罪悪共鳴残酷RPG『Limbus Company』の世界観やゲームシステムの紹介映像が公開!【TGS2022】
- 文
- 電撃オンライン
- 公開日時
Project Moonは、“東京ゲームショウ2022”の公式配信にて罪悪共鳴残酷RPG『Limbus Company』の最新情報を発表しました。
これは、公式配信“罪悪共鳴残酷RPG 「Limbus Company」 TGS2022 スペシャルプログラム”で発表されたものです。
罪悪共鳴残酷RPG『Limbus Company』最新情報
配信では、本作の世界観やゲームシステムを紹介する映像が公開されました。
世界観
本作は26つの区域に分かれている巨大な都市を背景に物語が進んでいきます。
各区域は気候や地形のみならず、技術の発展度や文化的な違いが明確に存在します。
このような差により、区域毎にさまざまな特徴と規則、禁忌が存在するようです。
プレイヤーは、とある理由で12人の囚人を管理する管理人となり、彼らとともに巨大な都市のあちこちを回りながら“黄金の枝”を探す旅へ出ることになります。
出身や性格、行動や価値観までそれぞれ違う彼らとともに、さまざまな事件と接しながら数多の困難に立ち向かうことになります。
彼らはそれぞれの関係性と物語を抱えており、旅の過程でそれらを知っていくことになります。
本作の目標は都市を回りながら“黄金の枝”を探すことですが、ここでいう“黄金の枝”とは、過去のロボトミーコーポレーション支部技術の真髄のことを指します。
プレイヤーはヴェルギリウスとカロンという案内人とともに、バスに乗ってあちこちのロボトミー支部へ旅立つことになります。
ロボトミーコーポレーションは、“幻想体”という怪物から大量のエネルギーを生産する会社であり、とある事件で没落してしまった会社の支部が都市のあちこちに残っています。
廃墟となった支部内部のどこかに、“黄金の枝”が隠されています。
ただし、ロボトミー支部には“幻想体”が残っており、“黄金の枝”を探す過程で怪物たちと対峙することになります。
彼らを制圧できる方法を見つけ出し、各幻想体の特徴に注意しながら囚人たちと戦っていきましょう。
囚人の基本的な能力だけで、“黄金の枝”を狙う敵や、ロボトミー支部を徘徊する“幻想体”と戦うには厳しく、無数の鏡の世界のどこかから“人格”を借りてくる技術が用意されています。
ロボトミーコーポレーションには、“幻想体”から“E.G.O”という武器と防具を抽出できる技術があり、これらの装備の威力は“幻想体”の特性を反映するため、他の装備より強力かつ効果的に戦闘を進めることができます。
戦闘囚人に最適な“E.G.O”を与えれば効率的に敵を制圧できます。
ゲームシステム
本作の章1つはいくつかのステージで構成されています。
入場するステージを選択すると、ステージに関する情報が出力されます。
これらはステージ名、推奨平均レベル、出現する敵の情報、EXクリア条件を確認できます。
ステージ入場時には“エンケファリン”という通貨を使用します。
プレイヤーは12名の人格を戦闘条件に合わせて編成します。
なお、戦闘に参加できる人数は各ステージによって異なります。
また、一部のステージでは戦闘開始前後にストーリーが進行します。ストーリーメニューにはスキップボタン、オート再生、ログ確認機能が用意されています。
すべてのストーリーは韓国語のフルボイスで実装される予定とのことです。
戦闘では、画面下段にある操作パネルを使用します。
左から右までスキルアイコンを順につなげると戦闘が進行。終了地点までつなぐと戦闘が始まります。
人格が使用するスキルは1枚以上のコインで構成されており、コインが表か裏かでスキルの威力と効果が変わります。
スキル使用直前にコインをトスして威力と効果の判定を実行します。
一般戦闘ではスキルアイコンをつなぐたびに敵のスキルスロットと対応し、前から順番に“マッチ”が進行されます。
“マッチ”とは、味方と敵軍のスキルが互いにぶつかったときに発生するイベントです。
スキルの強さと運によって“マッチ”の勝敗が決まり、“マッチ”で敗北した人格はスキルの使用が取り消されます。
下段体力UI横の青い球体は人格の精神力を表します。精神力によって戦闘で使用するコインの表面が出る確率が増加したり、減少したりします。
戦闘状況によって人格の精神力はリアルタイムに変わり、戦闘に影響を及ぼします。
精神力が最小値になれば、各人格はパニックに陥ったり、“E.G.O”に浸蝕されるなどネガティブな効果を得ます。
また、同色のスキルを使うとスキルのダメージ量が増えます。これを”罪悪共鳴”といいます。
さらに、隣り合った同じ色のスキルが3つ以上つながると、スキルのダメージ量がかなり増加します。
これを“完全共鳴”といいます。
共鳴は人格が保有する“パッシブスキル”を発動するための条件でもあります。
どの共鳴をどのように活用するかが、本作の核心的な戦略となります。
攻撃スキルごとに斬撃、貫通、打撃の全部で3つのタイプが存在します。
敵の弱点を把握することは有用な戦略の1つです。
ダメージを受けて体力ゲージにある黄色い線の下に体力が減少した場合、“混乱”という状態になり、1ターンの間、すべての攻撃に脆弱な状態になり、行動できなくなります。
ターンを進めるたびに、操作パネルに任意の人格行動ラインが1つずつ追加されます。
各人格の速度値に応じて操作パネルが順に配置され、ターンを終了すると、使用したスキルアイコンが“属性資源”に換算されます。
“属性資源”は“E.G.O”スキルを使用するための条件です。人格は“属性資源”を消耗し、本人が装着した“E.G.Oスキル”を使用できます。
“E.G.O”の威力はゲームの戦況を覆し得るほどに強力です。
“E.G.Oスキル”を使用すると、“E.G.O”の持続効果が活性化され、人格が一層強くなります。
しかし、精神力が低いときに“E.G.Oスキル”を使用すると、人格が“E.G.O”に浸蝕されることがあります。
戦闘に勝利すると、ユーザー経験値と人格経験値を得られます。
各ステージのEXクリア条件を達成することで、通貨報酬を獲得できます。
戦闘で敗北すると、ユーザー経験値と人格経験値が得られませんが、“エンケファリン”が返還されます。
クジとバトルパスについて
本作のビジネスモデルとして、クジとバトルパスについての説明がありました。
クジは有償通貨である“狂気”を使用し、人格を獲得できます。
クジですでに保有している人格を重複して獲得した場合、レアリティに比例して各キャラクターの“人格の破片”を得ることができます。
この“人格の破片”を集めると人格を製作できます。
バトルパスは、一定の期間、ゲームプレイ進行度によって報酬を獲得できます。
バトルパスからはさまざまな報酬を獲得でき、最高報酬には囚人の装着できる“E.G.O”があります。
報酬には、基本パス報酬とフリーミアムパス報酬があります。
コツコツとゲームをプレイすることで、“E.G.O”を始めとするゲーム内報酬を無料で獲得できます。
有償購入を通じて、フリーミアムパス報酬を解放すると、追加“E.G.O”と、より多くのゲーム内通貨を獲得できます。
バトルパスはシーズン制で運営され、次のシーズンになると既存のバトルパスが終了し、新しいバトルパスと“E.G.O”が登場します。
特定シーズンに登場した“E.G.O”を獲得できないままシーズンが終了しても、“E.G.O”がリリースされてから2回シーズンが過ぎると“人格の破片”を使用して製作できるようになります。
シーズン毎にメインコンテンツと主要ストーリーがアップデートされ、約3~4カ月周期での更新目標とのことです。
なお、バトルパスやクジ以外にも、ゲーム内で使用できる通貨を周期的に提供する月額制システムも用意されています。
本作は2022年下旬リリースを目標としているとのことなので、リリースまで楽しみに待ちましょう。
このほかにも本作の世界観やゲームシステムなど、今回の配信でたっぷりと紹介されているので、気になる方はぜひアーカイブをご覧ください!
※画像は動画をキャプチャーしたものです。
© 2021 — PROJECT MOON. All Rights Reserved
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります