『メイドインアビス 闇を目指した連星』特集企画でつくしあきひとさんにインタビュー【WebNewtype】
- 文
- 電撃オンライン はるのおと
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こちらの記事はWebNewtypeで8月18日に掲載された記事の転載になります。
7月から放送中のアニメ『メイドインアビス 烈日の黄金郷』。秘境の大穴“アビス”を探窟家見習いのリコとその仲間であるレグとナナチが冒険するこの作品を、毎週楽しんでいる読者も多いでしょう。
そんな彼女達のスリリングな冒険をプレイヤーとして体感できるのが、PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)で2022年9月1日にリリースされるゲーム『メイドインアビス 闇を目指した連星』です。
※Steam版は2022年9月3日発売予定
“度し難いアクションRPG”を謳う本作にはふたつのモードがあり、リコを操作する“HELLO ABYSS”はTVアニメ一期のストーリーが展開するモード。そして今回詳しく紹介する“DEEP IN ABYSS”はオリジナルストーリーに沿って冒険を進めるというモードです。
なお記事の最後には、ゲームを監修する原作者のつくしあきひとさんへのメールインタビューも掲載。原作&アニメファンはそちらもお見逃しなく。
原作キャラクターも多数登場!“DEEP IN ABYSS”
“DEEP IN ABYSS”でプレイヤーが操作するのは、オリジナルキャラクターである探窟家のタマゴ。この主人公を操作してメインクエストでストーリーを進めながら、その他のクエストの達成や遺物の収集をしていきます。
そして“DEEP IN ABYSS”には原作やアニメでおなじみのキャラクターも姿を見せます。オリジナルストーリーだけに、彼らが主人公とどんな風に関わるか、どんな活躍をするかも大きな見どころです。
探窟手帳のコンプリートを目指そう
主人公が持っているのが探窟手帳。この手帳には出会った人や原生生物、手に入れた遺物といった情報が記録されていきます。闇雲に深層を目指すだけでなく、手帳を埋めるように冒険するのも“DEEP IN ABYSS”の楽しさのひとつとなりそうです。
つくしさんメールインタビュー「ゲームは楽しみ半分、少し怖い」
ここまで紹介してきたように、遊びごたえのありそうなゲームの全体を監修したのがつくしあきひとさん。原作者であり、元ゲームクリエイターでもある彼から見たゲームの印象とは……?
――現在、放送中のアニメ『メイドインアビス 烈日の黄金郷』を観ての感想をお聞かせください。
つくし:まさに“アニメの手柄”というのにふさわしい構成と仕上がりになっています。
――もともとゲーム会社で働いていた経歴をお持ちですが、ご自身の作品がゲームになるというのはどういったお気持ちでしょうか?
つくし:ゲーム好き過ぎなので、楽しみ半分でむしろちょっと怖いです。もちろん遊びます。どんなゲームになってるんだろう……。
――本作は“アビスの呪い”もしっかりと再現されています。原作が持つ雰囲気や描写を再現すべく、CERO Zでのリリースですが、この点についてはどうお考えでしょうか?
つくし:アビスの呪いがアクションゲームでどういう“面白さ”につながるのか、緊張感や世界のありかたを表現するのにCERO Zでのリリースがどういった必然につながっているのか……楽しみにしております。
――“DEEP IN ABYSS”はオリジナルストーリーですが、どんな内容になっていますか?
つくし:“いち探窟家として、孤児院から始めるアビス”という立ち位置のものです。原作・アニメの登場人物たちはオリジナルストーリーにも登場するので、出会いに期待してみてください。あと手柄を横取りしたくないので言っておきたいんですが、ちゃんとシナリオライターさんがシナリオを書いてます! 僕はあくまで監修です。「遺物は便利すぎる複数機能を持たせると安っぽくなるから気を付けてね」「白笛連中はかっこよくして」「マルルクちゃんはそんなこと言わない」みたいなことを言うやつです。
――“新人探窟家を操作する”というのはゲーム制作側の案だったと聞きました。リコやレグではなく新人探窟家を操作するということにどのような印象を持ちましたか?
つくし:アビスを舞台にしたゲームを想像するにあたって、一番やりたいのってそういうのですよね。僕はそうです。ならず者とか鑑定屋とか祈手のひとりとかでプレイできるのが2番目ぐらいにやりたいやつです。今回は1番目のやつが遊べるわけです。楽しみですね。
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