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自分で譜面を制作!? 演奏サウンドを自分好みに!? 新作音ゲー『MUSIC DIVER』のモードを紹介

ハチ
公開日時

 タイトーより12月1日(木)に、全国のゲームセンターで稼働予定の新作アーケードゲーム『MUSIC DIVER』。楽曲に合わせて出現するノーツをタイミングよく叩くリズムアクションです。プレイ音を自分好みにカスタムできたり、譜面を自分で作れたり、従来の音楽ゲームにはなかったアレンジプレイを楽しめることが特徴。

 今回、ゲームの稼働前に実際に試遊することができたので、そこで分かった内容、ゲームモードなど、『MUSIC DIVER』の魅力をご紹介します!

  • ▲筐体のイメージCG。モニターの盤面上には、黒いゴム製の円形のエッジデバイスが配置された構造になっている。
  • ▲ナビゲーターのレイラさん。声は加隈亜衣さんが担当。

 『MUSIC DIVER』は楽曲に合わせて出現するノーツをタイミングよく叩く音楽ゲーム。モニター上で円を4分割したスクリーンと、そのスクリーンを囲む4つのエッジデバイスの合計8カ所をスティックで叩くことで行います。スクリーン(モニター)をスティックで叩いても問題ないのです!

 ノーツはスクリーン真ん中からエッジへ向かって放射状に動き、スクリーンとエッジの間の判定ラインに達したときに叩くと入力成功! 成功すると、曲に合ったプレイ音が鳴りスコアを獲得していく、という感じです。

 上記は、公式のチュートリアル動画。これを見れば一目瞭然!

  • ▲筐体の実物。ゲームセンターなどの暗い場所では、このような紫系の雰囲気になる。
  • ▲筐体に備え付けられた2本のスティックを使って、スクリーンやエッジを叩くことでリズムを奏でていく。
  • ▲プレイ中はこんな感じ。スティックでスクリーンやエッジデバイスを叩く。

『MUSICDIVER』収録曲も判明!!

 現在公開されているゲーム稼働時に収録されている曲は以下になります。40曲が公開となっていますが、稼働時には50曲が収録されるとのこと。残り10曲が気になるところです。

ジャンル曲名アーティスト名(敬称略)
EDMHopeTobu
EDMStarry Sky(2021 Remaster)CAPSULE
EDMWatch Mebanvox
Kawaii EDMCallingHoneyComeBear
Kawaii EDMGirlfriendPure 100% & KOTONOHOUSE
Kawaii EDMLove YaPure 100%
Kawaii EDMMirrorHoneyComeBear
Kawaii EDMPRESS START!KOTONOHOUSE
Kawaii EDMSignal (feat.such)rejection
Kawaii EDMSnailchan AdvantureSnail's House
Kawaii EDMWave (feat. 藍月なくる) Mameyudoufu
Kawaii EDMインドア系ならトラックメイカーyunomi & nicamoq
Anime/POPonly my railgunfripSide
Anime/POP君の知らない物語supercell
Anime/POPシュガーソングとビターステップUNISON SQUARE GARDEN
Anime/POP新時代(ウタfrom ONE PIECE FILM RED)Ado
Anime/POP春泥棒ヨルシカ
Anime/POPなにやってもうまくいかないmeiyo
Anime/POP夜に駆けるYOASOBI
VarietyBad Apple!! feat. nomicoMasayoshi Minoshima
VarietyFREEDOM DiVE↓xi
VirtualKINGKanaria
VirtualTell Your Worldlivetune
Varietyukigumoヒゲドライバー
VirtualヴァンパイアDeco*27
Virtualヴィランてにをは
Virtual神っぽいなピノキオピー
Virtualグッバイ宣言Chinozo
Variety最終鬼畜妹フランドール・Sビートまりお
Virtualシャルルバルーン
Virtual千本桜黒うさP
Virtualダンスロボットダンスナユタン星人
Varietyチルノのパーフェクトさんすう教室ARM (IOSYS)
Varietyナイト・オブ・ナイツビートまりお
OriginalCardiac Star DiverCOSIO
OriginalCyber CypherKOTONOHOUSE
OriginalMUSIC DIVE!!レイラ(cv.加隈亜衣) with MASAKI(ZUNTATA)
OriginalQualia Crystalxi
OriginalshrinkShohei Tsuchiya(ZUNTATA)
Original薔薔薔薇薔薇薔薔薇ヒゲドライバー join.天満ニア

 ここからは、今回の試遊プレイで判明したゲームモードを紹介していきます。

自分好みの楽器音で音楽を奏でよう!「サウンドチェンジ機能」

 『MUSICDIVER』は、プレイ音を自分好みに設定できる“サウンドチェンジ機能”を搭載。トランペットやピアノ、キック、タイトーならではのスペースインベーダーのゲーム音など、さまざまな「音」に変更できます。

 自分の好きな音の組み合わせで、曲をプレイすることが他にはない楽しみ方の1つ。“サウンドチェンジ機能”は1曲ごとに選択できるので、自分の奏でたい音楽のイメージに合わせて「音」を選べます。

 なお、“サウンドチェンジ機能”で使用できる楽器などの音はショップで購入することによって増えていきます。同じ楽曲でも「音」次第でイメージが変化するのが楽しいです。組み合わせは無数! 『MUSIC DIVER』の世界は広がります!!

  • ▲画像からは、ピチカート、Pluck1、ピアノ、エレクトリックピアノ、マリンバなどの音が読み取れる。全部でいくつくらいの音種があるのだろうか。
  • ▲設定前の状態。メロディもリズムもOFFの状態になっている。
  • ▲設定後。メロディはピアノ、リズムはロックドラムに。
  • ▲実際に演奏すると、選んだ楽器によって叩いた時のエフェクトも変化する。

譜面を自分好みにクリエイトして楽しもう! 目指すは、神譜面師!!

 『MUSICDIVER』には、収録楽曲のプレイ音やノーツのタイミングなどを自分好みに設定し、自分だけのオリジナル譜面(アナザーノーツ)をクリエイトできる“クリエイトダイブ”が搭載されています。

 “クリエイトダイブ”は楽曲のすべてではなく、譜面の1部分のアレンジでもOKなので、初心者でも気軽にチャレンジできます。

 基本は曲に合わせてスクリーンやエッジデバイスを叩いて譜面を作っていきます。また、ノーツの場所の微調整などを8分や16分に合わせて自動で調整してくれる機能も備えていました。

 作った譜面(アナザーノーツ)をアップロードすることで他プレイヤーにプレイしてもらうことも可能。ただし、自分でクリアできた譜面でないとアップロードはできないとのこと。

 他プレイヤーが作った譜面(アナザーノーツ)で遊びたい場合は、モバイルサイトでダウンロードするとプレイリストに追加され演奏できるようになります。なお、本機能は稼働時にはまだ実装されておらず、稼働後のアップデートで実装予定です。

  • ▲自分の好きな譜面を叩いていく「レコーディング」が終わると、実際に叩いた譜面を確認する画面に。ここで微調整などを行える。演奏だけで満足できなくなったらぜひ譜面作成を。

  • ▲“クリエイトダイブ”は時間制。コインを投入すると一定の時間を買えるので(いわゆるGP制に近いもの)、その時間中は好きなだけクリエイトできる。

友だちと気軽に楽しめる“バトルダイブ”

 2人でスコアを競い合う“バトルダイブ”を搭載。曲ごとにスコアで競い合い、3曲中2曲のスコアが高かったプレイヤーの勝利となります。

 スクリーンにそれぞれのプレイヤーのゲージが表示されており、スコアによってゲージがせめぎ合う演出で、なんとなく優劣がわかります。展開次第では、最後まで勝負がわからないわくわく感を楽しめます。

 こちらのモードは、通信対戦には対応していないとのこと。ネットのガチ対戦というよりは、リアル友だちと一緒に盛り上がろうというスタンスのようです。

  • ▲プレイヤーごとに難易度選択が可能なので、実力差があっても一緒に遊べます!

腕をたくさん動かして音楽を奏でるのって楽しい〜!!

 さて、ゲームについての説明をしてきましたが、稼働開始が迫る『MUSIC DIVER』を少しお先にプレイできたので、実際にプレイしてどうだったのか……、その所感をまとめてみました。

 私は普段「音楽ゲームをやり込む」というレベルではないのですが、スティックを持つとテンションが上がりますね! スティックにはヒモなどが付いて筐体に固定されていないので、自由に身体が動かせるのも嬉しいポイントでした。

 さっそく楽曲を選んでいると誰もが知っているJ-popやアニソン、ボーカロイド、オリジナルとたくさんの種類があり、難易度も4種類あるのでそれぞれのプレイヤーが自分のスタイルに合わせて遊べます。ノーツは上から下に動くのではなく、真ん中から外へ流れていくので、音が広がっていくような表現になっていてまさに自分が奏でているような気分に!

 “サウンドチェンジ”で音色も選べるので、同じ曲でもいろいろなイメージで遊べるのが最高。すごく雰囲気が変わりますよ。スクリーンは大きめなので腕を思い切り動かしながらゲームを楽しむことができて、3曲終わる頃には汗ばんでいるほどでした。腕にいい筋肉がつきそうです(笑)。

 そして、私が1番興味をそそられたのは“クリエイトダイブ”。楽器やノーツのタイミングなどを自由に選択して、筐体でオリジナルの譜面を作れるのは、アーケードでは初なのではないでしょうか!?

 操作は楽曲を再生しノーツを入れたい位置でスクリーンを叩くだけなのでとても直感的。これなら普段音楽に馴染みのない私でもできそうです(いい譜面になるかは別として……)! 作った楽曲を公開することでプレイヤー同士で交流できるので『MUSIC DIVER』を通して人の輪が広がっていきそうですね。

 以上、『MUSIC DIVER』の紹介でした。稼働は12月1日(木)なので、ぜひゲームセンターに行ってプレイしてみましょう!

『MUSICDIVER』製品概要

MUSIC DIVER
●ゲーム内容:叩いて音色を奏でる音楽ゲーム
●メーカー:株式会社タイトー
●製品種別:アーケード
●リリース日:2022年12月1日(木)
●プレイ料金:1PLAY 100円
●収録曲:EDM、POP、アニメ、ゲーム 他
●収録楽曲数(稼働開始時):50曲

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