PSP『ファンタシースターポータブル』の発売日。手軽に遊べて収集欲もくすぐるRPG【今日は何の日:7月31日】

ネオン
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 皆さんこんにちは、恩頼ネオン(@Dol_neon)です!

 今から14年前の2008年7月31日に、PlayStation Portable用ソフト『Phantasy Star Portable(ファンタシースターポータブル)』が発売されました。

行こう、限り無き冒険の宇宙へ。

 『ファンタシースターユニバース(PSU)』のシステムをベースにしたRPG。

 『Phantasy Star Portable』の頭文字を取ると“PSP”で、PlayStation Portableの略称も“PSP”という偶然とも必然とも言い難い一致が世のゲーマーをほんのり悩ませたタイトルでもあります(笑)。

 携帯機ナイズドされた『PSU』と言っても大げさではない本作は、とにかく手軽だったのが大きな魅力です。

 今よりもオンラインプレイへの敷居が高かった時代。アドホック通信で手軽にマルチプレイができることはそれだけでメリットでした。

 アドホック通信は本来なら見知った人以外とプレイする敷居が高いという問題があるのですが、当時は協力プレイができるPSPタイトルの絶頂期!

 携帯ゲーム機を持ち込んで遊べる漫画喫茶のような形式のお店もあって、そこで知らない人と一緒に遊ぶなんてこともありました。

 もちろん、手軽さはオンラインプレイとアドホック通信の違いだけではありませんよ。キャラクターの育成も行いやすく、やり込み派にはちょっと物足りなく感じてしまうほど。

 また、武器などの装備品が直接ドロップするシステムはハック&スラッシュとしては珍しくないものですが、当時は素材を集めて装備を作るタイトルが多かったために逆に新鮮でした。

 決して素材を集めるゲームを否定するわけではなく『PSU』も武器は素材から合成するものだったのですが、やっぱり、武器や防具などの“そのもの”がドロップすると一点もの感が強くてテンションが上がります! 

 それでいて遊びこもうと思えば装備の収集はそう簡単に終わるボリュームではなく、エネミーの撃破数や入手した装備の数に応じた称号もありと収集欲をくすぐる要素が満載でした。

 『Phantasy Star Portable』は、その後『PSU』のアップデートや拡張パッケージと並行する形で続編がリリース。

 紆余曲折あった末に現在『ファンタシースター』シリーズは『ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス』がPS4、Nintendo Switch、PCでプレイできます。

 ここまでの経緯を深掘りすると『ファンタシースター』シリーズの歴史になってしまうので避けますが、『ファンタシースターポータブル』がなければ『ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス』も生まれなかったのでは? とちょっと考えてしまう、『ファンタシースター』シリーズで重要なタイトルです!


恩頼ネオン:電撃オンラインのライター。アニメ、ゲームが大好きです! Twitterでも“今日は何の日”やってます♪

 

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キャラクターデザイン:津路参汰(ニトロプラス)

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