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【エルデンリング連載第4回】まさかの王から王の連戦。メリナとの旅は終わらない!?

たく坊
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最終更新

 フロム・ソフトウェアから発売中の『ELDEN RING(エルデンリング)』の、連載企画をお届けします。

 前回のコラムで、“アルター高原”にたどり着き、“竜のツリーガード”を倒した筆者。今回は、その先に待つ“最初の王、ゴッドフレイ”と“忌み王、モーゴット”に挑戦していきます。

 なお、本コラムでプレイするのはPS4版となります。

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王都で見たドラゴンの死骸の衝撃

 前回の最後で、“王都城壁前”にたどり着いた筆者。次はこのエリアに挑んでいきます。あわせて、若干のレベル上げをしてレベル52ほどになっています。

 “王都城壁前”まで来ると、いよいよ探索ではなく、ダンジョン攻略という要素がメインに出てきた感じがありますね。

 門の付近にはなにやら倒れている人たちが。早速不吉ですね。進んだ先は、黄金樹の麓だったようで、“メリナ”が契約の終わりを告げます。「自らの使命を確かめに行く」と、プレイヤーのもとを去っていきました。ちなみに、霊馬“トレント”はそのまま渡されたままです。

 「きっとなれる、エルデの王に」と別れ際に一言残していくメリナ。短い付き合いではありましたが、お互い使命をまっとうできることを祈りましょう。ところで、……エルデの王って具体的になんですか。

 大きな門をくぐり、王都ローデイルに入るや否や、衝撃的な風景が飛び込んできました。それは、巨大なドラゴンの死骸がオブジェとしていくつもの建物に重なっている光景です。ドラゴンですらやられてしまうということで、今からこのエリアを攻略することを考えると、めまいがします。

 王都ローデイルの中には、それはそれは不思議な敵がチラホラ見えます。もっとも印象的なのは、白い塊のような雑魚敵。倒したら“使者たちの笛”を獲得しました。

 気になるので、フレーバーテキストをチェック。このテキストによる世界観の解釈が、ファンの想像を掻き立てる要素の1つとなっています。

 「本来は楽器だが、人の身で吹き鳴らすことはできない、あるいはまだその時は来ていない」とのこと。その下には、戦技の説明で「笛を吹き、魔力のシャボンを放つ戦技」とあります。吹けるのか、吹けないのか、どっち!?

 道中には、作りが“円卓”とそっくりな場所もありました。同じフロム・ソフトウェアのゲーム『ダークソウル3』では、拠点とまったく同じ見た目をしている場所があり、そこは時間軸がずれている場所だと予想されるエリアとなっていました。もしかしたら、“円卓”と“王都ローデイル”も似た関係があるのかもしれません。


  • ▲王都ローデイルで落ちていた装備は、かつて“円卓”で戦った彼の装備。


  • ▲王都ローデイルで祝福と絵画があった場所は、“円卓”には存在していませんでした。

 いくつかの祝福を通り、竜の屍を超えて、何回かの死亡を経て、ついにボス戦に突入。

 ここのボスは“最初の王、ゴッドフレイ”。身体が透けてますが、大丈夫でしょうか……? ムービーがないので、おそらく中ボスクラスでしょう。対戦よろしくお願いします。

最初の王、ゴッドフレイ

 まずは攻撃パターンのチェックから入ります。とりあえず“はぐれ狼の遺灰”を呼び出して、攻撃パターンをチェックしてみます。

  • ▲あっ!

 大ぶりの攻撃に巻き込まれて、3匹の狼たちは「あっ!」という間にやられてしまいました。しかし、これは想定内。これまで狼たちはそこまで活躍していませんでしたから。

 ということで、この身一つで立ち向かうのみ。ゴッドフレイよ、お覚悟!

  • ▲意気揚々と突っ込んで、やられる筆者。

 身体が透けているからそこまで派手な攻撃はしてこない、中ボスらしいボスだと侮っていましたが、なかなかどうして通常攻撃が厄介ですね。

 いい感じにHPを削ることに成功したのですが、残りHPがあと少しになった後にミスをして、死亡しました。

 度重なる失敗から、攻撃パターンは覚えました。一発殴って回避を繰り返す基本戦法が、通じる相手のようです。途中で足元に潜って攻撃をすかしつつ、地面から衝撃波を出す攻撃はジャンプ攻撃で回避。隙の大きい攻撃は、しっかり回避すればいけるはず。

 厄介なのは、斧を地面に突き刺してからの切り上げ攻撃。タイミングが早いので、うまく攻撃を見極めないと、回避タイミングがずれて被弾してしまいます。

 何度か挑戦して、“最初の王、ゴッドフレイ”を撃破。戦った感想で言うと、王都ローデイルの手前で戦った“竜のツリーガード”の方が強敵でしたね。

 本作の魅力の1つに他の武器種を使うと、攻略難易度がガラリと変わるところがあります。もしかすると刀の二刀流は楽で、他の武器だと苦戦していたのかもしれません。

  • ▲“霊クラゲ(名をクララというらしい)”を呼び出して、遠距離からの支援をお願いしていたら、ヘイトがそちらに向かってしまいました。お気の毒に……。

王から王へ。ボス連戦に頭を抱える

 さて、何度ミスしたかは覚えていませんが、かる~く“最初の王、ゴッドフレイ”を倒したので、次なる道へ進みます。

 進む先には、木でできた道が用意されていました。進んでいくと、俊敏に動く敵に遭遇。武器は小ぶりなのに、ダメージリアクションは派手です。そんな吹き飛ぶか? ってくらいに飛ばされました。

  • ▲短剣のような小柄の武器で、画面の端まで吹き飛ばされる筆者。

 というか、この敵がかなり強い! スルーして先に進もうとしましたが、目前に広場があり、そこに祝福が設置されていたので、今度は強気に、思う存分戦います。何度ミスしてもここに戻されるだけですからね。

 正直、通路で戦った時に、謎の遺体たちが邪魔だったんですよね。突っかかって回避できなくなりましたし。無事に撃破したものの、なにもドロップしなかったのが少しガッカリ。そのまま先に進みます。

 祝福の先には、大きな神々しい階段が。そして、先ほど“最初の王、ゴッドフレイ”と戦ったばかりだというのに、もうボス戦の目印である霧が見えます。

 霧を通ると、ムービーに突入。ボス“忌み王、モーゴッド”戦の開始です。

忌み王、モーゴッド

 ムービーでは、“モーゴット”がデミゴッドたちを“略奪者”とみなし、意味深な発言をします。最初に戦った大ボス“忌み鬼、マルギット”と名前も見た目も似ていますが、なにか関連性があるのでしょうか。

  • ▲先ほど戦った“ゴッドフレイ”は最初の王でしたが……。

 早速“モーゴット”がどんなボスか見てみることに。ところどころで“マルギット”と似たりような攻撃モーションがあるため、やはり関係性がありそうです。というか、同一人物?

 強さで言うと、かなり強いです。これまでのボスとは一線を画す俊敏さ、そして火力。これは大ボスにふさわしい強さですね。燃えてきました。

 HPはそこまで高くないようですが、とにかく攻撃が強力。一拍置いてから攻撃を繰り出し、隙がほとんどないため、回避に専念することになり、攻撃する隙がありません。

 不気味な剣と、魔法で生成した武器を操りつつ、縦横無尽に駆け巡る“モーゴット”。剣と魔法武器を交互に振ることにより、攻撃の隙を見事に失くしています。敵ながら見事な戦術です。

 どうしたものか、かなり困りました。隙が大きい技があるので、その技を待ちつつ攻略してみたのですが、うまくいきません。そもそもヒットアンドアウェイの戦略が通用しにくいですし……。

 何度も挑戦していたら、ボス部屋の前に“とある金サイン”を発見。サインの主は……“メリナ”!?

 メリナ、お前やれるんか!? メリナとの共闘なんて、思ってもいませんでした。ただの会話NPCかと思っていてすみませんでした。即、呼び出しを行い、再挑戦。

 いや~、メリナが強いこと強いこと。

 結局、敵の注意をメリナと遺灰が引き付けている間に若干ごり押しをして、ボスを撃破。なんだか悪いことをした気もしますが、メリナとの共闘に燃えていたので、そんなことは気になりませんでした。最初の王と、最後の王を撃破した筆者でした。

これでエルデの王に……なれない!? 美女との旅は続く……

 モーゴットを撃破して、喜んだのもつかの間、その先にある黄金樹に拒絶されてしまい、行き場をなくしてしまいます。俺、選ばれしものじゃなかったの?

 一度祝福に戻ってみると、袂を分かったはずのメリナが登場。先ほどはお見事なお手前でした。

 メリナが言うに、黄金樹がプレイヤーを阻んだのは“拒絶の刺”。エルデの王は、その刺を越えなければいけないようです。

 そして、メリナの使命もまた、この刺を超えることにあるとのことで、再び一緒に旅に出ることに。黄金樹にまつわる使命と、エルデの王にまつわる使命……この使命は、2つに1つなのかもしれません。

 メリナの会話を終えると、“ロルドの割符”というアイテムを入手。説明を見ると、“ロルドの大昇降機”を起動できる貴重品のようです。

 とりあえずビビりながら進行してきたため、見逃してきたルートも多数あった王都ローデイル内を行ったり来たり、とにかく探索を楽しみます。ボスを倒したので、心の余裕があります。こんなルートもあったのか、と発見する場合もまれにあり、これもまた醍醐味ですね。

 探索しているうちに発見したとある扉が開き、新たな道が開かれます。道なりに進んでいった先にあったものは、“禁域”という場所。この先には、何が待ち受けるのでしょうか。

 キリがよさそうなので、第4回はここまで。最初と最後の王を倒し、相変わらず先の展開が読めない本作。いよいよ物語も佳境を迎えそうな雰囲気が漂っていて、次回も楽しみです!

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©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.

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ELDEN RING(エルデンリング)

  • メーカー: フロム・ソフトウェア
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2022年2月25日
  • 希望小売価格: 9,240円(税込)

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  • メーカー: フロム・ソフトウェア
  • 対応機種: PS5
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2022年2月25日
  • 希望小売価格: 9,240円(税込)

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