刑事と殺人犯の三角関係を描くサイコサスペンス『サイレンス・オブ・スイッチブレード』発表!

電撃オンライン
公開日時

 インディーゲームサークル・Summertimeは、2022年末に配信予定の新作ノベルゲーム『Silence of Switchblade(サイレンス・オブ・スイッチブレード)』を発表し、Steamストアページを公開しました。

 以下、リリース原文を掲載します。

刑事たちと殺人犯の三角関係を描くビジュアルノベル『サイレンス・オブ・スイッチブレード』8月26日、Steamストアページ公開

 「Summertime」は主にビジュアルノベルの制作を行うサークルです。

 過去作『真昼の暗黒』は、インディゲームコンテスト「ティラノゲームフェス2018」にて、約300作品の中からグランプリを獲得。

 初の販売作となる『ベオグラードメトロの子供たち』は、IGNや電撃オンラインを始めとするゲームメディアから注目を集め、『ゲーマーが本気で薦めるインディーゲーム200選』にも掲載されました。

あらすじ

 何もない、ありふれた郊外で起きた事件は、全国のメディアを賑わせた――

 東京都郊外、埼玉県浮潮市。そこで4人の中学生が相次いで殺傷される通り魔事件が起きた。

 発生当初こそ地域面のほんの一部分を占めるに過ぎなかったが、容疑者が逮捕された翌日、各紙はこぞって一面で報じた。

「連続殺傷事件 犯人は14歳の女子中学生か」

 しかし暴力と醜聞の定めか、市民の目に曝され、消費される期間はそう長くなかった。

 裁判を経て、容疑者の心神耗弱が立証されたころには、ごくわずかな当事者たちを除き、誰も事件に関心をもっていなかった。

 事件から3年後、地元である浮潮署に異動してきた警察官手越一誠は、「生活安全課少年事件捜査係」に配属され、東大法学部卒のノンキャリアである伊能紗莉奈のもとで働くことになる。

 伊能の変わり者っぷりに手越がやりにくさを感じ始めていたころ、事件が発生する。

 それは3年前に起きた、あの殺傷事件に似ていた。

『サイレンス・オブ・スイッチブレード』作品情報

 『サイレンス・オブ・スイッチブレード』は、インディーゲームサークル「Summertime」が開発中のビジュアルノベルです。

 本作は、「Summertime」の第5作目にあたります。過去作と同様に、PC-98ライクのピクセルアートによるスチルやキャラクターが特徴的です。

 そのほかにも擬似UI、作中で起きる事件にまつわるドキュメント類などの要素を受け継ぎ、これまでの集大成にあたるような作品となる予定です。

 舞台は東京都郊外。生まれ故郷の埼玉県警浮潮署に異動となった巡査・手越一誠は、東大卒のノンキャリア警察官・伊能紗莉奈の部下として、「生活安全課少年事件捜査係」に配属される。

 堅物の伊能とうまくやっていけるか、手越が不安を抱え始めたころ、殺人事件が起きる。それはまるで、3年前に起きた通り魔事件の再演のようだった……

 本作は真夏の郊外で発生した殺人事件の捜査がメインとなります。

 ストーリーは、刑事ドラマのようなテイストで進みながら、そのなかで、主人公の手越一誠、上司の伊能紗莉奈、そして3年前の通り魔事件の犯人である田中背知による、奇妙な三角関係が描かれます。

 コンポーザーは、前作『ベオグラードメトロの子供たち』と同じく、音楽系VTuber「バーチャルねこ」氏を起用。

 どこかレトロでざらついた感触の電子音楽が、平凡な郊外で起きた事件を不気味かつミステリアスに引き立てます。





登場人物

・手越一誠(てごし いっせい)

 主人公。浮潮署の警察官。高専卒業後、エンジニアとして東京で働いていたが、3年前に浮潮で起きた連続殺傷事件で警察官の父親が被害を受けたことをきっかけに、埼玉県警に転職する。

・伊能紗莉奈(いのう さりな)

 手越の上司。浮潮署に新しく「生活安全課少年事件捜査係」を設立。東大文科一類に首席入学し、法学部を卒業している。頭は切れるが極端にどんくさい。

・田中背知(たなか せしる)

 3年前の通り魔事件の犯人。4人の被害者を出したが、心神耗弱で減刑され、現在は出所している。

■スタッフ
企画・シナリオ:Summertime(隷蔵庫)
音楽:バーチャルねこ
開発協力:ばじるちゃん、poroLogue

■スペック
作品名:『Silence of Switchblade』
ジャンル:ノベルゲーム
対応言語:日本語
配信時期:2022年末予定

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