YouTubeライブで遊べる参加型ゲームプラットフォーム『fingger(フィンガー)』って何? 実際に体験してみた

セスタス原川
公開日時

 YouTube ライブで遊べる参加型ゲームプラットフォーム『fingger(フィンガー)』は、ゲームを通じて視聴者と配信者の距離が近づき、一体感のある配信を楽しめるサイトです。

 この記事では、配信視聴が何倍も楽しくなる『fingger』の利用方法や楽しみ方をお伝えしていきます。

 『fingger』では、一般的な配信視聴よりも、配信者と近い距離感で新たな体験を味わえます。また、現在は数多くのVTuberやアイドル、芸人などのさまざまなジャンルの配信者が『fingger』で配信を行っており、新たな推しに出会える場にもなっています。

そもそも『fingger』ってなに?

 『fingger』はYouTube ライブで遊べる参加型ゲームプラットフォームです。

 利用方法は、配信者と視聴者とで若干異なります。

 視聴者として利用する際は、YouTubeからコメントをするだけで参加可能。さらに、アイテムでの介入など、より参加型の体験を楽しむ場合は、アカウント登録したのちに、サイトから配信を開くだけ。

 もちろん無料ですし、スマホからもアクセスできるので、家でも外でも簡単に配信を楽しめます。

【視聴者のアカウント登録手順】
①YouTubeアカウントを用意
②finggerのログイン画面からGoogleアカウントでログイン

 ちなみに、配信者のアカウントは下記の手順を行うことで登録できます。

【配信者のアカウント登録手順】
①YouTubeアカウントを作成
②YouTube側でライブ配信の有効化を行う
③finggerのログイン画面からGoogleアカウントでログイン
④fingger側で“配信アクティベート”を行う

※登録方法について、詳細は公式サイトのマニュアルをご確認ください。

コメントを通じてゲームを一緒にプレイ

 『fingger』の特徴の1つは、配信者と一緒にゲームを楽しめること。

 配信者は視聴者のコメントによる手助けを受けたり、逆に視聴者と対戦したりしながらゲームをプレイします。前述した一体感を味わえる配信という要素はここに起因しており、コメントの読み上げを超えたコミュニケーションが行えます。

ブロック崩し×穴埋め単語の『WORD BREAKER(ワードブレイカー)』

 人気ゲームとして、コメントとブロック崩しがリンクした『WORD BREAKER(ワードブレイカー)』があります。

 こちらは、ブロック崩しをしていく途中で穴空き状態の単語ブロックが登場。視聴者はその条件に合致する単語をコメントして表示することで、その単語ブロックが崩せるようになる仕組みです。

 参加方法は、コメントに“#(ハッシュタグ)”をつけてから単語をコメントするだけ。誰でも簡単にゲームに参加できます。

 回答しても抽選で選ばれなかった人も諦めてはいけません。ゲームのリザルト画面では、それぞれの視聴者がどれだけブロックに当てはまる単語のコメントを投稿したのか、ランキング形式で発表されます。運に自信がない人は、何度も正解をコメントしてランキング上位で存在感をアピールしましょう!

配信者、視聴者、全員参加できるクイズバトル! 『クイズオンエア』

 少し形の異なる協力系のゲームとして、配信者と視聴者が共にクイズに答えていく『クイズオンエア』もあります。

 こちらは、文学&歴史、芸能&音楽、アニメ&ゲーム、グルメ&趣味などから1つのジャンルを選択して、クイズに挑戦しつつステージクリアを目指すゲームです。

 今回は“チャンネル対抗モード”をプレイされていました。視聴者と配信者の正解数に応じて“チャンネルポイント”が獲得でき、同じく『fingger』でクイズオンエアをプレイするチャンネル(配信者)同士がランキングを競うというモードになっています。

 解答が早ければ早いほど正解時の獲得ポイントも上昇するので、ゲーム中はさながら早押し大会のようでした。

 問題の終わりには何人中何人が正解できたのか発表され、ステージ終了時には合計正解数に応じたランキングも表示されます。先に進むごとに本格的な難しい問題が増えてくるので、上位に入った方はクイズ王として誇れること間違いなしです!

 『fingger』の配信では、視聴者はコメントを読まれるだけでなく、それが配信者の手助けとなります。そのため配信をサポートしている感覚を楽しめる。配信者側も視聴者との繋がりを強く感じられる。そんなwin-winの関係が築かれています。

 今回紹介した2つは配信者と視聴者が協力するゲームですが、中には両者が対戦する形式のものもあります。配信者によって好きなゲームが違うこともあるので、さまざまな配信を回ってみるのも面白そうですね。

アイテムやギフトの使用で配信者ともっとコミュニケーションが取れる!

 『fingger』では、独自の課金アイテムを配信中に使用できます。課金アイテムによってゲーム内でさまざまな効果を発揮して、さらに配信やゲームのサポートを行えます。

 これらのアイテムは、ガチャによって獲得可能です。遊び感覚をより楽しめる工夫がされているのも面白いですね。

 また、『fingger』にはギフトという独自の投げ銭機能があります。ギフトはガチャではなく直接購入することができ、ギフトを配信者に送るとゲーム内にギフトに応じた特別な演出が出て配信を盛り上げられます!

 ギフトの売り上げの70%は配信者に還元されるようになっています。

 配信者側にとっての大きなメリットとして、『fingger』を通しての収益はYouTubeとは別枠という点です。YouTubeの条件を満たせずに収益化が通っていない配信者でも、『fingger』であれば収益を得られます。

『fingger』独自のイベントも開催

 『fingger』では、VTuber専門情報誌への掲載権をかけたイベントや、秋葉原電気街口大型ビジョンへの出演権をかけたイベントなど、配信者のモチベーションを上げてくれるようなイベントも定期的に開催されています。

 オリジナルゲームを配信しながらイベント上位になれば、豪華な賞品がもらえるかもしれないので、配信者として頑張りたい方はぜひ『fingger』で配信してみてはいかがでしょうか?

VTuberタオシャンの配信に実際参加!

 『fingger』について一通り紹介したところで、実際にゲームを体験するべく、今回はスナックにり所属のVTuber“タオシャン”の配信にお邪魔してきました。

 タオシャンは定期的に『fingger』で楽しめるゲームのプレイを配信しています。今回は、前述した人気ゲーム『WORD BREAKER』です。

 このゲームは、自身のコメントが選ばれると、一致するブロックのその単語と自分の名前が表示されます。何度も選ばれたり、難しいワードでサポートできたりすれば、彼女に認知してもらえるかもしれませんね。

 実際にゲームが始まると、コメント欄は単語の嵐。この中から正解の単語を素早く考え、尚且つ運よく選ばれるというのはかなり難しい……。

 最初は3文字や4文字の簡単な単語が多かったのですが、徐々に6文字以上の難しい単語や濁音、“ゃ”などの小書き文字混ざりのものなど、すぐに思いつかないような問題が増えてきました。

 しかし、難問ばかりのピンチは絶好の機会でもあるのです。簡単な問題では運勝負になってしまいますが、難しい問題であれば答えられる人も少ないので、サポートした証として自分の考えた単語を表示させたい人は難問が来たタイミングがチャンスです。

 ゲーム終了後のランキングでは、回答数20後半の猛者たちがずらり。この数だと、ほぼ全ての問題に回答していることになります。ガチ勢リスナー、恐るべし……。

 そういった人は毎回度のステージでも上位に入っているので、タオシャンも数名は認知しているような素振りも。名前を覚えてくれるとは、視聴者にとってはこの上ない幸せなことですよね……!

 そしてなにより……ゲームをクリアした際のタオシャンの反応がめちゃくちゃ可愛い!! 基本静かに喋るタイプの子なのですが、その分喜んでいるときがわかりやすく、見ているこちらまで笑顔になってしまいます。これはハマってしまうかも……?

 といった形で、初めての『fingger』での配信視聴体験は終了。ゲーム配信の楽しみ方と言えば見てコメントを残すまでが一般的ですが、『fingger』はそれに加えて一緒にゲームで遊ぶ面白さを味わえます。

 これは常に視聴者参加型の企画が行われているようなものなので、配信者と視聴者どちらにとっても毎日の配信が楽しくなること間違いなしです。

 誰でも簡単にwebブラウザを通じて利用できるので、ぜひお試しください!

“東京ゲームショウ 2022”へ出展決定!

 “東京ゲームショウ 2022(TGS2022)”への出展が決定しました。『fingger』の紹介ブースのほか、配信者側を味わえる体験ブースも用意されるようなので、会場へ行く方はぜひ体験してみてください!

©fingger Inc.

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