【難読漢字】“十”＝〇〇し。この読み、見たことある？

　電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。

　この企画は、“杠葉 啓二（ゆずりは けいじ）”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう！

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今日の問題は……

　今回の出題漢字は“十”。何の捻りもない、日常で何度も見かけるあの“十”だ。ただ、難読漢字として問題にしている以上、答えは“じゅう”じゃないぞ。

　読み方は複数ある漢字だから、今回は“〇〇し”になるものを答えてもらいたいな。人によってはすぐに分かるかもしれない……？

答え

　正解は“つなし”！　すんなり読めたらかなりすごいが、みんなは分かったかな？

　なぜこんな読み方をするのか……というと、物を数える時の言い方から来ているそうだ。ひとつ、ふたつ、みっつ……と言っていくと、九までは最後に“つ”が付く。けど、十は“とお”で、“つ”が付かなくなる。そこからこう呼ばれるようになったとか。

　ほかにもこのように特殊な読み方をする数字がいくつかあるから、機会があれば紹介したいところだ。

　次も難しい漢字を紹介するから、更新をお楽しみに！