カズマさんが死刑に⁉ RPG『この素晴らしい世界に祝福を!~呪いの遺物と惑いし冒険者たち~』レビュー【電撃秋アニメ×ゲーム】
- 文
- 紅葉つかさ
- 公開日時
エンターグラムから11月24日発売予定のPS4/Nintendo Switch用ソフト『この素晴らしい世界に祝福を!~呪いの遺物と惑いし冒険者たち~』のレビューをお届けします。
なお、電撃オンラインではこの秋おすすめしたいアニメに関連するゲーム、ゲームに関連するアニメを特集する“秋だ! アニメだ! ゲームも遊ぼう(電撃秋アニメ×ゲーム)”を展開中。この記事もその企画の一環として、Twitterでのプレゼントキャンペーンを実施中ですので、ぜひご参加ください。
貴族の依頼でカズマさんが死刑に⁉
本作は、『このすば』のダンジョンRPG第2弾。本作のストーリーとしては、紅魔の里で魔王軍幹部のシルビアと戦った後の物語になっているようでした。ちなみにメインストーリーはフルボイスとなっています。
そんなところで、ゲームを始めてすぐに訪れたのは、カズマが国家転覆罪を適用されそうになっているところでした。
国家転覆罪を適用されそうになる原因となったのが、屋敷の地下で見つかった古代の遺産の調査という依頼。詳細は不明ながらカズマを指名しての依頼で報酬も高額ということもあって、引き受けることになります。
調査には、カズマたちのほかにゆんゆんやクリスなどのおなじみのメンバーも同行します。
そして調査中にアクアが余計なことをしたせいで、レベルドレインの呪いが発動してしまいます。
ゲームとして、キャラクターの強さに関わるレベルなどの概念をどうするのかと思っていましたが、レベルドレインの呪いで全員をレベル1にしてしまうのは大胆です。が、これが、違和感のない始まりに大きな役割を買っていますね。ストーリー中で説明も兼ねているので、分かりやすくもあります。
そして、めぐみんが爆裂魔法で呪いの原因である異物を壊し、その影響が広範囲に及んだことで、カズマが国家転覆罪を適用されて死刑になってしまいそうになったということのようです。
ですが、古代遺物の修理することを条件にカズマは釈放され、修理の素材を集めるためにさまざまなダンジョンへ赴くことになります。
随所にミツルギの名前を間違えるやりとりなどもあるので、真面目な話をしているはずだったのに思わず笑ってしまうようなところも用意されています。『このすば』らしい始まり方や展開で今後どのような展開が待っているか非常に気になりますね。
キャラクターの個性を生かしてダンジョン探索
レベルドレインの呪いで全員のレベルが1になってしまったカズマたちは、賠償金の支払いのために装備品を質にいれることにもなってしまい、レベルも1、装備も初心者用でダンジョン探索を始めることになります。
本作では、5人でパーティーを編成して、ダンジョンに挑戦して、ボスを倒したりといった目的を達成することでストーリーが進んでいきます。ストーリーを進めるために挑戦するダンジョンは、3Dで作られており、前後左右を自由に進んで探索するという形になっています。
いくつかのマップが連なっているようなダンジョンも用意されていて、一度の探索が長くなってしまうこともあり、準備をしっかり行っていないと敵にやられてしまうこともあったので、しっかり楽しめるような難易度になっているように思えます。
一度、ダンジョンに到達してしまえば、次回以降はそこに訪れるまでに通ったダンジョンをすべてショートカットできる便利な機能も用意されています。ひとまず目的のダンジョンへ到達することを目標にして到達したらすぐに脱出。準備を整えてから探索を開始するといったこともできるので、プレイしやすくもなっています。
また、戦闘はランダムエンカウントとなっており、探索中にランダムで敵との戦闘が発生します。戦闘は、キャラクターの素早さによって行動順が決定されるアクティブバトルを採用。
状況に応じて、すぐに倒せそうな敵から攻撃したり、強力な攻撃がきそうなタイミングで防御したりといった行動を臨機応変に対応しながら戦う必要があります。
また、アクアの花鳥風月やめぐみんの爆裂魔法といったそのキャラクターを代表するような一部のスキルは、キャラクターのカットインが入るような派手な演出が用意されているので、どんなスキルが用意されているのか、どんな演出になるのかに注目しながらプレイしてみたくなってしまいます。
育成の自由度も高めでキャラクターの特徴やスキルが原作再現
ダンジョン探索は5人でパーティーを編成して挑戦することになりますが、カズマやアクアたちだけではなく、ゆんゆんやクリスなどのキャラクターを編成することができます。また、本作からダスト、リーン、ふにふら、あるえなども新たに編成できるようになっているので、キャラクター編成の幅は広め。
キャラクターごとに能力が違うのは当然ながら、原作でアクアがアンデッドに執拗に狙われたり、めぐみんが爆裂魔法を撃つと倒れてしまったり、ダクネスは攻撃がまったく当たらなかったりといったさまざまな特徴が本作で再現されています。
さらに、戦闘で敵を倒すと経験値が貯まりキャラクターがレベルアップするというRPG的な要素が用意されていますが、スキルはレベルアップ時に獲得できるポイントを使用して手動で選ぶ必要があります。
原作でも、自分で習得するスキルを決めているような描写があるので、キャラクターの特徴やスキル習得がちゃんと原作再現されていますね。
どのキャラクターも原作通りの職業になっていますが、カズマはオールラウンダーな冒険者らしくさまざまな職業に転職可能で、器用に活躍します。
転職するにはその職業のレベルが20以上であることが必要ですが、その職業で覚えたスキルはほかの職業に転職しても使用することができます。さまざまな職業に転職すればするほど使用できるスキルを増やすことができるというわけですね。
ストーリーは原作の雰囲気を踏襲しながら、新しい物語が楽しめるようになっていて、さらにキャラクターの特徴やスキルの習得といった要素が原作再現されており、ファンなら思わずニヤッとしてしまうような要素がちりばめられています。
ゲームとしても、簡単すぎず難しすぎない程よい難易度でやりごたえもある作品。随所にプレイする上で便利な機能などが用意されているので、『このすば』に詳しくない方でも楽しめるようになっています。
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