スマホ版『レインボーシックス』『ディビジョン リサージェンス』先行プレイ。過去作との違いや新機能の感想は?
- 文
- キック一郎
- 公開日時
10月3日に開催された、『レインボーシックス モバイル』と『ディビジョン リサージェンス』の情報発表などを行う交流会“Ubisoft mobile games secret party”の模様をレポートします。
アトラクションや開発陣トークに加えてデモプレイの体験も!
2022年10月3日、ユービーアイソフトは新作スマホ向けゲーム『レインボーシックス モバイル』(以下、『虹モバ』)、『ディビジョン リサージェンス』(以下、『リサージェンス』)の情報発表などを行う交流会“Ubisoft mobile games secret party”(以下、“USP”)を東京BravePoint新宿店にて開催した。
本イベントではメディア、インフルエンサー、関係者を対象に、ユービーアイソフトの制作陣によるインタビューセッションが実施された。
さらに会場では、各作品にちなんだ体験型アトラクションが展開。体験中に目標を達成することでパーカーやキャップといったオリジナルグッズのプレゼントもあった。
また、各種アトラクションと並行して、デモプレイ機で実際のゲームを体験することもできた。
本記事では、インタビューセッションからデモプレイによる先行体験の内容まで、イベントの模様をまとめてお届けしていこう。
日本先行プレイの開始日が解禁!
インタビューセッションでは、ユービーアイソフトモバイルAPACにて、ビジネスデベロップメント・パブリッシング・ディレクターを務めるコチョール・オザン氏が『虹モバ』関連の発表を担当。
『リサージェンス』に関しては、ユービーアイソフトモバイルHQにてエグゼクティブ・プロデューサーを務めるファブリス・ナヴレズ氏が登壇。同HQにおけるコンテンツ・ディレクターのジョナサン・ラベルニュ氏を交えて情報を紹介した。
なお以上の3名によるセッションの開始前に『虹モバ』でクリエイティブ・ディレクターを務めているジャスティン・スワン氏からのビデオメッセージが公開された。
スワン氏は「コンニチワ、トーキョー」という日本語によるあいさつからメッセージを語り始め、英語で「ユービアイソフトにとって日本はとても特別な場所です」と話を切り出した。
続けてスワン氏は、そういった想いから日本に現地チームを作ったと発言。コチョール氏も、ローカライズを含めて今回の“USP”のような交流会を企画した意図に、日本プレイヤーへの期待が込められていることを語った。
そのうえで2022年10月7日より、日本先行プレイが開始されることが明かされた。
コチョール氏によれば、日本のゲーム文化を鑑みてグローバル版とは異なるイベントやアプローチの実施予定もあるという。
『ディビジョン リサージェンス』のセッションでは、ナヴレズ氏がデモプレイとともに、これまでのシリーズ作品で特徴的だった荒廃した都市の景観を紹介。
加えてラベルニュ氏が『リサージェンス』は基本的に『ディビジョン2』をベースとして開発されていることを語った。
ゲーム情報の発表と紹介の後には、メディア陣を交えた質疑応答が実施された。
モバイル向けに開発された両作において、家庭用機向けだったシリーズ作との相違点に関する質問が数多く寄せられた。
たとえば「シリーズ作にあった世界観をより深く知れるアーカイブアイテムは『リサージェンス』にもありますか?」という質問に対しては、ラベルニュ氏が「同様の印象をプレイヤーに与えるアイテムを用意したい」と回答。
『虹モバ』については、過去作のキャラクター(オペレーター)が登場することから「ローカライズ時の声優は、これまでと同一人物になりますか?」という質問が寄せられた。
コチョール氏は「既存のオペレーターは可能な限り同じ人物に担当してもらう」とボイス収録の予定を語った。
イベントの中盤には、eスポーツスペシャリストの岡山和也さんによるデモプレイも実施。ゲーム内で攻撃側部隊長の声を担当した小森未彩さんとともに登壇し、『虹モバ』のデモプレイを披露した。
デモプレイでは、ワンマッチ中の勝敗が決するまでのプレイによって、シリーズ作とのフィーリングの違いに加えて、モバイル版から新しく追加されたオート射撃機能などが紹介された。
オート射撃は、エイム中の射線に敵オペレーターが入ったとき、自動的に射撃が発生するという機能。
オペレーターを移動させる指とエイムの視点を動かす指で手がふさがっている状況でも射撃ができるように、モバイル端末での操作事情が考慮された機能だと言えるだろう。
岡山さんがデモプレイを終えた後には、会場の面々と制作陣が入り乱れた懇親会が催された。
ドリンクが会場で配布され、コチョール氏、ナヴレズ氏、ラベルニュ氏の3名とともに、メディアの垣根を越えて乾杯することとなった。
グッズをかけた当日限りのアトラクションに挑戦!
懇親会中には、特定の目標を達成することでオリジナルグッズが手に入るアトラクションの体験も可能となっていた。
『虹モバ』をモチーフとしたアトラクションは作中で壁を破壊する役割の“スレッジ”のようにダンボールをハンマーで崩し、分かれ道を進んだ先で“ヒバナ”と合流できた場合はパーカーをもらえるというもの。
さらに、試合の序盤で行われるドローンによる偵察パートを模した、ラジコンを特定の位置まで移動させるアトラクションも設営されていた。
ラジコンを特定の位置まで移動させるアトラクションでは、制限時間内に移動を完了させるという課題があり、達成時にはハンマーでのチャレンジと同じパーカーをもらうことができる。
『リサージェンス』をモチーフとしたアトラクションでは、作中の武器拾いにちなんで、隠されたエアガンを見付けて的当てを成功させることで、ロゴ入りのキャップを受け取ることができるようになっていた。
モバイル端末での操作感を実際に体験!
会場にはデモプレイ機が設置されており、実際のゲーム内容を先行体験することができた。
『虹モバ』の試遊では、ワンマッチ中の進行を一通りプレイ。攻撃側と防御側に分かれた試合形式に加えて、壁の補強や壁抜き箇所の穴開けといった戦略は共通。
おなじみの試合開幕直後のドローンによる索敵も、過去作と同じように実装されていた。
その一方で、モバイル向けに試合時間が短くなるようなマッチ数の調整が施されており、当日の試合では2勝を先取したチームが勝利するルールとなっていた。
また、シリーズ作と共通したマップが登場するものの、建物の中には通り抜け口の位置が変わっている箇所もあり、細かい部分までモバイル用の調整が施されているようだ。
『リサージェンス』の試遊では、ソロプレイ時におけるウェーブ戦を体験できた。
『デビジョン』シリーズ特有の背景グラフィックの美しさ、射撃の感覚や押し寄せる敵のラッシュ感など、過去作と非常に近い出来栄えとなっていた。
肝心のカバーアクションは、視線上に遮蔽物があったときにカバーアクション用のボタンをタップすることで発動。
真横の遮蔽物に対してしゃがみ込んでしまい、敵の射線に対して無防備になるようなことは少なく、総じて快適にプレイすることができた。
今回のイベントの模様は以上となる。『リサージェンス』のリリース時期は未定だが、『虹モバ』日本先行プレイは10月7日より開始予定。
Google Playから事前登録をすることで、日本先行プレイの抽選対象となるので、気になった方は忘れないうちに登録しておくのがオススメだ。
さらに『虹モバ』の日本公式ツイッター(@Rainbow6mobilej)では、最新情報が活発に発信されているので、事前登録と併せてチェックしてみてはいかがだろうか。
■レインボーシックス モバイル
■ディビジョン リサージェンス
© 2022 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Rainbow Six Mobile, Ubisoft and the Ubisoft logo are registered or unregistered trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
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