『∀ガンダム』を見たことがない人もぜひ。21話“ディアナ奮戦”はディアナの目を通して戦争の一側面を描く
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ガンダムチャンネルにて、アニメ『∀ガンダム』の第20話“アニス・パワー”が配信中です。
『∀ガンダム』は、1999年4月9日から2000年4月14日の間、フジテレビ系列にて全50話が放送されました『機動戦士ガンダム』誕生20周年記念作品として作られた本作は、これまでの宇宙世紀で起きた戦争の歴史を“黒歴史”と称して、全ての作品の終着点になる物語とされています。
21話では、キエルと入れ替わったディアナが野戦病院で看護作業を体験します。その中で、人と人とが命を懸けて戦う中で起きることを知ります。怪我の処置にまつわる描写もそうですが、何よりも人が生きていくうえで絶対に出る汚れ物を一心に洗うディアナの姿、そしてロランに対して言った「明日は明日でまた汚れ物は出ます」という言葉が胸を打つ好エピソードです。
ぜひ見てほしいお話ではありますが、生々しい描写がありますので、お子さんが見る前にまずはお父さんやお母さんが見たほうがいいかもしれません。
あらすじ(一部抜粋)
ラダラムが送った伝書鳩のブルービショップがロランが艦長を務めるギャロップの元へ着いた。メシェーが野戦病院に収容されたが、ディアナ・カウンターの攻撃の的、宇宙船の谷に近い。ロランはギャロップを向かわせた。
ギャロップに潜り込んだヤコップとブルーノはホワイトドールを盗み出そうとしてホレスに見つかり、慌ててごまかす。そしてロランに、ホレスの紹介でギャロップのブリッジを担当するように言われたと伝え、ちゃっかり仲間になるのであった。
一方、キエルはミラン執政官からアグリッパ・メンテナーが裏切り、建国宣言のときに刺客を送っていたことを聞く。
野戦病院で傷痍兵を見たディアナは、悲劇を作り出した責任を感じていた。
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