MA-X200ビームソード×2、60センチ エリナケウス艦対艦ミサイル発射管×77(!?)という重武装仕様。

 ニュートロンジャマーキャンセラーを利用した核エンジン搭載型のガンダム(フリーダム&ジャスティス)と連結することでエネルギー供給を受け、一般的な戦艦を凌駕する火力を備えた高機動兵器となります。また、通常時には母艦であるエターナルの艦首に接続されており、同艦の武装として使用されています。

 『スパロボDD』の戦闘デモでは、ミーティアに満載された武器をフル活用。2種のエネルギー収束火線砲でけん制砲撃を行った後、艦対艦ミサイルを放ち、長大なビームソードによる斬撃でトドメを刺すという、これを食らったなら、並の機体ならひとたまりもないであろう凶悪無比な攻撃になっています。もしも敵兵の立場なら、これは食らいたくない……!

 原作『機動戦士ガンダムSEED』でのミーティアは、PHASE-47において、地球連合軍(ブルーコスモス派)の核ミサイルを撃墜するために初使用。ジャスティスにミーティア(機体番号02)、フリーダムにミーティア(機体番号01)が連結し、全砲撃武装での一斉射でプラントに迫る無数の核ミサイルを撃ち落としました。

 続くPHASE-49では、ミーティア(02)と連結したジャスティスガンダムが、ビームソードで地球連合軍の宇宙戦艦・ネルソン級のブリッジを切断。さらにはレイダーガンダムに対しても、機体の巨大さを感じさせない高い機動力を発揮し、ビームソードとミサイルで対モビルスーツ戦をこなしました。

 さらに同話では、フリーダムのビームソードを避けたカラミティガンダムを、ジャスティスがビームソードで背後から追撃。その胴体部を両断し、大金星をあげたりもしています。『スパロボDD』の“ミーティア・ビームソード”の戦闘デモは、このPHASE-49での大活躍を踏まえた演出になっていると見て間違いないでしょう。

 なお、FINAL-PHASEにおいて、フリーダムのミーティア(01)はプロヴィデンスガンダムの猛攻により大破してしまいましたが、ジャスティスのミーティア(02)は最終局面まで健在。ヤキン・ドゥーエへの突入時もミーティアを切り離したため、同ユニットは失われることなく終戦を迎えています。その後、派生作品や続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にもミーティアが登場していますが、それらについての解説は別の機会に……。

SSR ASマーシャルアーツ

【ユニットパーツデータ】ASマーシャルアーツ



ASマーシャルアーツの評価(S)

 無条件で攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力130以上のとき敵ユニットの防御力・照準値・運動性を減少させる効果を持ちます。

 また、フィールド上に時縞ハルト、味方の相良宗介、メリッサ・マオ、クルツ・ウェーバーのいずれかがいるとき攻撃力・運動性が増加する効果もアリ。気力130以上&仲間がいるときという2つの条件付きですが、どちらも発動すれば回避力はかなり高めです。編成を整える必要はありますが、迎撃戦などでの出番もありそうですね。

 ファルケ2つ目のSSR必殺技パーツは“ASマーシャルアーツ”。『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』や『スーパーロボット大戦V』では、同機の最強必殺技として君臨していたので、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

 “AS”とはファルケの機体カテゴリである“アーム・スレイブ”の略。“マーシャルアーツ(martial arts)”とは“武芸”のことを指しており、“ASマーシャルアーツ”を意訳するならば、さしずめ“アーム・スレイブ格闘術”といったところでしょうか。

 『スパロボDD』での戦闘デモは、原作『フルメタル・パニック!The Second Raid』第8話で、クルーゾーが初対面の宗介が乗るARX-7 アーバレストを圧倒し、“彼ら”の問題点を浮き彫りにした模擬戦で見せた一連のコンビネーションがモチーフ。原作では途中まで単分子カッター(クリムゾンエッジ)を携えていましたが、『スパロボDD』では完全に武器を手放した徒手空拳になっています。

 トドメの一撃は、東洋武術における“徹し”と“寸勁”を複合した技で、最初に猛烈なインパクトを敵機とその操縦者に浸透させ、続いてその身を吹き飛ばすというもの。人体に引けを取らない複雑さと柔軟さを獲得し、戦士の肉体のさらなる延長となり得る、第3世代ASならではの芸当とも言え、宗介が“ラムダ・ドライバ”を用いた一撃であると勘違いするほどの威力を誇りました。

 模擬戦において、クルーゾーは宗介の戦い方を「スキルではあってもアートではない」と指摘しましたが、“ASマーシャルアーツ”は、己の“技(Skill)”をまさしく“芸/術(art)”の域にまで昇華させたクルーゾーならではの必殺技であると言えるでしょう。ちなみに、プラモデル“M9Dファルケ Ver.IV”の解説書に記載されているクルーゾー自身による機体解説では、彼が自身の格闘技術について自信満々に語る、意外な様子も見られます(笑)。

 ……といったところで、今回の『スパロボDDコラム』はここまで! 8月2日には、記念番組として『生スパロボチャンネル(アプリ版)魂の3周年』の放送が決定していますし、例年通りなら8月上旬には待望の“水着ガシャ”も開催されるはずですから(筆者の願望)、3周年に向けて8月はよりアツく盛り上がりそう!

 次回の『スパロボDD』コラムでは、新たに開放された“第2章Part11”もご紹介予定です!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
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