ですがもう仕えることもしません。私は私の信じた夢のために戦います（キサラ）【テイルズ オブ アライズ名言集】

　バンダイナムコエンターテインメントのRPG『テイルズ オブ アライズ』の名言をお届けするこの企画。今回はキサラの名言です。なお、メインストーリー中の名言だけでなく、キサラの性格が垣間見えるスキットもピックアップします。

※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

あなたには感謝しています。それは本当です。恨みもしません。ですがもう仕えることもしません。私は私の信じた夢のために戦います（キサラ）

　レナ人によるダナ人の支配が当たり前であるこの世界で、領将のテュオハリムの着任以降は、ダナ人とレナ人の共存社会が営まれているエリデ・メナンシア。キサラはそのテュオハリムを側で支える、近衛兵団に所属するダナ人です。

　そんなキサラはテュオハリム着任以前の圧政で、兄のミキゥダ以外の家族を失ったという過去があります。そのため、厳しい状況から自分たちを救ってくれたテュオハリムに対し、深い恩義と尊敬の念を抱いており、兄と一緒に近衛兵団に加わりました。

　ですが、そんな安らぎの時間も長くは続きませんでした。テュオハリムの失脚を狙う一派が企てた工作で、ミキゥダはテュオハリム暗殺の嫌疑をかけられ追われる身になってしまうのです。そのため、テュオハリムを慕うキサラは、兄と対立する関係になってしまいます。

　その後、状況を打破するためにミキゥダはこの地を訪れたアルフェンたちに接触。そして事態の深刻さを証明するため、彼は自らの命を賭してテュオハリムに真実をぶつけたのでした。

　その直後、キサラは明かされた真実と最愛の兄を失った状況に混乱して悲鳴を上げるのですが、その悲鳴にトラウマを刺激されたテュオハリムは暴走してしまいます……。

　なんとか暴走したテュオハリムを抑えることに成功しますが、そんな状況下でも兄が遺した言葉をちゃんと受け止めず、さらにはメナンシアの現状に“本当は向き合っていなかった”というテュオハリムの告白を聞いたキサラは彼に幻滅。

　彼女は想いを裏切られたことに殺意を抱くも失望し、彼のもとを一時離れます。ですが、アルフェンたちと行動を共にすることで、信じていたことのすべてが偽りでないことを知ります。

　そしてテュオハリムとともに、クーデターを起こした反テュオハリム派たちの追放に成功。その後は「兄が死んだことは共存という夢を盲目的に受け入れ、自ら考えることを止めていた自分の罪」だと告げ、アルフェンたちの旅に同行することを申し出ます。

　そんなキサラに「君は私を殺したいものだと思っていたが」と問うテュオハリム。ですが、キサラは彼の顔を見てこう告げるのでした。

　「あなたには感謝しています。それは本当です。恨みもしません。ですがもう仕えることもしません。私は私の信じた夢のために戦います」と。

ちゃんと記念に魚拓も取ってあるぞ（キサラ）

　キサラといえば一般常識に疎いテュオハリムの保護者、料理上手、洗濯好き、倹約家など、ふだんの凛々しい姿からは想像できない家庭的な一面が魅力的な女性です。

　そんな彼女のアイデンティティーといえば、やはり無類の釣り好きという点でしょう。じつはキサラが釣りに興味を持ったのは、奴隷時代に食料を確保するために魚を釣っていたからなのですが、いまではかなりの釣りマニアへと成長。

　キサラの釣りへの熱量は各地でヌシを釣り上げたときに語るうんちくでも知ることができますが、大魚のステーキを調理したときのスキット“大物食らいの大物”では「釣るのは食べるためだが、釣った以上は心を籠めて調理する」と、釣りはあくまで実益を優先しての行為だと語ります。

　とはいえ、「ちゃんと記念に魚拓も取ってあるぞ」と誇らしげに言葉を続けるキサラからは、趣味としての“釣り愛”もしっかりと伝わってきますよね。

　シリーズの新たな挑戦が詰まった『テイルズ オブ アライズ』。シリアスな名言から、コメディ寄りな迷言（!?）など、今後もいくつか名言を紹介していきます！

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