協力プレイが特にアツい『ボナンザ ブラザーズ』。足を引っ張るリアル兄にイライラ?
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10月27日に発売される『メガドライブミニ2』に収録されているタイトルについてレビューしていきます。
『メガドライブミニ2』は、令和初のゲーム機として話題を呼んだ、ミニハードの決定版『メガドライブミニ』から、内容を一新し、『メガドライブ2』を再現した新デザインでさらなる小型化を実現しつつ、大きくパワーアップした新ハードです。
特別企画では、さまざまなライターがソフトの特徴や魅力を語っていきます。今回掲載するのは『ボナンザ ブラザーズ』です。
『ボナンザ ブラザーズ』 文:HIRO
「3分以内にお宝を頂戴するゼ!」
というのが目的のステージクリア型のアクション。アーケード版が稼働した1990年、自分は兄と一緒にプレイして泥棒ライフを満喫していました。そこで強く感じたことが「お兄ちゃん足を引っ張ってばっかりで役立たず!」という生意気盛りだったのは内緒です。
本作は、いかに効率よくお宝を集められるかが求められるアクションで、敵に気づかれないように移動して、さっと次のお宝に向かうのが理想。ステージが進むと、敵に発見されずにクリアするのは難しいですが、頭を使って攻略していくのを感じられる作品になっています。
特にアツいのが協力プレイ。単純に二手に分かれて進めばお宝を集める早さが2倍(相棒の実力にもよる)。また、敵が密集しているところのお宝は、1人がオトリになって、その隙にもう1人がお宝回収するなんて作戦を考えるのも楽しいです。
そして、このメガドライブ版の『ボナンザ ブラザーズ』ですが、非常によく移植されており、アーケード版とほぼ同じ感覚でプレイできます。懐かしいと思った方は、ぜひステージ1などで流れるBGM“ボナンザ哀歌”を口ずさみながら、お宝を集めてワーッハッハーとしゃれこみましょう!
タイトル説明(公式サイトより)
正義のギャングが、悪人の街・バッドタウンでひと稼ぎ! 警備員たちに見つからないように、すべてのお宝をいただいて脱出する潜入アクションゲームです。主人公たちのさまざまなリアクションも見もの。画面の上下を使った2人協力プレイも楽しめます。
(C)SEGA
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