3Dレースゲームのパイオニア『バーチャレーシング』を家で満喫できる!

電撃オンライン
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 10月27日に発売される『メガドライブミニ2』に収録されているタイトルについてレビューしていきます。

 『メガドライブミニ2』は、令和初のゲーム機として話題を呼んだ、ミニハードの決定版『メガドライブミニ』から、内容を一新し、『メガドライブ2』を再現した新デザインでさらなる小型化を実現しつつ、大きくパワーアップした新ハードです。

 特別企画では、さまざまなライターがソフトの特徴や魅力を語っていきます。今回掲載するのは『バーチャレーシング』です。

『バーチャレーシング』 文:kbj

 本作の特徴は3Dポリゴンで描かれた迫力のレースを楽しめること。山やスタンドが前から後ろに流れていったり、遠くから観覧車が見えてきたりと、3Dならではのスピード感に驚きました。コース上の橋の立体感にも感動しましたね。

 そんな『バーチャレーシング』を家で楽しめたメガドライブ版。アーケードには及ばないグラフィックでしたが、迫力のレースを家で遊べることはうれしく、心躍りました。カクカクのピットクルーの向こう側に、リアルな人を妄想していたものです。

 家庭用だとクレジットを気にしなくていいため、普段は選ばないようなカメラアングルでプレイしていたのも懐かしいですね。コントローラが2つあれば、分割で対戦できるのもうれしく、走り込みました。タイムが伸びていくのが何よりもうれしかった! メガドライブ版はセーブができなかったのでノートにタイムを書いていたのですが、この『メガドライブミニ2』なら中断セーブで記録できるのがポイントかと。

 メガドライブ版が発売されてしばらくすると、グラフィック表現や色味が進化したスーパー32X版がリリースされ、その画面を見ておったまげるのですが、個人的にはあの興奮を家で遊べたメガドライブ版が忘れられません。

タイトル説明(公式サイトより)

 アーケードで大ヒットした、3Dレーシングゲームを、カスタム演算チップ「SVP」を搭載することにより実現した、驚異の移植版。3Dならではの視点切り替え機能やリプレイ鑑賞、画面分割による2人同時対戦も可能です。

(C)SEGA

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