「ポピパは5人が最高で最強!」Poppin'Partyファンミーティングツアー東京公演レポート

紅葉つかさ
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 Poppin'Partyのファンミーティングツアー“Poppin'Party Fan Meeting Tour 2019!”の東京公演「宇宙へドリーマーズGO!」が、10月3日にZepp DiverCity TOKYOで開催されました。

 キャラクターとリアルライブがリンクする次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』発のリアルバンド・Poppin'Party。今回は、全国5か所をめぐるファンミーティングツアーの東京公演の模様をお届けします。

全国を巡った修行がついに完結

 メンバーが修行の一環として全国各地を巡った今回のファンミーティングツアー。ツアーファイナルとなる東京公演は、5人全員での朗読劇から幕を開けました。

  • ▲左から、西本りみさん(Ba.牛込 りみ役)、大橋彩香さん(Dr.山吹 沙綾役)、愛美さん(Gt.&Vo.戸山 香澄役)、伊藤彩沙さん(Key.市ヶ谷 有咲役)、大塚紗英さん(Gt.花園 たえ役)。

 朗読劇は、宇宙にいるメンバーが協力して地球へ戻ろうとするものです。ほかの4公演の続きの物語ということもあり、北海道公演で大橋さんが欠席だったことなどを話題にしながら、終始なごやかな雰囲気で進行。最後はみんなで協力し、無事に東京公演の会場に到着したところで朗読劇は終わりました。

 続いてはトークコーナー。最初に行われたのは“B.O.E ~Believe Our EKAKIUTA~”。これは、くじで選ばれたメンバーが、大塚さんのギターにあわせて即興の絵描き歌を歌い、ほかのメンバーが絵を描くというものです。

 トップバッターには西本さんが選ばれ、与えられたテーマは“都電荒川線”。難問を前にして戸惑いながらも、「はしごを描いて」や「車輪が」など記憶を頼りに指示を出していきます。そして、メンバーが描き終えたところで発表に。回答は愛美さんがビッグサイト、伊藤さんが東京タワー、大橋さんがショッピングカートと答えるも残念ながら全員不正解でした。

 伊藤さんの出題では、答えが簡単だったため少し絵描き歌を難しくするとのこと。しかし、途中で「ハッピー!ラッキー!スマイル!イエーイ!」と、とあるバンドを彷彿とさせるフレーズが出ると、回答メンバーの筆が一気に進みます。伊藤さんはほかにも「儚い」など、どんどんヒントを出していき、絵描き歌を歌い終わると答え合わせへ。

 答えは「ハロー、ハッピーワールド!」と全員の回答が一致。全員正解の期待も高まりましたが、正解はなんと「瀬田薫」だったため、全員5分の1だけ正解となりました。

 つぎは西本さんによる“ポピパ、あのね…”のコーナー。これは事前に募集していた質問にメンバーが答えるというもの。「ファンミーティングで成長したなと思うところ」という質問には愛美さんが「アドリブ力」と答えました。

 「元気になれる曲は?」という質問では、Poppin'Partyの持ち歌である『Light Delight』や『ティアドロップス』、ファンミーティング当日にスマートフォン向けゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』に実装された『What’s the POPIPA!?』などが挙げられました。

旗を持った大橋さんが即興劇で大暴れ!

 3つめの企画は“ぽっぴん即興劇♪”。これは3人に分かれて全員に決められたお題を言い終わるまで、即興で劇をやり続けるというものです。

 愛美さん、大橋さん、大塚さんの出番では、舞台をお台場の某ショッピングモールとし、それぞれ警備員、観光客、店員を演じることに決まりました。そして、言わなければいけないお題のワードは、愛美さんが“チョココロネ”、大橋さんが“花園ランド”、大塚さんが“いる? パンじゃないけど”に決まり、3人のチャレンジがスタート。

 即興劇は、大橋さんが大きな旗を振り回しながらショッピングモールを歩き回るなど最初からとんでもない展開で進んでいきます。ほかにもチョココロネが逆流してきたり、大橋さんの持つ旗が壊れたりしながらも、愛美さんと大橋さんは、お題を言って劇を進めていきます。

 最後の大塚さんはなかなかクリアできず、最後は思い出したかのようにお題を言って劇を終えることができました。ちなみに、大塚さんが苦戦した理由は「お題を言わなければ劇が終わらないことを忘れていた」とのこと。天然ぶりを発揮し、会場を笑わせていました。

 トークパート最後のコーナーは“ファンミのテーマソングを作ろう!”。その名の通り、メンバーと会場のお客さんで歌詞を考えてテーマソングを作っていくというものです。

 歌詞作りが始まると、会場からは絵描き歌のお題にあった“都電荒川線”などさまざまな意見が飛び交いました。試行錯誤の結果、各会場で出た企画コーナーのお題をどんどん取り入れながら、ファンミーティング中にメンバーが何度も言っていた「ポピパは5人じゃないとダメ」というコメントを使ったテーマソングができあがりました。

 楽曲のタイトルも『P.F.Y~ポピパファンミやりきったよ~』に決まり、最後は完成したテーマソングを会場全体で歌って、すべてのトークコーナーが終了しました。ちなみに東京公演で作成されたテーマソングは、今後Web上で配信される予定だそうです。

修行を終えた5人の圧巻のライブパート

 東京以外の各会場では全員で演奏していなかったこともあり、ひさびさに5人そろってのライブ披露になりました。1曲目に演奏されたのは『Yes! BanG_Dream!』。このツアー初のフルメンバーに、久々に披露される楽曲ということも相まって、会場は熱狂の渦に包まれました。続く『前へススメ!』でも熱気は高まっていくばかり。

 3曲目の『Time Lapse』では会場が赤いサイリウムで埋め尽くされ、一体となっていきます。そして、東京公演のタイトルにも含まれている『Dreamers Go!』を演奏して、ライブパートは大盛り上がりになりました。

ライブパートセットリスト

1. Yes! BanG_Dream!
2. 前へススメ!
3. Time Lapse
4. Dreamers Go!

Blu-ray TOKYO MX presents 「BanG Dream! 7th☆LIVE」発売決定

 最後に、2019年2月21日~23日に日本武道館で行われたTOKYO MX presents 「BanG Dream! 7th☆LIVE」の模様を収録したBlu-rayを発売することが発表されました。

 3DAYSで開催された同イベントを映像化をした本作は、各日を収録した3種に加え、3公演すべてを収録したCOMPLETE BOXも発売されます。

 各商品の詳細は、『BanG Dream!』公式サイトのディスコグラフィよりご確認ください。

Photo:Satoshi Hata
©BanG Dream! Project ©Craft Egg Inc. ©bushiroad All Rights Reserved.

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