【初心者向け攻略】『オーバーウォッチ2』おすすめキャラ(ロール)選び、勝つための4つのポイントを解説
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Blizzard Entertainmentは、新作無料アクションシューティングゲーム『オーバーウォッチ2』をPC / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / Xbox Oneにて10月5日から基本プレイ無料でサービスを開始しています。
この記事では、これから『オーバーウォッチ2』を始めたいと思っている新米ヒーローに向けて、ゲームのルールからプレイで気を付けたいポイント、チームワークの大切さなど、本作の基本要素を解説します。
そもそも『オーバーウォッチ』って?
『オーバーウォッチ』は2016年に発売されたチーム対戦型アクションシューティングゲーム。さまざまな特殊能力を持つヒーローを操作し、タンク、ダメージ、サポートのロールに分かれてチームで協力して戦うFPSタイプの対戦ゲームです。『オーバーウォッチ2』では5対5となり、チームでの連携力がより重要な要素となりました。
キャラクター総数は35人。各キャラそれぞれタンク、ダメージ、サポートというロールに振り分けられ、基本的なルールではタンク1人、ダメージ2人、サポート2人の計5人編成で戦います。
武器や特性がロールごとで大きく異なるほか、オーソドックスなライフルやショットガンのほか、ビームや手裏剣、タレット、ハッキング、バリアなど多種多様なアクション、そして各キャラごとで異なる奥の手であるアルティメットアビリティを持っているのも魅力です。
仲間の苦手部分を助け合うロール制
まず『オーバーウォッチ2』で何よりも大切になるのがロールによる協力姿勢です。タンクはライフが多く、シールドを持っていたり、ライフを増やすアビリティなどで耐久力に優れる一方で、遠距離攻撃の手段に乏しかったり、身体が大きく被弾しやすかったりというロール。そのため離れた敵を倒すダメージヒーローやサポートヒーローの回復でタンクを活かしていく動きが不可欠になるわけです。
ダメージは攻撃力性能に優れるアビリティや移動系スキルを持ち、敵チーム全員を倒せるほどのアルティメットアビリティを持つチームの花形。
敵の進行を止められるかはダメージヒーローの腕にかかっているため狙われやすく、味方の盾になるタンクや回復をしてくれるサポートの存在がいてこそ攻撃に集中できるポジションです。
サポートは回復以外にも敵の回復を阻害したり、敵への与ダメージを増幅させたり、味方に1秒間無敵を付与させたりと、バフやデバフによる底上げでチームを支えます。そして何よりアルティメットアビリティで全員に強力なバリアを付与させたり、超回復を施したりとタンクやダメージのアルティメットへのカウンターとしても重要な存在。
その一方で機動力に難があったり攻撃性能が控えめなうえ、チーム全体の生命線であるため狙われやすい存在です。回復役がいなければ前線は簡単に崩壊してしまうため、チームで協力しあって守ることが大切になるわけですね。
また『オーバーウォッチ』には、例えばタンクはダメージに弱く、サポートはタンクに弱いといったようなロールごとの有利不利の関係はありません。
その代わりにヒーローごとの相性があります。明確な弱点同士の関係ではありませんが、戦いやすい、戦いにくいといった相性が存在しています。
本作ではゲーム中、自拠点内ならヒーローを自由に変更できます。変更時にアルティメットアビリティのゲージが減ってしまうため、変えるタイミングは重要ですが、相手チームに対して相性の良いヒーローを繰り出すのも戦略の一つ。いわゆる後出しジャンケンで有利を狙える面白さもあります。
マップで異なる4つのゲームルール
本作には全部で8つのゲームルールが存在していますが、5対5のチーム戦で使われるルールは4つ。5対5の対戦モードを選択すると、4つのルールの中からランダムで決定します。マップはルールによって決まっており、各ルールに3~4つのマップが存在しています。
1体のロボットを奪い合う”プッシュ”
まずはロボットに追従して目的地まで運び、最終的にロボットを進めた距離の長い方が勝利する”プッシュ”。マップ上にロボットは1体のみで、お互いのチームでこのロボットの主導権を奪い合うようなルールです。
ロボットは近くにいるだけで自動に動き出します。相手チームもロボットの側にいるとロボットの動きは停止。そのため主戦場がロボットの周辺となり、その動きで戦場が刻一刻と変化していくのが面白い点ですね。
またロボットは相手チームの拠点を目指して動いています。そのため負けているチームは自然とロボットに合流しやすく、勝っているチームはロボットが遠く合流に時間がかかるというのもポイント。ゲーム展開が早く、逆転も頻繁に起こるため最後まで油断できません。
”コントロール”どちらが先に拠点を制圧し切れるか
1つのエリアを巡って両チームが戦う”コントロール”。エリアを制圧するとパーセントが上昇していき、先に100%になった方のチームは1ポイント獲得します。最終的に先に2ラウンド先取したチームの勝利。エリアを制圧できるのはそのエリア内にいるときだけです。
1ラウンドごとにマップが変わるものの、ルールは変わらずマップ中央のエリアを確保しきることが目的。シンプルなルールながらも狭い拠点で戦う必要があり、乱戦や奇襲、裏取りの多いエキサイティングなルールになっています。
お互いのチームがいると停止するロボットとは違い、一度エリアを確保すると確保し返されるまでエリアのパーセントが上昇し続けるため、倒されずに時間稼ぎするのも重要な戦略になってきます。
ペイロードを目的地まで”エスコート”
攻撃側と防御側に分かれて戦うルールで、攻撃側はペイロードを目的地まで運び、防御側は相手チームを排除してペイロードの進行を止めるのが目的。
ペイロードは”プッシュ”のロボットと同様に近くにいるだけで自動で進みますが、近くにいないと自動的に後退するようになっています。またペイロードの近くに攻撃チーム、防御チーム両方いるとペイロードは停止します。そのため攻撃側はペイロードを進ませるために、相手チームを倒して進行ルートを確保するのが目的となります。
ペイロードの進行ルートは決まっているほか、ペイロードに追従していなければならないため待ち伏せされやすいルール。しかし全体的にマップが広めで裏取りもできるようになっており、さまざまな手段でペイロードを導けるようになっています。
コントロールとエスコートの両方”ハイブリッド”
最初にエリアを制圧し、そのあとペイロードをエスコートする両方を遂行するのが”ハイブリッド”。このルールでも攻撃チームと防御チームに自動で割り振られ、それに応じて役目を遂行します。
ゲーム進行に応じて状況が変わり、得意なヒーローも変わってくるため臨機応変な対応力が求められるルールでもあります。最終的には”エスコート”のルールになるため、”エスコート”の経験が活きてきます。”コントロール”の要素もありますが、2ラウンド先取は必要ありません。
バトルで気を付けたい4つのコツ
ここからはバトルにおいて、とくに注意しておきたい4つの要素を解説。これらを基本にプレイへの足がかりにしてください!
ヒーローの特性、相性を知ろう
ヒーローにはタンク、ダメージ、サポートの相性だけでは表せない細かな相性が存在しています。例えば代表的なタンクであるラインハルトは、ハンマーを振り回す近接攻撃と巨大なシールドを展開して背後の仲間を守ることに長けています。
とくに近接攻撃による制圧力は圧倒的で、移動系アビリティのないヒーローは一度ラインハルトの攻撃範囲に入ると防ぐ術がないほど。
しかし遠距離攻撃の手段が少なく、射撃してくる相手への対策が少ないこと。そして身体が大きいため散弾系の武器から大ダメージを受けやすいほか、デバフ系の効果で行動を止められやすいといった点を抱えています。
チーム全体を守りながら前に進むことには最適ですが、行動を阻害されやすいためそういったアビリティを持つヒーローが対面にいるときは注意しながら動かなければなりません。
そのほか移動系アビリティを持ち機動力の優れるトレーサーやゲンジは、ジャンクラットのトラップによる足止めや移動速度低下効果のあるメイの凍結ブラスターが苦手など、細かな相性を持っています。これらの相性を学んでいくことも上達への第一歩となりますね。
ダメージやサポートを狙おう
タンクはライフ500~700ほど持つのに対し、ダメージやサポートはライフ150~300ほど。チーム全員の協力が不可欠の本作において、ダメージやサポートが欠けることの大きさは一目瞭然です。
そのためライフの少ない相手から優先的に狙い、戦線を崩していくのが定石。とくにタンクだけを狙っていてもサポート2人による圧倒的な回復量を前にすると倒すことは不可能に近いため、ライフの低い敵から狙っていくのは非常に重要になってきます。
そしてもちろん後衛の敵を狙うのに適したヒーローもいます。姿を消して対象をハッキングできるソンブラや機動力に優れるトレーサーやゲンジは背後から奇襲しやすく、おすすめです。さまざまなヒーローを使ってどんな動きができるのか試しておくのも重要ですね。
アルティメットを利用した駆け引き
各ヒーロー奥の手であるアルティメットアビリティは、一度に複数の敵を倒すことも可能なほど強力。例えばソルジャー76のアルティメットアビリティ、タクティカル・バイザーは視界内の敵に自動で照準を合わせてくれるため、射程内の敵を確実に倒せるアビリティです。
しかし反対に味方を確実に守れる防御系のアルティメットアビリティも存在しています。例えばゼニヤッタの心頭滅却というアルティメットアビリティは、自身の周囲の味方を超回復させる性能。上記のタクティカル・バイザーは強力ですが、ソルジャー76の連射速度以上に回復するためカウンター的な存在となっています。
これは一例ですが、こういったアルティメットアビリティによる駆け引きも度々発生します。相手チームのヒーローを見て、対処方法を繰り出すことも時には視野に入れておきましょう。
協力不可欠ということ
何度かお伝えしていますが、なによりもチーム全員の協力が不可欠ということです。ラインハルトだけでは相手のダメージやサポートを倒せませんし、逆にラインハルトがいなければ敵の狙撃を安全に防ぎながら反撃もできません。お互いの長所を噛み合わせて勝利をつかみ取るのが『オーバーウォッチ』の面白さであり、だいご味です。
すべてのヒーローが協力し合う姿勢が噛み合うと、ラスト10秒から勝利をつかみ取る大逆転の場面も『オーバーウォッチ』では決して珍しくありません。お互いの長所、アビリティを組み合わせて、相手チームを崩していきましょう!
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