『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』体験レポ。懐かしさと新要素を楽しめる期待作【TGS2022】
- 文
- セスタス原川
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“東京ゲームショウ2022”に出展されているNintendo Switch/PS4//PC(Steam)用ソフト『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』のレポートをお届けします。
本作は、ゲームボーイアドバンス用ソフト『ロックマンエグゼ』シリーズのタイトルをバージョン違い含めて10タイトルを収録した作品です。
9月15日に配信されたTGS2022公式番組「TGS2022 CAPCOM ONLINE PROGRAM」では、オンライン通信機能の実装も発表され大きな話題を呼んでいます。
まずは、共通タイトル画面から遊ぶ作品を選択。そこからファンの見慣れた各作品のタイトル画面に移動してゲームが始まります。
新しく用意された共通タイトル画面では、ボイス付きの3Dのロックマンがナビゲートをしてくれます。まるで本当に『ロックマンエグゼ』の世界に入ったと言うべきか、時代が世界観に追いつき始めたと言うべきか、この画面だけでファンは感動できることでしょう。
今回試遊体験ができたのは『ロックマンエグゼ』『ロックマンエグゼ2』『ロックマンエグゼ3』『ロックマンエグゼ3 BLACK』の4種類です。
試遊時間は30分ほどだったので、残念ながらすべてを遊びきるのは不可能……。悩んだ末に『ロックマンエグゼ』と『ロックマンエグゼ3 BLACK』をプレイしました。
これまでも『ロックマンエグゼ』シリーズを大きなモニターで遊ぶことは可能でしたが、本作は高画質アートフィルターを実装しており、ドット絵が拡大されて荒くならない対応がされています。
綺麗な描写をしつつも、全体的に滑らかになっても本作らしさでもあるドット感は崩さない。新しさと思い出を両方担保した絶妙な調整です。
バトルは大きな画面と綺麗な描写の影響か、攻撃を回避したり当てに行ったりする動きがやりやすい印象でした。3×6のマスを使って戦うバトルシステムは変わらずなので、攻撃を避けながらの手に汗握るバトルは本作でも変わらず楽しめそうです。
本作はシリーズ全作品をプレイできるということで、細かいゲームシステムの違いも楽しめます。カスタム画面(チップ選択画面)はシリーズごとにUIが変わっていたり、バージョンを重ねるごとに機能が変わったりと、作品ごとに違いを大きく体感できます。
今回は試遊できませんでしたが、本シリーズには他にも『ロックマンエグゼ 4』『ロックマンエグゼ 5』で登場したソウルユニゾン、『ロックマンエグゼ6』のクロスソウルと獣化など、シリーズごとにさまざまなバトルシステムが用意されています。1本のソフトでそれらの違いを楽しめるので、1から6までをプレイしても飽きることはなさそうです。
作品ごとの違いと言えば、同じ名称のエリアでもBGMが少し変わる部分もコアファンは興味をそそられる部分。本作はミュージックプレイヤーも用意されているとのことなので、聴き比べも楽しめそうです。
ブースでは写真撮影が行えるコーナーもあり、撮影したブース写真をTwitterに投稿することで、TGS限定 ロックマンエグゼ 2023年カレンダーをもらえます。
ファン待望のオンライン機能実装も発表され、期待が高まり続けている本作。筆者も通信ケーブルとゲームボーイアドバンスを片手に公園で対戦していた世代なので、あの熱い対戦がいつでも誰とでもできるようになると考えると、今からワクワクが止まりません。
どの作品やり込み要素があるもので、それが10作品まとまった本作のプレイし甲斐がどんなものかは言わずもがなでしょう。購入して満足いくことは間違いなしです。
みなさんが再びロックマンと熱斗と電脳世界を冒険できる日まであと少し。今後の続報に期待しましょう。
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