【難読漢字】東の雲? “東雲”はどう読む?
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電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。
この企画は、“杠葉 啓二(ゆずりは けいじ)”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!
今日の問題は……
今回の出題漢字は“東雲”。東も雲も日常の中でよく見かける漢字だな。でも、組み合わせると、個別の読み方とはちょっと結び付かないものになるぞ。
ヒントは〇〇〇め。難しい読み方ではあるけど、聞いたことがあるという人も多いかもしれない。同じ字でとううん、と読む言葉もあるから、一緒に覚えてほしいな。
答え
正解は“しののめ”! 夜明け前、明るくなっていく空のことを指す綺麗な日本語の1つだ。風景を思い浮かべるだけで心が落ち着くな。ただ、“しののめ=東雲”は当て字だそうだ。
昔の住居には篠の目、という、竹を組み合わせて作った採光のための窓があった。隙間から光が差し込む様子が夜明け前の風景と重なって、それが転じてこの言葉となったらしい。
ちなみに“とううん=東雲”は文字からも想像できる通り、東に浮かぶ雲のことだ。こちらは読み方もストレートな印象があるな。
次も難しい漢字を紹介するから、更新をお楽しみに!
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