【難読漢字】拳で戦うみたい!? なんだか強そうな“拳拳服膺”とは…
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電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。
この企画は、“杠葉 啓二(ゆずりは けいじ)”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!
今日の問題は……
今回の出題漢字は“拳拳服膺”。
ヒントは〇〇〇〇〇〇〇〇。最初の2つは同じ読み方をするみたいだな。
答え
正解は“けんけんふくよう”!
”拳”をこぶしとは違う読み方で読むことがポイントだな。人の教えや言葉などを、心にしっかり留めて忘れないことを意味する。
”拳”が2回使われているのは、両手で物を大切に捧げ持って胸につける行動からきているみたいだ。”服膺”は胸にくっつけるという意味があって、よく心に留めるにつながるとのこと。
必殺技のように口に出して言いたくなる雰囲気があるけれど、大切な場面で使いたくなる言葉だ。
ほかにも、誰からも手を借りることなく、自分1人で物事を行うことを意味する”赤手空拳(せきしゅくうけん)”や、物事を始めるときに助けとなる物が1つもないことを意味する”徒手空拳(としゅくうけん)”なんて言葉もある。
……こうして見てみると、どれも必殺技みたいでちょっとカッコイイよな。3つの言葉が意味するような場面になったときに、心の中で力強く唱えると力が湧いてくるかもしれない。もしよかったら使ってみてくれ。
次も難しい漢字を紹介するから、更新をお楽しみに!
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