信頼と裏切りのはてに――VTuberが繰り広げる濃厚なドラマと戦いが楽しめる“Vtuberバトルロワイアル2”がおもしろすぎた
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11月3日、VTuber・天開司さんが主催する“#Vtuberバトルロワイアル2”が開催されました。
Vtuberバトルロワイアルとは?
今回で2回目となるこの企画について簡単に説明しましょう。総勢11名のVTuberが『Minecraft』内に作られたとある街(664㎡)を舞台に、5日間(ゲーム内時間)を戦い抜き、勝者を決めるというものです。
街は16のエリアに分かれており、2日目から1日あたり4つのエリアが侵入禁止エリアに指定されていきます。侵入禁止エリアに入るった参加者は、首の爆弾が爆発し死亡。
また、街の中にはいたるところに緑色のチェストボックスがあり、この中には武器・弾薬・食料などこのゲームを生き抜くために必須となるアイテムが入っています。
参加者は以下の通り
・出席番号1番 あっくん大魔王さん
・出席番号2番 神楽めあさん
・出席番号3番 叶さん
・出席番号4番 葛葉さん
・出席番号5番 椎名唯華さん
・出席番号6番 電脳少女シロさん
・出席番号7番 猫宮ひなたさん
・出席番号8番 ピーナッツくん
・出席番号9番 舞元啓介さん
・出席番号10番 魔界ノりりむさん
・転校生(シークレット)1名
信頼と裏切り――Vtuberバトルロワイアルは思いもよらないドラマが魅力
武器を持った11名のプレイヤーが武器で戦っていく……これだけ聞くと、ただのバトルロイアルゲームだと思うでしょうが、大きな違いは“参加者同士の会話が可能であり、徒党を組むことも可である”こと。
叶さんは言います。「このゲームの攻略法は仲間を作ることです」
そして葛葉さんはこう言います。「このゲームで勝ち残ることは誰も信じないことです」
一見正反対の言葉ですが、2人が言うことは真実と言っていいでしょう。
最終的には1人の勝者を決めることになるこのゲームですが、1対1同士の戦いでは、消耗したところを別の参加者に襲われる、いわゆる“漁夫の利”が発生してしまいます。そのため、効率よく勝ちあがっていくためのテクニックとして仲間を作るのは、非常に有効な攻略法です。
しかし、その仲間は最後まで信じられるのか? その答えはNOです。このゲームのルール上、勝つためにはどこかで仲間を裏切る必要があるのです。
チームを巡る信頼と裏切り……ここにとても魅力的かつ思いもよらないドラマが発生するわけです。
11人のドラマをそれぞれの目線で楽しめる
さらに“Vtuberバトルロワイアル”の大きな魅力がもうひとつあります。それは、“参加者それぞれの目線でこの熱いドラマを楽しめる”ことでしょう。この企画では、天開さんが配信する主催者目線での映像だけでなく、参加者それぞれが配信を行っています。
天開司さんの配信枠(主催者目線)
ゲーム全体の流れを俯瞰(ふかん)で見ていくのにはもっともいいのは主催者目線でしょう。そのうえで、各自の目線でゲームを追っていくと、そのVTuberがあの場面でどう考え、あんな行動をしたのかを筋立てて理解することができます。
筆者は、配信当時はピーナッツくんの配信をメインで見つつ、天開さんの配信で本編の流れを追っていく形で見ていましたが……いろいろな意味で予想外すぎる展開があり、最後まで飽きることなく見ることができました。まさかあんな予想だにしないギミックがこのゲームに仕込まれていたとは……。
ピーナッツくんの配信枠
主催者目線でゲーム全体を楽しむもよし、お気に入りの参加者の視点でドラマを追っていくのもよし。全体で考えると非常に長い時間楽しめるコンテンツとなっていますので、お休みや秋の夜長にじっくり楽しんでみてはいかがでしょうか?
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