お尻に見とれるな! 『勝利の女神:NIKKE』のガンシューティングバトルがガチで面白い!
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- スズタク
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SHIFT-UPが手掛ける新作アプリ『勝利の女神:NIKKE』のレビューをお届けします。
世界観レビューに続き、この記事では本作のバトルシステムを中心にした内容を掲載します。
※本記事の内容は2022年8月2日より実施されたクローズドβテスト(CBT)によるもので、正式版とは異なる可能性があります。
この臨場感はまるでアーケードのガンシューティング!
『NIKKE』のバトルはガンシューティング形式で、画面内をタップ&ドラッグすると照準点を動かすことができ、この照準点に敵を収めると自動で射撃します。ドラッグしている指を離すとニケ(キャラ)が物陰に隠れ、残弾数が少ない場合は自動でリロードが行われます。
基本操作はこのタップ&ドラッグのみというシンプルなシステムなので、始めたての自分でもすんなりゲームに入り込めました。
戦闘で使用する銃火器にはいくつか種類があり、ニケごとに扱う武器が異なります。CBTで確認できた武器は以下のとおりです。
ライフル
バランスのいい性能をした銃。どんな状況にも対応できるので、幅広いステージで活躍します。
ランチャー
着弾すると爆発する弾を放ちます。爆発は広範囲におよぶので、密集している敵をまとめて攻撃できるのが利点。
サブマシンガン
射程距離は短めですが、連射力に優れます。主に近距離向けの武器。
ガトリング
弾数が多く、連射力が非常に高い。撃ち始めから掃射までに若干時間がかかりますが、押し寄せる敵を一気に薙ぎ払うのには効果的。
ショットガン
複数の弾丸が散らばるように発射されます。近距離の敵に撃てば弾がまとめてヒットし、高い威力を発揮します。
スナイパーライフル
連射力は低いですが、射程距離が非常に長くて精密な射撃が可能。敵の特定部位をピンポイントで狙う際に役立ちます。
さまざまな銃器を駆使して敵を撃ち抜いていくバトルはとても爽快で、操作が難しくないこともあってすぐにやみつきになります。銃を撃つ際の反動やリロードのモーションなどもリアルに作られており、銃撃戦の臨場感をバッチリ感じられました。
ニケたちの美麗なグラフィックが滑らかに動く様子も圧巻で、戦う少女たちの美しさと勇ましさが伝わってきます。スマホの小さな画面で遊ぶのがもったいないほどのクオリティなので、可能であれば画面が大きいタブレットなどでプレイしたいですね。
ザコ戦でもおもしろい本作のバトルですが、ボス戦になるとさらに迫力や戦術性がアップ! 巨大サイズのボスに対して、特定部位を破壊して弱らせたり、射出されたミサイルを撃ち落としたりといったテクニカルな戦法が求められます。
ボス戦のシチュエーションも多彩で、敵と並走しながら戦ったり、追いかけてくる敵から逃げつつ戦ったりとバラエティに富んでいます。このハラハラドキドキしながらの銃撃戦は、アーケードのシューティングゲームに近い感覚があり、ゲームセンターで味わえるような迫力満点のバトルを手持ちの端末で満喫できます。
本作を十二分に楽しむためにも、なるべく画質やフレームレートは高い設定にして遊びたいですね。とくにフレームレートは30fpsと60fpsではまったく印象が変わるため、60fpsで安定してプレイできる端末を用意したいところです。
“バーストスキル”を繋げて一気に攻め込む!
戦闘中にバーストゲージがたまると、ニケが持つ独自の“バーストスキル”を発動可能。これはいわゆる必殺技的なシステムで、バーストスキルごとに異なる効果を発揮します。バーストスキル発動時には、専用のカットインも!
バーストスキルにはI、II、IIIの3タイプがあり、バーストIのスキルを繰り出したあとにバーストIIのスキルが使用可能であれば連続で発動できます。バーストIIのあとにはバーストIIIを繋げることができ、バーストIIIスキルまで発動すると“フルバースト”モードとなって一時的に攻撃力が大幅アップ。
バトルでは、このバーストスキルを繋げてフルバーストモードを活用することが重要となります。そのため、最大5人で編成する部隊には、最低でもバーストスキルI、II、IIIを使えるニケを1人ずつは組み込んだほうがよさそうです。
このほかにも、属性相性や装備によるカスタマイズ要素などもあり、本作のバトルシステムは奥深く練り込まれています。家庭用ゲームにも見劣りしないやり込みの深さを秘めているので、正式サービスが楽しみですね。
『NIKKE』のバトルを味わえば味わうほど、登場するニケたちに美少女的な魅力だけでなく戦士としての“頼もしさ”も感じるようになります。異形の敵に勇猛果敢に立ち向かう彼女たちの後ろ姿は輝いており、本作が“背中で魅せる美少女たちの終末シューティングRPG”と謳われる理由がよくわかりました。
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