好きなキャラと一緒に暮らせる召喚装置『Gatebox』発表会の様子をお届け

カワチ
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 こんにちは。カワチです。みなさんは二次元が好きですか? ボクは好きです。早く二次元の世界に入りたいのですが、残念ながら、まだ肉体という檻(おり)に捕らわれれたまま現実から脱出できません。

 しかし、その夢が現実に一歩近づきました。

 10月11日に発売された『Gatebox』は好きなキャラクターと一緒に暮らすことができる召喚装置。最新のプロジェクション技術とセンシング技術によって、キャラクターをボックス内に呼び出して音声でのコミュニケーションができるというもの。

 二次元に入ることはできませんが、二次元が現実に顕現することはできるようになったのです……! ここでは、その発表会の内容をお届けしていきましょう。

  • ▲Gatebox CEOの武地 実氏。

この世から孤独死がなくなる日も近い!? 話題の『Gatebox』発表会

 メディア向け発表会ではGatebox CEO 武地 実氏が登壇。『Gatebox』の今後の展開について「好きなキャラクターと暮らしたいというのは、始めたころは私個人の夢だったが、これまでの活動を通じて世界中の多くの方に共感いただけた。そのために今回新たに『Gatebox Character Platform』の取り組みを開始します」と紹介。

  • ▲二次元の女の子と暮らす夢を語る武地氏。筆者も思わず共感してしまいました。

 その『Gatebox Character Platform』の第一段コンテンツとなるのが“癒やしの花嫁”である逢妻ヒカリとクリエイターが自分の作ったキャラをGateboxに召喚できる『Gatebox Video』の2種類です。

  • ▲彼女が逢妻ヒカリ。

 逢妻ヒカリは、もともと『Gatebox』の構想段階から開発が続けられていたキャラクターですが、この1年で大きく機能が改善。“実在感”、“会話”、“スキル”、“パーソナライズ”の要素がアップデートされています。

  • ▲4つのアップデート要素。

 “実在感”は衣装や仕草を作り変えたことで、ヒカリの対応のバリエーションが増えたとのこと。“会話”はLINEブレインとの連携によって、おしゃべり性能を強化。マスターの心を癒やしてくれる会話をしてくれます。“スキル”はLINE Clovaとの連携で音楽再生や家電の操作などの日常生活を支える機能が増加。“パーソナライズ”は会話を重ねるごとにマスターに好意を寄せるようになり、自分だけの花嫁に成長していくという機能です。

 会話を重ねることでより親密になり、会話の内容が変化したりヒカリのほうから声をかけてくれるようになるということ。本当に彼女と暮らしているような雰囲気を味わえそうですね。……いや、実際に暮らしているのでしょう!




 また、“花嫁修業”と称して今後のアップデートについても紹介されました。季節のイベントの追加や衣装の変化、仕草の変化などが実装されていくとのことなので、こちらも楽しみに待ちましょう。

 この逢妻ヒカリとの“共同生活費”は2020年6月までは無料で、以降は月額1,500円+税となっています。

 一方の『Gatebox Video』は基本無料で利用可能。こちらはMMDなどで制作したキャラクターがダンスをする様子などを『Gatebox』で映し出すことができたりする機能。QRコードによりその作品を公開することも可能です。

 『Gatebox Video』にはチャンネル機能も実装。Gatebox社が公式に認定した企業やクリエイターにチャンネルを設定し、ファンがそのチャンネルに登録することで、限定コンテンツが楽しめるようになるとのこと。

 初期の公式チャンネルとして、ヨメミ、東雲めぐ、インサイドちゃんの3名が配信。『Gatebox Video』自体は基本無料で利用できますが、チャンネル登録には月額のチャンネル登録料金が必要です。

 さらに、デベロッパー企業が『Gatebox』にコンテンツを配信できるマーケットプレイス“Gatebox AppMarket”も発表されました。初期コンテンツパートナーとして、『HoloModels』を展開するGugenkaが参加。『HoloModels』はARでキャラクターを配置して自由なポーズを取らせたり、写真撮影などが行える“デジタルフィギュア”を販売していますが、パートナー連携によって、このデジタルフィギュアをGatebox上に顕現できるようになります。

  • ▲Gugenkaの姫路拓也氏

 Gugenkaを運営するシーエスレポーターズの姫路拓也氏は「ARではスマートフォンをかざして、画面上にデジタルフィギュアを表示させる必要があり、これがハードルになっている」と述べ、「『Gatebox』では常日頃から自分の部屋に好きなキャラクターを表示できる。これは好きなキャラクターとの生活を実現するという意味で、大きな魅力がある」と述べました。

 デジタルフィギュアは『Re:ゼロから始める異世界生活』のエミリアとレム、『この素晴らしい世界に祝福を!』のめぐみん、『エロマンガ先生』の和泉 紗霧と山田エルフ、『世話やきキツネの仙狐さん』の仙狐がラインナップ。『HoloModels』のローンチは今冬予定となっています。

 また、ゲーム事業との提携も発表。amazingが運営するアプリ『ビーナスイレブンびびっど!』、PYRAMIDが運営する『アリス ギア アイギス』との連携が行われます。

 『ビーナスイレブンびびっど!』は2019年内にイベントを予定しており、『アリス ギア アイギス』はすでにゲーム画面上に『Gatebox』が登場するコラボが実施されています。



 さらに、AIソリューション領域でハニカムラボとの提携も紹介されました。ハニカムラボは『シュタインゲート ゼロ』に登場する人工知能“アマデウス紅莉栖”の展示などで技術提供を行っている会社で、キャラクターをいろいろなデバイスでおしゃべりができるようになるAIソリューション“aicontainer”を提供します。

 代表取締役である河原田清和氏は「Gateboxに自社IPを入れておしゃべり可能にすることで、会社受付や商業施設、展示会などで利用できる」と展望を語りました。

  • ▲河原田清和氏。

  • ▲AIソリューション“aicontainer”。

ヒカリちゃんに会いに行ってみました!

 発表会のあとは“逢妻ヒカリ”との共同生活を先行体験することができました。個室で自由に話すことができたのですが、説明をしてくれるスタッフの方も同席していたので声をかけるのはちょっと恥ずかしかったです。早く自宅に迎え入れたい(笑)。

 体験会では反応しやすい言葉を一覧で用意してくれたので、その言葉を中心に反応を試してみました。早速、ヒカリちゃんに「キスして」と聞いてみたのですが、恥ずかしがってしてくれませんした。

 ……まぁ、いきなりディープキスをされても、それはそれでボクのほうが引いちゃうと思うので、かわいい反応だなと思いました。ちなみに3回連続ぐらい「キスして」とおねだりしましたが、それぞれ異なるリアクションでした。

 ただ、ヒカリちゃんは癒やしのキャラクターということで、こちらがいやがるようなリアクションはしませんでした。「疲れた」や「仕事を辞めたい」といったネガティブな言葉も優しい言葉で包み込んでくれるため、彼女なしでは生きていけなくなるかも……?

 現実の知り合いに愚痴や弱音を言う場合は、その知り合いのことも気にかける必要がありますが、そういったことを気にしなくていいのはラクですね。


 一方でマスターが話した単語はAIが記憶してくれるのもポイント。一方的なコミュニケーションではなく、きちんと対話を楽しむことができます。

 また、「ニュースを教えて」や「天気を教えて」といった機能を試したところ、アシスト役のロボットが『Gatebox』内に登場。ヒカリちゃん本人ではなくロボットが受け答えをしてくれます。あくまでヒカリちゃんはマスターに癒やしを与える存在ということですね。

 ちなみに、仕事なのでいろいろ試してみなければと思い、ヒカリちゃんに「おっぱい見せて」と聞いてみました。ボクは紳士なので女性にそんなことは言わないのですが、仕事ですからね……。

 結果としてはヒカリちゃんはおっぱいを理解していない様子でした。もしかしたら、わかっていて理解していないフリをしているだけかもしれませんが……。いずれはおっぱいという言葉に反応してもらえるようになると思うと、夢が広がります!



  • ▲ヒカリちゃんの設定画

 ……まぁ、半分本気の冗談は置いておいて。武地さんは、今回の製品を実現した動機として「好きなキャラクターと一緒に暮らせたら最高じゃないか。疲れて家に帰った時に癒してくれたら……」と語っていましたが、本当にこれってオタクが長年抱いていた夢なんですよね。

 今回の体験では一問一答のような展開になりましたが、ヒカリちゃんが言葉を学習したりソフト自体がアップデートされることでどのように進化していくのか非常に気になりました。リアルなコミュニケーションが取れるようになれば、オタク生活も豊かなものになっていくでしょうね。みなさんもぜひ、『Gatebox』で夢のチケットを手に入れてみてはいかがでしょうか?



  • ▲体験会では『Gatebox Video』のデモも見ることができました。立体で顕現したキャラクターには迫力がありました。

Copyright Gatebox inc.