漫画『リバイアサン』が少年ジャンプ+で連載開始。描き込みで心を掴んで、物語で心を折ろうとしてくる!
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集英社の漫画アプリ“少年ジャンプ+”で、黒井白さんによる『リバイアサン』が連載を開始。
SNSを中心に、大きな話題を呼んでいます。
『リバイアサン』ってどんなマンガ?
本作は、フランスの漫画専門出版社“ki-oon”よりフランスで先行連載されている作品。日本に逆輸入された形での連載となります。
読み始めてまず目に留まったのが、描きこみの量。写実的なタッチとあわせた絵の説得力はすさまじく、冒頭数ページでぐいぐいと作品に引き込まれました。
そんな心を掴むビジュアルで描かれるのは、宇宙船を舞台にしたサバイバル劇です。修学旅行の移動中だった宇宙船がなんらかの事故により停止したことで、乗っていた少年少女の生存は絶望的。
ジャンプ+の作品紹介文に“SFサバイバル群像劇”、“極限状態に追い込まれた少年少女”といった言葉が踊っているので、ハッピーエンドとはならないでしょう。
また、第1話では冒頭とラストにこの宇宙船が廃棄されたあとの姿が、“宇宙船の盗掘者”の視点から描かれています。
といっても、結末ありきで過程を描く作品ではなく、残された少年少女に起きたできごとと、盗掘者が見つけた記録の両面から真実が明らかになっていく様子。
悪い予感しかしないのですがそれでも……むしろ悪い予感しかしないからこそ、この描き込み量でどのような物語が展開されるのかが気になる作品です。
■少年ジャンプ+
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