動画あり! 『ハイステ』稽古場取材。醍醐虎汰朗さんと赤名竜之輔さん、新生烏野のキャスト2人の意気込みも
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- ガルスタオンライン
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宮城県の高校を舞台にしたバレーボール漫画『ハイキュー!!』を原作とした、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』。シリーズ8作目は新たなキャストを迎え、新生烏野が始動します。
今回、11月1日から始まる公演に向け、稽古場が公開! 本格化する稽古の様子だけでなく、キャストによる本公演の見どころや意気込みをお届けします。ちなみに稽古場の公開は演劇『ハイキュー!!』史上初! 普段どのようにキャストの皆さんが稽古しているか、ぜひチェックしてみてください。
稽古中の様子をレポート
公開稽古ではオープニングと伊達工戦、2つのシーンが行われました。
オープニングを通す前には、烏野メンバーへ演出と脚本を担当するウォーリー木下さんから細かい指示が飛んでいました。指示を聞いたキャストは、そこからさらに話し合い、動きや芝居を固めます。
細かな確認を経て、いよいよオープニングを通すことに。オープニングの見どころは、なんといっても烏野高校のメンバーを中心としたキャスト総出のダンス! 学校ごとやキャラクターごとに個性のある動きや表情で魅せてくれます。
小休止を挟み、続いては伊達工戦のシーンへ。
再会を喜び合う烏野メンバーと伊達工メンバーですが、すぐに試合へと移行。稽古場の空気も和やかなものから一瞬でピリッとしました。オープニングもダンスで激しく動いていましたが、ここではバレーのシーンでさらに激しい動きに。
烏野と伊達工による練習試合のなかで、赤名竜之輔さん演じる影山飛雄は伊達工の厚いブロックに阻まれます。赤名さんはブロックに苦戦する影山を全身で演じていました。
囲み取材には醍醐さん、赤名さん、ウォーリー木下さんの3人が登場
公開稽古終了後、日向役の醍醐さんと影山役の赤名さんのキャスト2名と、演出と脚本を手がけるウォーリー木下さんによる囲み取材が行われました。
稽古が始まっての感想を聞かれた醍醐さんは、少し焦っていることを明かしました。今まで経験したことがない体の使い方をいちから覚えているため、「すごくワクワクしているのと同時に、意外と時間がないんだなって」と現在の心境を素直に表していました。
赤名さんも醍醐さん同様、やはり焦りがある様子。舞台の一部分を通して稽古するのは今日がまだ数回目ということで、「こんなにキツいんだなと思いました」と今日の公開稽古を振り返りました。
また、『ハイキュー!!』のなかでカギとなる日向と影山ですが、この2人の関係性を短い稽古期間で深めなければならないことも焦りを感じる要因のひとつのよう。するとウォーリー木下さんから「そこは余裕だろう!」とツッコミが入り、3人から笑いが起きます。
すると赤名さんは日向と影山の関係性を深めるために、醍醐さんの家に居候していることを打ち明けます。醍醐さんと寝食をともにしながら、台本の読み合いなどもしているそう。醍醐さんから「彼女か!」と言われ、赤名さんが「俺が彼氏がいいな」と笑って返す場面も。
醍醐さん、赤名さんをはじめ、新キャストでの最新作の稽古について聞かれたウォーリー木下さんは、これまでの舞台にはなかった新しい要素を取り入れていることもあり、「僕も手探りでやっています」とポツリ。
しかし、キャストへの期待は大きいようで、「ずっと停滞をしていると、急にガっとできるようになる瞬間があったりするんです」「今はまだできないですけど、でもきっといけると信じております」と語っていました。
また、本作について、「演劇『ハイキュー!!』を好きな方も、今回初めて見る方も楽しめるように間口を広く作っているつもりです」「物語もシリーズものではあるんですけど、1から理解できるような内容になっているので、ぜひここからまたファンになってもらえると嬉しいです」とウォーリー木下さん。
すっかり演劇『ハイキュー!!』の虜だという赤名さんは、「たくさんの人を演劇『ハイキュー!!』の虜にできるように頑張りたいと思います」と決意を新たにしていました。醍醐さんは公演まであと2週間ということで、ここで新たに気合を入れていきたいとのこと。最後は「必ずおもしろいものができると思いますので、あと2週間ほどお待ちください!」という一言で締めくくってくれました。
演劇「ハイキュー!!」“飛翔”の公演まであと2週間。新生烏野のお披露目をお楽しみに!
(C)古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会
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