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『シャドウハーツ』スタッフが集結! 新作RPG『PENNY BLOOD』はゴシックホラーと悪夢が織り成す狂気の物語

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公開日時

 『シャドウハーツ』シリーズのスタッフによる新作RPG『PENNY BLOOD(ペニーブラッド)』が発表されました。

 本作と『ARMED FANTASIA(アームドファンタジア)』の“ダブルキックスターターキャンペーン”が8月30日より開始。

 制作には『シャドウハーツ』シリーズを開発した、ゲームデザイナーでシナリオも手がける町田松三氏、個性豊かな人物を描くキャラクターデザイナーの加藤美也子氏、伝説的作曲家の弘田佳孝氏がSTUDIO WILDROSEとして携わっています。

ストーリー

 物語は捜査局に雇われた私立探偵マシュー・ファレルが、ある晩ニューヨークの精神病院で発生した怪事件の捜査を任されたところから始まる。

 駆けつけた現場で彼が目にしたのは、暴れまわる異形の集団だった。危機に陥ったマシューは自ら怪物へと姿を変え、からくも敵を撃退する。

 怪事件の裏に隠された真実を解明するため、マシューの捜査はアメリカに留まらず、遠く離れた日本や中国といったアジアから、遙かヨーロッパの国々へと広がっていく。

 彼は長い旅の中で信頼できる仲間たちと出会い、運命に導かれた強敵と対峙する。『PENNY BLOOD』は、怪物を倒すために怪物となった、ひとりの男の物語である。

ロケーション

■不気味なノース・タリータウン

 ニューヨークから北へ30マイル。ハドソン川の東岸に位置する小さな村。

 首なし騎士の伝説が残るこの村を「スリーピー・ホロウ」と呼ぶ者もいる。

 マシューはグルガルタ精神病院に出現した怪物の正体を暴くため、その宿主になったオズワルド・クレイグの生家を訪ねた。

 不気味な霧の立ちこめる寒村でマシューを待ち受けるものとは……。

■1923年 帝都東京・浅草六区と凌雲閣

 日露戦争、第一次世界大戦と、続けざまに勝利をおさめた日本も、極東の大国として繁栄の最中にあった。

 帝都・東京の浅草には東洋一の高さを誇る凌雲閣がそびえ立ち、人々は浅草十二階と呼んだ。

 アメリカの駐日大使が襲われた「浅草事変」を調査するために日本へやって来たマシューは、この地で世界に影を落とそうとしている危機の一端を垣間見る。

キャラクター

マシュー・ファレル Matthew Farrell

 ニューヨーク出身。1895年生まれの28歳。アイルランド系アメリカ人。

 BOI(捜査局)の長官ウィリアム・J・バーンズより極秘任務を受けて来日する私立探偵。

 第一次世界大戦に従軍後、帰国してからはアメリカの各地で起こる怪事件の捜査を行っている。

 危機に陥るとフュージョンモンスターへ変身し、敵に対して容赦ない攻撃を加え討ち滅ぼす。彼の正体を知る者からは「ナイトレッチ(へっぽこ騎士」と揶揄されることもあるが、本人は気にしていない。

 エミリアの捜索をすすめるうちに、異界の怪物との戦いに巻き込まれて行く。

 武器は切り詰めたショットガンと格闘術。

■無冠の騎士デムナ

 無属性のフュージョンモンスター。
 マシューの心に潜む孤独や虚しさが実体化した姿。

 攻守共にバランスのとれた能力を持っており、どんな状況にでも対応できる。

 古代ゴイテル語が刻印された剣と盾を装備していて、剣には「罪人に永遠の眠りを与える」と、盾には「いかなる困難をも受け止めよ」と刻まれている。

 父から受け継いだフュージョン能力によって、マシューが最初に変身したフュージョンモンスターでも
あり、まだ隠された力を秘めている。

エミリア・ドーソン (Emilia Dawson)

 ロンドン出身。1898年生まれの25歳。

 イギリスの秘密情報部に所属する情報局員。

 その激しい気性と抜群の任務遂行能力を買われ、英国で女性初の単独任務に従事する特別外事諜報官となった。

 アメリカのタブス駐日大使のボディーガードとして日本を訪れていたが、浅草事変でタブス外交官が死亡した日から彼女自身も行方不明になる。

 片目と三肢をサイボーグ化した身体は驚異的な戦闘力を発揮し、異界の怪物たちを薙ぎ倒してゆく。

大月 須勢璃 (Suseri Otsuki)

 東京出身。1906年生まれの17歳。

 日本の対怪異殲滅機関カムヅミに所属する巫女参謀。

 母方の実家は代々鬼道を操る霊能者の家系で、怪異の出現をいち早く察知する能力があることからカムヅミの目として震霆組へ編入された。必要があれば自らも怪物討伐の現場に出撃する。

 その霊力は凄まじく、鬼道の力をもって異界から来る怪物を葬り去る。
 
 帝都をマシューとエミリアに助けられた恩返しにと、仲間に加わる。

 武器は聖魔鏡。

システム

 『PENNY BLOOD』のフィールドマップは、人々で賑わう通りや呪われた墓場などを3Dで表現し、いまから百年前の1920年代の世界をリアルに描き出します。

 プレイヤーは細部まで作り込まれた舞台の中で、超自然的な事件の調査、異界の怪物との戦闘、クエストに必須なアイテムの獲得のために探索を行います。

 バトルは、「サイコシギル」を使った戦闘システムが特徴で、従来のターン制JRPGの戦略性と、素早い反応が求められるアクション性が組み合わさっています。

 ルールはシンプルで覚えるのも簡単ですが、敵に効率的に攻撃を与えるためには相応の鍛錬が必要です。敵との遭遇は毎回、手に汗握るものになるでしょう。

 怪物と対決することでマシューたちのサニティポイント(正気度)は影響を受けます。サニティポイントが減少すれば狂気に呑み込まれて理性を失っていきますが、その反面、戦闘力は増大していきます。

 戦いの流れを変えるためには、あえて狂気に身を任せる戦術を取り、生き残る可能性を高める必要もあるのです。



異形の怪物

モトフジ (Motofuji)

 グルガルタ精神病院に出現した異形のもの。

 人間の負の感情から生まれたエネルギーであるマリスを大量に放出し、病院内にいた患者たちを怪物へと変貌させた。

 醜い全身にまとった負の瘴気は、人間の肉体と精神を侵し、邪悪な欲望を目覚めさせる。

 駆けつけたマシューと激しい戦いを繰り広げた末に消滅したが、その目的については、まだ何もわかっていない。

マリフェロスペーシェント (Maliferous Patient)

 もとはグルガルタ精神病院に入院していた患者たちだが、モトフジのマリスによって毒され怪物化した。

 すでに知性も感情も失われ、ただひたすら外部の生命エネルギーを求めて生き物の肉を貪り続ける。

 体内をより多くのマリスで満たそうとする本能に突き動かされ、ニューヨーク市警の警官たちへ襲いかかる。

アタム(Atam)

 主人公マシューの無意識に棲みつく闇の化物。

 その正体は、傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰と、七つの大罪を象徴する悪魔たちを統べる死の王である。

 もともとは生命の樹を根源とする「あちら側」の生命体だったが、神の血を引く人間の末裔をヨリシロにすることで、その魂の中に隠れ棲み「こちら側」に存在し続けてきた。

 そして、長い年月の間に捕食した魂から数々の知識を得て神に近い存在となった。

 数年前、宿主だった男を呪い殺すことに失敗し、逆に瀕死の状態へと叩き伏せられてしまったため、いまは新しいヨリシロの中でひたすら力を蓄え復活の時をうかがっている。

町田松三氏コメント

 PENNY BLOOD はとても大きなセカンドチャンスです。このチャンスを生かすため、ぜひご支援ください!

スタッフ

ゲームデザイン・総監督・脚本:町田松三氏
キャラクターデザイン・アートディレクション:加藤美也子氏
楽曲・サウンド:弘田佳孝氏、海田明里氏

 『PENNY BLOOD』は、日本のRPGのダークサイドを蘇らせ、プレイヤーにその爪痕を残すことを約束します。


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