【先行公開】『シャドバ』エルフ新LE“ベネディクションエルフ”は複数体消滅を狙える強力な盤面処理役

　サイゲームスが配信するiOS/Android/PC用デジタルTCG『Shadowverse（シャドウバース）』で、11月21日に第26弾カードパック“Celestial Dragonblade / 天示す竜剣”のアディショナルカードが追加されます。

　本記事では追加されるカードから、エルフのレジェンド“ベネディクションエルフ”とネメシスのゴールドレア“アニマルパペッター”の2枚のカードを紹介します。

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ベネディクションエルフ

消滅で盤面に干渉する中継ぎ役

　ターン終了時に相手の場のフォロワーを消滅させるフォロワー。

　最速でプレイできる4ターン目は、先攻なら相手の場には体力2以下のフォロワーしかいないことが十分にあり得る範囲。プレイするだけで、ほぼすべての相手フォロワーの消滅が見込めます。

　一方、後攻の場合は4ターン目に相手の場に体力3以上のフォロワーがいることはしばしばありますが、このフォロワーは進化時に自分のリーダーの体力を回復できます。そのため体力6以下の相手フォロワーを消滅させる条件も無理なく狙えるでしょう。

　このように“ベネディクションエルフ”は4ターン目の場を有利に傾けやすいフォロワー。直接的な勝利にはつながらない代わりに場に大きく干渉する性質は、とくに後攻での活躍が期待できそうです。

　ただ、アディショナル前のエルフは一度減らされたリーダーの体力を回復する手段は少な目。“ベネディクションエルフ”をフルに活用するなら、【守護】フォロワーを多く採用したリーサルターンが遅めのデッキになるでしょう。

アニマルパペッター

■アニマルパペッターの能力で場に出る“ターミネイトマシンベア”の概要（一部抜粋）

攻撃力/体力
6/6（能力で場に出た場合は－5/－5されるため1/1）
能力
【突進】
自分の機械・フォロワーか自然・フォロワーが攻撃するとき、自分のPPを1回復。
自分のターン終了時、自分の残りPPが1以上なら、ランダムな相手のフォロワー1体に5ダメージ。3以上なら、さらに、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに3ダメージ。

ネメシスにPPを余らせる時代が復活!?

　【ファンファーレ】能力で1/1の“ターミネイトマシンベア”を場に出すフォロワー。

　3PPで2/2と1/1のフォロワーが並ぶだけでは力不足なので、主に1PP以上残る状況でプレイして“ターミネイトマシンベア”の能力を利用する形がよさそうです。

　残り1PP以上でフォロワーに5ダメージ、3PP以上ならさらにリーダーを含めた相手全体に3ダメージという性能は“機械ネメシス”全盛期から時間がたった今でも十分過ぎるもの。PPを残しつつプレイできれば相手フォロワーの処理に活躍してくれるでしょう。

　小型のフォロワーが並ぶ環境よりも、ややスタッツの大きなフォロワーの処理に適しているので、環境次第で有用性が大きく変わってくることも。

　なお、自分の機械・フォロワーか自然・フォロワーが攻撃するとき、自分のPPを1回復”する能力は、発揮する機会が少ないものの相手の“導く鐘・ベルエンジェル”などの攻撃力0のフォロワーを“ターミネイトマシンベア”で攻撃した際に発動可能。

　3PPで“アニマルパペッター”をプレイしつつ“ランダムな相手のフォロワー1体に5ダメージ”の効果を発動させるなど、ピンポイントで役に立つケースがありそうですね。

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