イヤに決まってんだろ！ でもしかたがねぇ！ 今思いつく策の中で、それが一番安全なんだ（武居）【ワヒロ名言集】

　スクウェア・エニックスのシチュエーションスタイルRPG『ワールドエンドヒーローズ（ワヒロ）』の名言集をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください

イヤに決まってんだろ！ でもしかたがねぇ！ 今思いつく策の中で、それが一番安全なんだ。（武居一孝）

●メインストーリー第1章“認可試験”第14話“空気を変えろ”

　『ワールドエンドヒーローズ』（iOS/Android）に登場する、ヒーローたちの熱い名言＆迷言を紹介する特集企画第2回。今回は、白星第一学園のクールな参謀役・武居一孝（声優：石川界人）のヒーローとしての心意気を感じるセリフに注目してみました！

　白星第一学園2年生（留年）。クールな理論派ですが、占いを重視しており、かに座のラッキーアイテムをチェックするのが日課という意外な一面も……。

　文武両道で、料理もそれなりにできるなど生活力も高め。感性がかなり独特で、天井から黒い水が降る怪奇現象に対して「上階で石油が湧いた」発言（イベント“子ども心と小さな夢”より）をするなど、たびたび迷言を生み出しています。

　物語の中心地である東成都は、防衛ラインによって4つの区に分けられています。各区にはその地域のヒーローをまとめる“認可代表校”が存在し、南地区を“白星第一学園”、東地区を“風雲児高校”、西地区を“ラ・クロワ学苑”、条件の厳しい北は現在空席。

　そんな中、南と北を統一して中央区にする計画があり、北地区の代表を目指す崖縁工業高校と、（大人の事情に巻き込まれ）それを阻止しようとする白星第一学園が対立することに……。

　崖縁工業高校の浅桐真大（声優：吉野裕行）が起こした爆発事故に巻き込まれ、さらに入院中にも酷い目に合った武居。その恨みもあって彼は、対崖縁戦にノリ気です。
　

　そんななか、南地区にある城海区で大型の喰核生命体“イーター”が出現する予兆が……。崖縁工業高校は認可代表校となるラストチャンスにかけて、白星第一学園のお膝元へと乗り込みます。

　そのことは、当然武居たちも想定の範囲内。“ヒーロー同士の戦いは減点”という圧倒的に不利な状態の崖縁工業高校の前に、変身した白星第一学園のヒーローたちが立ちふさがるのでした。

　武居は、伊勢崎敬(声優：内田雄馬）に橋を攻撃させて海城区に近づく手段を奪うよう指示を出します。公共物破壊という大胆過ぎる作戦ですが、瞬時に最も有効な手を打てる彼は切れ者です。

　伊勢崎は水を操る血性の持ち主のため、夜でさらに雨が振っている状態で攻撃するのは少し不安な様子。そんな彼に武居は「かに座は……１位だ」と言いきり、作戦成功を確信したような表情を見せます。

　それに対して伊勢崎は、「お前の星座の運勢は関係ねえ」と一刀両断。確かに指示を出す武居より、実行する伊勢崎の運の方が重要そうですよね（自分の分しか調べてないのが、彼らしいです）。

　武居の嬉しそうで自信に満ちた姿が見られるなら、毎日かに座が1位であればいいのにと少し思ってしまいます。

　その後も崖縁高校と白星第一学園は激しい攻防を繰り広げますが、決着がつく前に大型イーターが出現します。

　武居は自分たちが城海地区の住人を避難させる役に回り、大型イーター討伐を崖縁工業高校に任せるのでした。

　「俺たちにあずけていいのか？」という戸上宗一郎（声優：日野聡）に、武居は不本意だが一番安全なこの策を選んだことを告げます。

　華やかな活躍や代表校の枠を賭けた政治的な思惑よりも、自分たちを慕ってくれている住人たちを守ることの方がヒーローである彼らには大事なんですよね。

　クールでどちらかと言えば素っ気ない武居の住民たちへの愛情、そして他校のヒーローたちへの信頼が伝わってくる一幕です。

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