『劇場版 SAO プログレッシブ 冥き夕闇のスケルツォ』舞台挨拶レポート。映画ラストに驚きのシーンが!?

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 本日10月22日から上映がスタートした映画『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』。この記事では、新宿バルト9で開催された初日舞台挨拶の模様をレポートしていきます。

主演キャストが登壇し映画の見どころを語る!

 この日の舞台挨拶に登壇したのは戸松遥さん(アスナ役)、松岡禎丞さん(キリト役)、伊澤詩織さん(アルゴ役)、藍井エイルさん(主題歌担当)の4人。4人はファンの温かい拍手に迎えられ、登壇しました。

 そして映画公開を記念して、松岡さんの手により巨大クス玉が割られ、中からアニメ10周年&公式Twitterの100万フォロワー達成を祝うメッセージが! その後、挨拶とともに、トークセッションが開始しました。

 最初のトークテーマは、公開初日を迎えた今の心境について。

 戸松さんは「素直にうれしいです。たくさんの方に愛されている作品なので、無事に公開されることにホッとしています。間違いなく楽しんでいただける内容になっているという自信があります」と語りました。

 そして松岡さんは「みんなで心血注いで作り上げた作品なので、見ていただけることに感無量です」と感慨深そうに語り、伊澤さんは「男女ともに人気ある作品で、海外の人にも見てもらえるのがうれしい。ようやくアルゴが本格参戦なので、今日はその勇姿を見ていただけるはず!」と、興奮気味の様子。

 本作主題歌『心臓』を歌う藍井さんは、「いよいよ本日がやってきたと思っています。自分は社内の試写会ではすでに見たんですが、大きな映画館で見られると迫力がすごいと思うので、楽しみにしてほしいです」と語りました。

 続いては映画の注目ポイントについて話していくことに。

 伊澤さんの注目ポイントは、やはりアルゴの活躍シーン。「アルゴはまだよく知らないという人が多いので、映画で見てもらって、愛されるキャラクターになってくれるとうれしいなと思います」と語りました。

 戸松さんの語る注目ポイントは、アスナのお風呂シーン。「今回の『スケルツォ』ではどんな形でお風呂に入るのか…お風呂に入ったリアクションはいろいろなパターンを収録したので、ぜひ注目してほしいです」とのこと。

 松岡さんは、ただ一言「キバオウ」と述べました。彼に対する見方が変わるとのこと。「あとは、ミトがどう関わるのかが見どころです。とあるシーンではグッときました」とも語りました。

 藍井さんは、主題歌が決まった時の気持ちについて、「『SAO』10周年で、人生初の劇場版主題歌を担当させていただいて光栄です。今回の曲は、5~6回デモを録ってようやく完成しました。映像も素晴らしいので、ぜひエンドロールまで見てほしい」とのこと。

 続くテーマは、10年間を振り返ってみて今の気持ちは……というもの。

 戸松さんは「あっという間でした。初めて関わったときは10年後に舞台挨拶をしているとは想像できなかったです。10年間ずっと何かしらの形でアスナを演じていて、そんな作品は『SAO』だけですね。そうして作中時間と同じ2022年11月6日という瞬間を迎えられるのがすごくうれしいです」と振り返りました。


 松岡さんは「アニメスタッフさんと、2022年を迎えられるか冗談まじりで話していましたが、本当に10年経つとは……駆け抜けてきたなって思います」と気持ちを振り返り、さらに演技に関しては「10年前のキリトの声は、前作で消化できたので演じやすかったです。でも、演技やキャラクターの関係値がアニメ1期まで進んでしまうわけにはいかないので、そのあたりの線引きは難しかったですね」とも語りました。


 そして伊澤さんは改めてアルゴの本格参戦について語り、「動いている様子を見られるのがやっぱりうれしかったです。悲願達成ですね」とうれしそうに語りました。ちなみに、アフレコは3人の掛け合いで収録したとのこと。戸松さんは、アルゴとアスナがガッツリ話すのが新鮮だったと振り返りました。

第五層のボス型ダルマに目入れ!

 続いて、映画の成功を願い、《アインクラッド》第五層のボスを模したダルマに目入れを行うことに!

 目入れを行ったのは戸松さん。人生で初の目入れということで「『SAO』で初めて目入れが体験できてうれしい!」と語りました。なお、このダルマはアニプレックスの社長室に飾られる予定とのことです。

映画の最後には驚きのシーンが!?

 イベントも終了間近ということで、登壇者による挨拶が行われました。

 藍井さんは「刺激的で美しい映像、迫力満点の音や最後のシーンなど、見どころ満載の素敵な映画になっているので楽しみにしていてください」と語り、伊澤さんは「今日はみなさんにお会いできてうれしかったです。早起きしてここに来た甲斐があるはずです。ぜひ最後まで楽しんでいってください」と、会場に呼びかけました。

 そして松岡さんは「改めて全体を通してみたとき、ここから『SAO』がつながっていくんだなと、ワクワク感を感じられる作品になっています。すべてのシーンを余すことなく楽しんでいただければと思います」と語り、戸松さんは「すべてが見どころといっても過言ではないくらい、どのシーンも素晴らしいです! 戦闘シーンもかっこいいので、最後の最後まで緊張感を持って見てもらいたいです」と語りました。さらに戸松さんと松岡さんによると、映画の最後には「嘘だろ!」と思うようなシーンもあるとのことですが……? 気になる人はぜひ劇場で確認してみてください。

 最後に戸松さんによるイベントの締めの掛け声。ファンにはおなじみの「リンク・スタート!」の掛け声とともに、舞台挨拶は終了しました。

『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』本予告

『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』

10月22日(土)より全国公開

【スタッフ】
原作・ストーリー原案:川原 礫(「電撃文庫」刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec
監督:河野亜矢子
キャラクターデザイン・総作画監督:戸谷賢都
アクションディレクター・モンスターデザイン:甲斐泰之
ボスモンスター・ステージデザイン:石垣 純哉
サブキャラクターデザイン:秋月 彩・渡邊敬介
プロップデザイン:東島久志
美術監督:伊藤友沙
美術設定:平澤晃弘
色彩設計:中野尚美
撮影監督:大島由貴
CGディレクター:織田健吾
モニターグラフィックス:宮原洋平・関 香織
編集:廣瀬清志
音楽:梶浦由記
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭正
音響制作:ソニルード
プロデュース:EGG FIRM・ストレートエッジ
制作:A-1 Pictures
製作:SAO-P Project
配給:アニプレックス

【キャスト】
アスナ:戸松 遥
キリト:松岡禎丞
ミト:水瀬いのり
アルゴ:井澤詩織
エギル:安元洋貴
キバオウ:関 智一
リーテン:本渡 楓
シヴァタ:永野由祐
リンド:大塚剛央
ヤマタ:高橋伸也
ウルフギャング:阿座上洋平
ローバッカ:玉井勇輝
ナイジャン:関 幸司
ジョー :逢坂良太
モルテ:小林裕介


■『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』Blu-ray

©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project

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