アニメ2期でも不穏な空気流れるアビスに『メイドインアビス 闇を目指した連星』で潜ろう!【WebNewtype】

電撃オンライン はるのおと
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こちらの記事はWebNewtypeで8月3日に掲載された記事の転載になります。

 隅々まで探索されつくした世界で、唯一残された秘境の大穴“アビス”。この巨大な縦穴を、探窟家見習いのリコが仲間と一緒に潜っていくアニメ『メイドインアビス 烈日の黄金郷』が放送中です。第2期の冒険の舞台は深界六層“還らずの都”。序盤から不穏な空気が流れており、変わらぬ『メイドインアビス』らしさにワクワク&ドキドキしているアニメファンも多いでしょう。

 そんな『メイドインアビス』の世界を体感できるゲーム『メイドインアビス 闇を目指した連星』が、PlayStation 4 / Nintendo Switch / PC(Steam)で2022年9月1日にリリースされます。“度し難いアクションRPG”という気になるジャンル名の本作には2つのモードがあり、アニメ『メイドインアビス』の物語を追体験するだけでなく、アビスを舞台にしたオリジナルの物語を楽しむことができます。

『メイドインアビス』の過酷な冒険を追体験できる“HELLO ABYSS”

 TVアニメ同様のストーリーに沿って展開する“HELLO ABYSS”モードは、アニメの主人公であるリコを操作し、アビスを冒険するモードです。冒険のお供はロボットのレグ。2人で協力してアビスの深層へと進みながら、基本システムやゲームの進め方を学んでいきます。ゲーム中のイベントはフルボイスで展開されるため、TVアニメを見ているときと似た感覚で楽しめるでしょう。

リコ(CV:富田美憂)

  • ▲伝説の探窟家“白笛”になることを夢見る、探窟家見習いの女の子。活発な性格で好奇心旺盛。ベルチェロ孤児院で暮らしていたが、母であるライザの白笛と手紙が見つかったことをきっかけにアビスの底を目指して旅立ちます。

レグ(CV:伊瀬茉莉也)

  • ▲アビスの中で見つかった、人間そっくりのロボット。記憶を失っており、自分が何者なのかを知るためリコと一緒にアビスに旅立ちます。真面目で口調も大人っぽいものの、不測の事態には取り乱したり、躊躇したりしがち。

 現在、このモードに登場し、詳細がわかっているのはこの2人のみ。しかし『メイドインアビス』にはほかにも個性的なキャラクターがたくさん。彼・彼女らのうち誰が、どのように活躍するか……アビスに潜って確認してみましょう。

新米探窟家としてアビスの深層に挑む“DEEP IN ABYSS”

 一方、“DEEP IN ABYSS”モードの主人公はリコではなくオリジナルキャラクターである探窟家のタマゴです。こちらは彼を操作し、オリジナルストーリーに沿って冒険を進めるという内容。ミッションの達成やアビスから遺物を持ち帰ることで探窟家としてのランクを上げ、より深い層に潜っていきます。

主人公(CV:鬼頭明里)

  • ▲“DEEP IN ABYSS”モードで操作できる主人公。髪型や顔立ちなどは、プレイヤーが自由にクリエイトできます。

 この主人公はリコと同じベルチェロ孤児院の一員となりますが、そこにはともに授業や研修に励む同級生もいます。彼らとの物語の行方は……きっとひと筋縄ではいかないものになるでしょう。

ティアレ(CV:諏訪彩花)

  • ▲孤児院の同期生。物静かで控えめな性格であまり目立たない存在。身体能力は高いものの、走るのは苦手。白笛になってアビスの底に行くことを夢見る。

ドロテア(CV:藤田茜)

  • ▲リコにあこがれる孤児院の同期生。天真爛漫だが少し天然なところもあり、魅力にも、欠点にもなっている。何かとすぐに競争したがる癖がある。

ラウル(CV:藤原夏美)

  • ▲孤児院の同期生の男の子で元気が取柄。思ったことを口にして失敗するタイプだが、どこか憎めない。

原生生物、地形、空腹……そしてアビスの呪い!アビスには危険がいっぱい

 原作者・つくしあきひとさんが監修する本作は、いずれのモードでも3DCGで再現されたアビスを冒険することになりますが、再現されているのは見た目だけではありません。不安定な地形や行く手を阻む原生生物など、アビス内に蔓延る危険もしっかり再現されています。


  • ▲広大でどこか不思議の雰囲気が再現されたアビスを冒険していきます。


  • ▲大型の原生生物に倒されると、生物ごとに異なる凄惨なゲームオーバー演出が見られます。


  • ▲探窟家たちの拠点となる“オースの街”。ここでクエストを受けたり、アイテムを買い揃えたりして冒険の準備をします。


  • ▲見習いの“赤笛”のうちは、おもにベルチェロ孤児院でジルオから任務を受けることに。探検を続けて笛の等級が上がると、受けられる任務も増えていきます。

 冒険中は原生生物や地形以外にも気をつけなければいけない要素があります。主人公には体力、満腹度、スタミナという3つのステータスが存在し、満腹度とスタミナは何かのアクションをするごとに減少していきます。スタミナは自動回復するものの、満腹度の回復には食事が必要。満腹度がゼロになるとスタミナが回復できなくなるため、冒険中も小まめな食事は欠かせません。


  • ▲アニメでも見られる食事シーン。『メイドインアビス 烈日の黄金郷』第3話で見られたように、デメリットのある食事も存在するかも……?


  • ▲アビスの冒険中は荷物の重量制限があります。重量オーバーになると移動速度は大幅に低下し、採掘も攻撃も不可能に。この事態を避けるため、探索中に入手した素材からさまざまな道具や食事を作ることも重要になります。

 そして『メイドインアビス』の忘れてはいけない要素である“アビスの呪い”はゲームでも健在です。アビスから地上に帰還する際に心身にさまざまな以上を引き起こす“上昇負荷”……通称“アビスの呪い”は、上層であれば軽いめまいや吐き気程度(一層)ですが、下層に行くほど全身の激痛と流血(四層)や全感覚の喪失と意識混濁(五層)など危険なものになっていきます。

 ゲームではこの“アビスの呪い”を、嘔吐による満腹度の大幅な減少、流血による満腹度や体力の減少などで再現。ほかにも下降時は利用できた地形やギミックが帰り道では使えないといったこともあり、“オースの街”に生還するまで気が抜けません。



  • ▲見るからに怖い“アビスの呪い”。四層や五層といった下層の呪いはゲームではどうなるのでしょうか……?

 今回紹介したように、『メイドインアビス 闇を目指した連星』では『メイドインアビス』の世界をTVアニメと同じ角度から、またはアニメと異なる角度から体感できます。そのため毎週、アニメでリコたちが繰り広げる冒険の過酷さを、よりリアルに味わえるようになる一作と言えるでしょう。


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©つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス「深き魂の黎明」製作委員会
Licensed to and Published by Spike Chunsoft Co., Ltd.

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