キャストと名場面を振り返り! TVアニメ『ハイキュー!!』新シリーズのキックオフイベントをレポート
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- ガルスタオンライン
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週刊少年ジャンプで連載中の大人気マンガ『ハイキュー!!』(古舘春一作/既刊39巻)のTVアニメ第4期が、2020年1月にMBS/TBS系全国28局ネット、 “スーパーアニメイズム” 枠にて放送開始されます。
放送に先駆け、「ハイキュー!! 新シリーズキックオフイベント~全国大会(オレンジコート)への道~」が、2019年9月22日に舞浜アンフィシアター(千葉)にて開催されました。
イベントには烏野高校排球部、日向翔陽役の村瀬歩さん、影山飛雄役の石川界人さん、月島蛍役の内山昂輝さん、山口忠役の斉藤壮馬さん、 西谷夕役の岡本信彦さん、田中龍之介役の林勇さん、縁下力役の増田俊樹さん、澤村大地役の日野聡さんが登場!
さらに昼の部では青葉城西高校より金田一勇太郎役の古川慎さん、国見英役の田丸篤志さん、白鳥沢学園高校より牛島若利役の竹内良太さん、天童覚役の木村昂さん、夜の部は音駒高校より孤爪研磨役の梶裕貴さん、黒尾鉄朗役の中村悠一さん、梟谷学園高校・木兎光太郎役の木村良平さん、赤葦京治の逢坂良太さんという豪華ライバル校のキャストも出演しました。
今回は、春の高校バレー宮城県代表予選の熱戦をたっぷりと振り返った昼の部の模様をレポートしていきます。
名場面ばかりの青葉城西&白鳥沢戦
イベントは烏野高校排球部顧問・武田一鉄(声の出演:神谷浩史)の点呼からスタートし、烏野高校のメンバーは大きな声で返事をしながらステージへ。まるで選手入場のような演出に、会場のファンも大盛り上がりです。
最初のコーナーは「もう一度観たいあの名場面!~烏野高校VS青葉城西高校~」では、ゲストの古川さんと田丸さんを交え、第2期の名シーンを見ていくことに!
石川さんは21話「壊し屋」で、影山がコート外に出されてしまいプレイをしたいという気持ちを高めるシーンを上げていました。このシーンで、改めて影山の想いがつかめたと話していました。
古川さんと田丸さんは、2人とも最終話の「宣戦布告」を選びます。試合に負けたあと、勝者である影山に会ってしまった金田一と国見。言葉が出ず視線を背けた金田一のかわりに、国見が影山に「次は負けない」と宣言する彼らの関係性を象徴するようなシーンです。田丸さんも国見にしては感情が出過ぎているとリテイクされるほど、感情がこもったという収録の裏話を明かしてくれました。
ピンチサーバー・山口が活躍した22話「元・根性無しの戦い」を選んだのは斉藤さんと増田さん。斉藤さんは第1期で演者として表現しきれなかった気持ちが、これまでを悔やんでいる山口とリンクしたといいます。また増田さんも、「カッコ悪い男が男になる」場面がいいと語ります。
青葉城西の及川徹役の浪川大輔さんと岩泉一役の吉野裕行さんも、ビデオレターで名場面を紹介。浪川さんは及川が岩泉にドンピシャトスを上げる第24話「極限スイッチ」、吉野さんは決めきれなかった岩泉をメンバーが背中を叩いて励ます第25話「宣戦布告」とほぼ連続するシーンを選び、演じるキャラ同様に阿吽の呼吸を見せてくれました。
続く「もう一度観たいあの名場面!~烏野高校VS白鳥沢学園高校~」では竹内さんと木村さんが登場し、TVアニメ第3期の印象的なシーンを振り返っていきます。
木村さんが選んだのは、第2話「“左”の脅威」のラストで天童が「若利君を倒したければ俺を倒してから行け」とカッコよく決めたシーンかと思いきや、そのあとのエンディングでキャスト陣も総ツッコミ! 木村さんいわく、「これまで登場したキャラクターがみんな出てきてお得」だからだそうです。
日野さんは第6話「出会いの化学反応」を選び、3年生たちの過去から今につながる想いが感じられると話します。
岡本さんは第9話「バレー馬鹿たち」で、西谷が見せたスーパーレシーブ! 誰も反応できないところに、反応できる西谷がカッコいいです。
最終話「コンセプトの戦い」を選んだのは竹内さん。敵である日向にもカッコいいと思わせる牛島の魅力を語ってくれました。
また五色工役の土屋神葉さんも、ビデオレターで名場面を紹介! 土屋さんは劇場版総集編・白鳥沢学園高校戦「ハイキュー!! コンセプトの戦い」で新規収録された、3年生からの引継ぎシーンを選びます。原作を読んで楽しみにしていたそうですが、TVアニメでは描かれなかったので演じられてうれしかったそうです。
また最後に日野さんから、8話「嫌な男」でコーチ・烏養繋心が叫んだ「下を向くんじゃねぇ」という熱い場面の紹介が……。この場面は田中一成さんが烏養を演じたラストシーンで、日野さんをはじめたくさんのファンが涙をぬぐっていました。
たくさんの人の想いを引き継いで全国へ向かう、『ハイキュー!!』そして烏野高校排球部の活躍を今後も見守っていきたい、そんな気持ちが強くなるステキな振り返り企画でした。
戦いのあとを描く、オリジナル朗読劇も
菅原孝支役の入野自由さん、マネージャーである清水清子役の名塚佳織さん、谷地仁花役の諸星すみれさん、東峰旭役の細谷佳正さんの新シーズンお祝いコメントに続いて、各校のキャストが出演する朗読劇です。
本公演のための描き下ろしの内容で、烏野高校、青葉城西高校、白鳥沢学園高校、それぞれのエピソードが展開します。
烏野高校の全国大会出場を聞き、悔しさから影山に会いたくない青葉城西高校の金田一は、国見に遠回りを提案して素気なく断られます。そこから、2人は中学時代の話になって……。影山役の石川さんも登場し、中学時代のあの出来事が朗読劇で披露されました。
白鳥沢学園高校は、試合帰りのバスの風景。牛島が将来某有名ドキュメンタリー番組に取材されるときに備えて、天童と一緒に密着取材の練習をすることになります。天童は独特なナレーションだけでなく、有名な主題歌までしっかりと再現! その多芸さに、観客も大興奮でした。
烏野高校は全国大会出場を決めたあと、最初の朝練が舞台です。校門で会った日向と影山はどちらが先に体育館につくか競争し、その勢いで体育館のドアノブを破壊! しかもタイミングよく(?)、部長の澤村が来てしまい!?
各校の友情あり、笑いあり、ちょっとしんみりした空気もあり、楽しいエピソードに観客も聴き入っていました。
イベントのラストには、新情報が公開されました。アニメ第4期の新ビジュアルやタイトル、各種コラボ企画が発表されるたびに客席からは歓喜の悲鳴が起こります。
さらに新キャストとして鴎台高校の星海光来役に花江夏樹さん、稲荷崎高校の宮侑役に宮野真守さんが発表されると大きなどよめきが!!
最後の挨拶でキャスト陣から口々に、応援してくれるファンへの感謝と第4期への期待が語られました。石川さんは「みなさんと(作品を)振り返る場をいただき身が引き締まりましたし、熱い想いが胸にたぎってまいりました。この熱が冷めないうちに、作品に何を返せるか考えながらアフレコに望もうと思います」、村瀬さんは「バレーは上を向くスポーツなので、僕自身も上を向いて挑んでいきたいです。これからも、烏野高校だけでなくみんなの青春を応援していただけたらなと思います」とこれからの意気込みを語ってくれました。
全国大会に向けて、これからさらに盛り上がっていく『ハイキュー!!』をみんなで応援していきましょう。
■当日発表されたニュースのまとめはこちらからもチェックできます。
イベント概要
【公演名】
ハイキュー!! 新シリーズキックオフイベント~全国大会(オレンジコート)への道~
【会場】
舞浜アンフィシアター
【公演日程】
2019年9月22日 昼公演、夜公演
【出演者】
[烏野高校]
村瀬歩、石川界人、内山昂輝、斉藤壮馬、岡本信彦、林勇、増田俊樹、日野聡
[青葉城西高校]
古川慎、田丸篤志
[白鳥沢学園高校]
竹内良太、木村昴
TVアニメ第4期情報
タイトル:『ハイキュー!! TO THE TOP』
放送:2020年1月より 毎週金曜日深夜1時25分から、MBS/TBS系全国28局ネット、“スーパーアニメイズム” 枠にて放送開始。
©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
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